Kimpa Life

Kimpa Life キンパライフ

趣味のDIYを中心に、こだわりのあるシンプルライフを充実させていくブログです。

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簡単にオシャレな空間に!おすすめのブラケットライト

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、最近買ってよかった、おしゃれでレトロなブラケットライトを紹介したいと思います。

どこにでも取り付けられる、かなりレアなアイテムかもしれません!

 

超おしゃれなブラケットライト

こちらが今回購入したブラケットライトです。

商品リンク→ https://amzn.to/49vCdyT

部屋の隅っこにPCデスクを置いて、壁に向かって作業しているとなんとなく暗く感じます。デスクライトも付けていますが、それでも少し暗いです。

そんな時にamazonで見つけたのがこちらのブラケットライトです。ランプシェードの形がとてもオシャレに感じました。

大き過ぎず小さ過ぎずなサイズ感。

金具の部分は真鍮のような色?で、レトロな感じが漂っています。

ツマミの部分で角度調整もできます。

組み立ても簡単で、本体とシェードをこちらのパーツで固定するだけです。

組み立てるとこんな感じです。

ライトは壁から17cmくらい飛び出ます。

そしてなんと言ってもこのライトの一番のポイントが、コンセントに差して使えるところです。

電気工事が不要なんです。

スイッチが付いているのでON/OFFも簡単にできます。

ブラケットライトの取り付け方

取り付け方も簡単で、壁掛けフックが同梱されているので、まずこれを壁に打ち付けます。

そこにブラケットライトを引っ掛けるだけ。超簡単。

電源コードが気になる場合は、

ポスターなどで隠してしまえば完璧です。

LED電球に対応しているので、E26口金のLED電球をセットすればご覧の通り。一気におしゃれな空間になります。

LED電球は電球色にするとオレンジ色の光で雰囲気も良くなるのでオススメです。

商品リンク→ https://amzn.to/3vVjGxU

シェードの効果で机をしっかりと照らしてくれます。天井に光は行きません。

デスクにもう少しあかりが欲しいかも!そう思っている方にはこのブラケットライトは非常にオススメです。

アトリエキンパラでした。

【DIY】驚きの収納力!大型のキッチンストッカーを作ったよ。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、冷蔵庫の横に設置する大きなキッチンストッカーを作ってみました。

キッチン周りの増えていくアイテムも、これさえあればバッチリ収納できます。

大型のキッチンストッカー

こちらが今回製作したキッチンストッカーです。

幅750mm×奥行き600mm×高さ1800mmで、かなりの大きさになります。

キッチンストッカーで検索すると色々ヒットしますが、奥行きが400mmくらいのものが多いです。

高さは冷蔵庫の高さと同じにして、横のラインを合わせるようにしました。

最近のお宅にはパントリーが標準で備わっている印象ですが、昔ながらのお宅にはパントリーがないので、キッチンストッカーでかなりの収納力を生み出せます。

扉は観音開き

扉は上下で分かれている、4枚の観音開きにしました。

左右で分かれた縦長2枚の観音開きでも良いんですが、こちらの方が気軽に開け閉めできると思います。

重いものの収納に便利な引き出し付き

最下段にはスライドレール式の引き出しをつけました。

商品リンクhttps://amzn.to/3uS0zVd

ここには特に重いものが入るので、引き出しにすることで取り出しやすくしました。

作るときに注意するのが、扉のスライド蝶番に干渉しないことです。

幅いっぱいで引き出しを作ってしまうと扉にぶつかって引き出せなくなってしまいます。

棚は可動式

棚板は上下で6枚作りました。

これだけ大きな収納になると、棚板の枚数も増えていきます。

棚板は樹脂製の棚ダボで簡単に稼働できるようにしました。

商品リンクhttps://amzn.to/3P7fKRj

スライド蝶番はキャッチ+ダンパー

扉一枚に対して2つのスライド蝶番を使いますが、上下で種類が異なり、上はキャッチ付き、下はダンパー付きを使いました。

この丁番はWAKIさんの商品ですが、ゆっくり閉まるダンパーとピッタリ閉まるキャッチの組み合わせが相性が良いそうで、おすすめのセットとして販売されています。知らなかったー。

商品リンクhttps://amzn.to/3T4idND

確かに扉の開け閉めがしやすい気がします。

ツマミには丸型のシルバーのツマミを選びました。

商品リンクhttps://amzn.to/49Bl47H

上下に重ねて組み立て

高さが1800mmもあるので、上下で分割できるようにして、納品の際にはネジとナットで合体できます。

一人で作っているので、大型家具の製作は肉体労働。

本体の塗装はブラックブラウン

扉には、たまたまホームセンターで販売していた化粧板を使いましたが、本体は大きすぎて使うことができなかったので、本体はラワンランバーコアを使っています。

塗装はなるべく化粧板のブラックに合わせようと思い、カンペハピオのブラックブラウンのつやありにしました。

流石にピッタリというわけにはいきませんでしたが、普通のブラックよりも馴染んだ気がします。

こうやって比べてみると、扉は少しマット系ですが、手垢の目立ちにくさも考えて、側面はツヤありにしました。

まとめ

ということで今回は、大型のキッチンストッカーを作りました。

やはりこのクラスになると取り回しが聞かなくて作るのも一苦労です。。

でも納品した時に喜んでもらえたので作った甲斐がありました。

今度はもう少し小さいサイズの何かを作ろうw

アトリエキンパラでした。

おしゃれインテリアの極み!リビングボードを作ってみた

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、落ち着きのあるヒノキのリビングボードを製作させていただきました。

 

リビングボードの製作

リビングに置くからリビングボードなのかな。他にはサイドボードと言ったり、キャビネットと言ったりもします。

サイズは、幅1130mm×奥行き310mm×高さ845mmで依頼された場所のスペースで設計して作りました。

天板+箱物+脚というシンプルなリビングボードのデザインにしてみました。

左側の上から3段目までは、レール無し同サイズの引き出しにしました。

材料にはホームセンターのヒノキを使っている関係で、幅広の材料が無いため、表面板は全て2枚の板を繋ぎ合わせて作りました。

中の材料には桐材を使っています。

ブライワックスを引き出しの下に塗ることで、滑りも滑らかになりますよ。

商品リンクhttps://amzn.to/3SEaXJa

最下段は少し深さのあるレール付きの引き出しにして、高さのあるものが収納できるようにしました。

実はこの裏側だけ背板を切り抜いてあり、設置場所のコンセントが塞がらないように工夫しました。そのためこの引き出しだけ奥行きを少し縮めました。

取手もオリジナルで作りました。

最初は引き出しの前板下に溝を掘って、指の引っかかりをつけようと思いましたが、デザイン的に少しのっぺりしてしまうので、この形で作ってみました。

右側の最上段は左側と同じレール無しの引き出しを作りました。

そしてその下には扉を取り付けて、中が自由に使えるスペースにしてみました。可動式の棚板も一つ付いています。

この扉のデザインも悩みましたが、バランスを考えて他と同じ一枚板風の扉にしました。

この構造の場合、湿気による反りが気になるので、反りどめも付けてみました。

真ん中にも左右と同じサイズの引き出しを2個、、、と思うじゃないですか?

実は2つの引き出しが合体した、大きめのレール付きの引き出しなんです。真ん中の溝はフェイクです。

元々A4サイズを収納したいという要望があり、どうしても奥行きが取れない事情で引き出しを合体して、このような形でA4が横に入るように工夫してみました。

真ん中は見える収納にしました。ここも可変式の棚板を作ったので自由度が高いです。

塗装は、水性ウレタンニスの艶消しエボニーで深みのある落ち着いた色にしました。ウォールナット色だともう少し明るい感じになりそうです。

商品リンクhttps://amzn.to/42mslFv

まとめ

完成したものを見て、依頼主はとても喜んでくれました。部屋の内装の雰囲気にもぴったりだったので一安心です。

これを製作するのにもなかなかこだわってしまい、1ヶ月くらい(主に土日)かかってしまいました。

今度作るときはもっと効率よく作りたいところですが、、同じものは2度と無いので大変です。そこが一番のDIYの醍醐味かもしれません。

次回もお楽しみに。

アトリエキンパラでした。

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【DIY】おしゃれなヘアサロンにぴったりなアンティーク風ブックシェルフを作ってみた。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、ヘアサロンを営む友人の依頼でブックシェルフを作りました。依頼内容としては、シンプルで飽きのこないようなデザインが希望でした。

お気に入りのサイトの家具が理想的だということで、今回はそちらを参考に製作してみました。ヴィンテージ・アンティーク家具はカッコいいですね。形は割とシンプルな物が多く、色も落ち着いていて僕も好きです。↓

デンマーク ヴィンテージ チークブックシェルフ03(ウッドオイル仕上)rowan-antiques.com

参考にしたズバリの家具はこちらです↑

一見シンプルで、カラーボックスを横にしたような感じと思う方もいるかもしれませんが、これを限りなく再現しようとするとかなりの技術がいります。

四隅の加工が斜めになっているところや脚が斜めになっているところ。。難しそうですが僕なりにアレンジしたものでOKということなので、自分の作りやすい形で作らせていただきました。

大きな板の材料が必要だったので、今回はラジアタパインの集成材を使用しました。脚も同じ材料で作っています。

背板には綺麗なシナ合板を使いました。

木端の部分には、先にラジアタパインの木端を隠すようにヒノキの角棒を貼り付けてあります。そのままでもよかったんですが、集成材のジョイントが見えてしまうので一手間加えてより綺麗にしてみました。

四隅の加工はスライド丸鋸の斜めカットで再現しました。

こうすることで、木口が完全に見えなくなり見た目がとても綺麗な仕上がりになります。

斜めにカットした部分にはジョイントカッターで斜めに溝を掘り、ビスケットジョイントで接合しました。

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こうしてみると、木口が隠れているだけでカラーボックスとは全く違うおしゃれな感じが最高ですよね。

今回は全体的に角をトリマーで丸くして優しいイメージにしてあります。

アンティーク家具にはチーク材を使ったものが多くありますが、集成材を使っていても塗装次第ではかなりチークのような落ち着いた色を表現できます。実際には本物の深みは出ませんが、材料のコストが半端じゃ無いので。。

今回の塗装は、水性ウレタンニスの艶消しチークを使いました。

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丁寧に少しずつ3、4回塗り重ねたので、綺麗に仕上がりました。

脚は丸棒タイプの脚が作れないので、ストレートの脚を作りました。ただストレートでは面白くないので、先を少し細くして上品な感じに仕上げてみました。

先を細くしたので、見た目的に少し斜めの脚に見えるという効果が、あったりなかったり。

棚板は可変式が良いということで、ダボ穴を開けて可変できるようにしました。棚板は、使っているうちに反ってこないように裏の見えない部分に角材を取り付けて強度アップしてあります。

こちらが友人のヘアサロンに無事納品され、設置した写真です。運送屋さんに感謝。

友人はとてもセンスがあり、おしゃれな人なので、お店の内装もシンプルおしゃれ系です。なので、今回の家具がとてもピッタリで一安心。

これはその友人に撮ってもらった写真なのですが、撮り方もおしゃれ。何より、少ししか物をディスプレイしないというところがまた、わかっていらっしゃる。。

ということで今回は、友人のためにシンプルなブックシェルフを作りました。

依頼される家具に同じものは一つとして無いので、毎回新鮮な気持ちで丁寧に作っています。自分の作れるものしか作れませんが、本当に喜んでくれたのでこちらも幸せです。

またのご依頼お待ちしています。

アトリエキンパラでした。

【DIY】オープンシェルフ幅2600mmのキッチンカウンター収納を作ってみた!

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、キッチンカウンター下の収納を作りました。オープンシェルフと検索するといっぱい出てくると思います。

スペースは2600mmもあるので、このサイズはオーダーでもしない限りなかなか無いと思うので、ぜひ参考にして作ってみてください。

今回の動画

動画でご覧になりたい方はこちらをご覧ください!


www.youtube.com

オープンシェルフの作り方

今回使用した材料は、ホームセンターで購入したラジアタパイン集成材の18mmです。

似たような材料で、ファルカタ集成材という物がありますが、かなり柔らかい素材で、桐(きり)に似た素材なので、棚板に使うには弱すぎます。

なので今回は、安定のパイン材を使います。パインも柔らかいですが、ファルカタほどではありません。

最初に図面を引いて、寸法を確認したら材料ごとにカットしていきます。

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いつものようにテーブルソーで縦ギリ。

こういった長い材料をカットしていると、カットした面が徐々に狭まっていく症状が現れます。少しですが湾曲していってしまいます。

フェンスはちゃんと真っ直ぐなのになぜだろうと思いますが、柔らかい木の性質上、すぐに変形してしまうみたいです。。熱が加わるから?

製作には、ほぼ問題ありません。

今回作ったオープンシェルフはかなり大きいので、二つに分けて作りました。

左側は格子の形、右側は他の家具に少し埋もれてしまうので、仕切りを減らしたものにしました。

奥行きは160mmしかないので、不安定と言えば不安定ですが、壁に密着させて使うので大丈夫です。

棚板もカット。

図面さえしっかり書いておけば、最初に材料を全部カットできます。間違っていたら、悲惨です。

ビスケットジョインター

今回の組み立て方法はビスケットジョイントです。

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幅が60mmくらいあればビスケットの#0が使えます。

家の内装の巾木を避けるために、土台の部分を作りました。

ビスケットジョイントを使うときに失敗しやすいのが溝の掘り間違いです。

同じところに何度も開けていくので、失敗は少ないと思いますが、念の為に全ての材料に印をつけていきます。

MDFの5mmくらいの板をガイドにして溝を掘っていきます。これがあるだけで安定して加工することができます。

ビスケットを開ける作業はなかなか面白いです。簡単に開くので。

組み立てた後に見えなくなる部分にはポケットホールを開けておきます。

組み立て

組む前にはランダムオービットサンダーでサンディングをします。

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組んでからだと少しやりずらいので、先にやっておきます。

格子の形に組むのにどこから組んだら良いのか迷います。

小さなものならクランプが届くので一気に組めますが、これだけ大きいと少しずつ組む必要があります。

とりあえず中央付近から組み立ました。

ビスケットで組むことで場所がしっかり決まるので、ズレる心配が軽減されます。

隠れる部分はビスで止めて、強度を出します。

最後に天板を組み立ます。

隙間ができないようにクランプでしっかりと締め付けます。

2個目の方も同じ容量で組み立ました。 

できたものをひっくり返して、作っておいた土台を固定します。

オープンシェルフには背板が無いので、天板のすぐ下に横板を取り付けて強度を出しました。

左側の完成。

こちらが右側。

塗装

今回使用した塗料は、ワトコオイルのダークウォールナットです。

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手っ取り早く塗装できるので、毎回使っています。色も落ち着いた感じで、雰囲気もいい感じです。

棚板や天板の部分は、ワトコオイルを塗っただけだと少し毛羽立つ感じ?になるので、水性ウレタンニスを塗ってツルッとした仕上がりにします。

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汚れて水拭きしたい時に、引っかかることなく拭き取りができます。

誰でも綺麗に塗れるポイントとしては、ニス用の刷毛を使うことです。

ニス用の刷毛はナイロン製で普通の刷毛よりもスムーズに塗ることができます。

オープンシェルフの完成

乾いたら完成です。

離れたところから見て仕切りが歪んでいない、ということはしっかり綺麗にできたということです。

右側も綺麗に出来上がりました。

2つに分けて作ったことで、搬入作業も楽ちんです。

無事にキッチンカウンターの下に収まりました。

2つがずれないように、棚板の裏の見えないところに開けておいたポケットホールで固定しました。

ということで今回は、キッチンカウンター下のオープンシェルフを作りました。

内寸ぴったりに作ったことで、最初からそこにあるかのような、作り付けの家具のような感じでとても馴染んでくれました。

スペースが空いていたらぜひ作ってみてください。

アトリエキンパラでした。

今回の動画


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【DIY】ベッドサイドにあると便利!ナイトテーブルを作ったよ。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、ベッドサイドにちょっとあると便利な、ナイトテーブルを作ってみました。

ベッドサイドにあると便利!オシャレなナイトテーブル

みなさんは、ベッドの横にナイトテーブルを置いていますか?

ナイトテーブルがあると、スマホを充電したり、本を置いたり、ランプを置いたり、テレビのリモコンを置いたり、、ちょっと置けるスペースがあるだけでかなり便利に使えるんですよね。

材料にはヒノキを使いました。

サイズは、(幅)340mm × (高さ)500mm × (奥行き)340mm です。

上から見ると真四角の形にしてみました。下の部分は、実は引き出しになっているんです。取手は無くして、底の部分に溝が掘ってあり、そこに指を引っ掛けて開閉できます。

見た目の構造は至ってシンプルですが、壁のコンセントを避けるために引き出し部分を下に持ってきました。

今回使用した塗料は、ワシンの水性ウレタンニスツヤありチークを使いました。

商品リンクhttps://amzn.to/3UgA5Hc

やっぱりこの色はカッコいいです。この色で塗装すれば高級感が出ます。だからちょっとお高く見えるかも。

元々チークは高級材料なので、ヒノキで再現できちゃうのはすごいです。(本物とは全く違いますが雰囲気最高。)

定番のワトコオイルを塗っても、これだけ深みのある色は出ません。

ウレタンの塗膜がいい味出しているんだと思います。

ちなみにこれでも3回以上重ね塗りをしたので、深みがかなり増しています。手間はその分掛かっています。

引き出しの部分は、ローラータイプのスライドレールを使っているので、重いものが入ったとしても、簡単な力で開け閉め可能です。

商品リンクhttps://amzn.to/42oocRj

横になりながらの開け閉めも可能ですw

実はこれ、同じものをもう一つ作ったんです。

ダブルベッドに置くので、両サイドにあればかなり便利に使えると思います。

実際に設置するとこんな感じにきれいに治りました。

色は、どちらかというベッドよりも床の色に合わせた感じです。

ナイトテーブル自体の高さもベッドのマットレスの高さに合わせたので、頭や腕がぶつかったりする心配もないと思います。

世界に二つしかないナイトテーブルに、依頼主もとても喜んでくれました。

まとめ

これは自分のも欲しい!依頼された家具を作ると、たまに自分の物も欲しくなります。そう思えるということは、納得いく家具ができた証だと思います。

自分で使うものとなると、時間がないからなかなか作れないんですよねー。

でもこれ量産して販売とかしてみたら、みんないくらくらいで買ってくれるんだろー?近いうちに販売してみるのもアリかも。

アトリエキンパラでした。

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【DIY】みんな大好き!ヒノキの絵本棚を作ったよ

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、絵本棚を作って欲しいという製作依頼を頂いたので、デザインがとっても可愛い絵本棚を作ってみました。

材料は全てヒノキで作ったので、木の温かみが溢れる絵本棚になりました。

ヒノキのカワイイ絵本棚

サイズは、幅895mm、高さ750mm、奥行き270mmです。

ネットで調べてみると幅600mmくらいの絵本棚が沢山ありました。幅900mmだと少し大きな絵本棚ですね。

今回製作した絵本棚の一番のこだわりは、側板のデザインです。

柔らかい曲線をいろいろと考えて、この形に行きつきました。バランスって本当に難しいんですよね。

構造はシンプルで、上の部分は3段のひな壇にしてあります。

手前は絵本の表紙が見やすいように、前板を極力低くして、こぼれ止め用の丸棒をつけました。

下の部分はスペースを広くとって、絵本だけでなく、おもちゃも収納できるスペースにしました。

下の収納部分には仕切りが欲しかったので、こんな感じのスライドできる取り外し式のブックエンドを考えて作ってみました。

これなら立て掛けた本が簡単に倒れるのを防ぐことができます。

今回使ったオイルは、甘煮油(アマニ油)です。

商品リンクhttps://amzn.to/42jyx19

木目を生かした塗装なので、ヒノキの木目がそのまま感じられる絵本棚になりました。

節の部分はパテで埋めてありますが、穴が空いているところはそのままの状態にしてあります。節があると天板に使うには少し使いずらいですが、絵本棚として使う分にはなんの問題もありません。

むしろ自然な感じでとっても可愛いと思います。

まとめ

お気に入りの絵本が並ぶと、こんなに可愛くディスプレイされます。段差の割合も良さそうです。

仕切りの部分は、、それを引っ張って遊んでしまうそうですw

今回の絵本棚もとっても喜んでくれました。

世界に一つだけのオリジナル絵本棚をこれからも大事に傷つけながら使って欲しいですね。

アトリエキンパラでした。

 

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【DIY】センタースピーカー用ウォールシェルフを作ってみた。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、センタースピーカー用ウォールシェルフを作ってみました。

センタースピーカーとは?

https://www.tbs.co.jp/heritage/1st/feature/fe_0406_3.html

そもそもセンタースピーカーって何?と言いますと、ホームシアターの5.1chサラウンドを作り出すためのスピーカーの一つです。

主にセリフ担当のスピーカーで、テレビの真下に置くのが基本です。

ですが、我が家のテレビはテレビの脚が低く、センタースピーカーをテレビの真下に置くと画面にかぶってしまいます。

ということでテレビの真上に設置して見た目をすっきりさせようと思います。

調べてみたところ、テレビの真上でも問題なく、映像を見たときに違和感がなければ真上に設置しても問題ないそうです。

ベストはテレビの中心らしいですが、そんな事は、、無理です。

センタースピーカー用ウォールシェルフの製作

使用したのは余ったヒノキです。

底板に使う材料には幅の広い材料が欲しかったので、2枚の板をボンドとパイプクランプで貼り合わせて大きな板にしました。

いつもお世話になっているのが、KDSのパイプクランプ。

商品リンクhttps://amzn.to/480nzij

これがあればある程度大きな天板なんかも作れちゃいます。

ボンドが乾くと大きな板の完成です。

こんな大きなサイズはホームセンターでは売っていませんからね。

こちらは側板です。少し丸くして、空気の抜け穴を作りました。

スピーカーの背面を密閉するとあまり良くないらしいです。音がこもるのかも。

組み立てるとこんな感じになります。

側面の丸みがいい感じのデザインになりました。

底板に開けた3つの穴は、配線用とそれから壁面に固定するための穴になります。

インパクトドライバーがちょうど刺さるようになっています。w

水性ウレタンニスで塗装

今回は、ワシンの水性ウレタンニスのつや消しチークで塗りました。

商品リンクhttps://amzn.to/48W1suC

この色なかなか良い色で、落ち着機のある少し高級感を出すにはぴったりなんですよね。

センタースピーカー用ウォールシェルフの完成!

設置するとこんな感じです。

以前に取り付けたウォールシェルフに下からビスで揉んで取り付けました。

チークが良い色しています。テレビと壁面との距離をしっかり測っておいたので、バッチリピッタリサイズです。

センタースピーカーを設置するとこんな感じです。

なるべく存在感を無くしたウォールシェルフにしたかったので、作戦成功です!

これで無事にセンタースピーカーがテレビ画面の邪魔をしなくなりました。

このセンタースピーカーはそこまで重くないので、耐加重は問題ないと思います。

商品リンクhttps://amzn.to/47ZSsU2

まとめ

少しの工夫でリビングのオーディオがおしゃれになった気がします。

これからもリビングのちょっとしたものをDIYでカッコよくしていきたいと思います。

アトリエキンパラでした。

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【DIY】冷蔵庫を作ったよ(おままごと用)

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、製作依頼のおままごと用の冷蔵庫を作りました。

世界に一つだけのおままごと冷蔵庫

デザインはとてもシンプルで、安全面に特にこだわって作ってみました。

サイズは、幅385mm×奥行き300mm×高さ600mmです。

材料には、ラジアタパイン集成材を使っています。

上下の2段に扉をつけ、下段には可動式の棚板もつけました。

本体内側はおもちゃが入るのには十分なスペースだと思います。

扉の内側には、調味料入れ?のような小物入れもつけてみました。

本体に入れるおもちゃによっては、小物入れが邪魔になる可能性があるので、脱着式にしてみました。下段の扉の上か下に簡単に付け替えられるようになっています。

保育園で使うものなので、安全面には特に気を使い、角という角を丸く削りました。

そのおかげで、柔らかくてかわいいデザインになりました。

壊れないように作ったつもりですが、こどもの遊び方は時に乱暴なのでw壊れたら直します。

まとめ

今回のおままごと冷蔵庫は、保育士のいとこから依頼されて製作しました。いとこ曰く、園長先生も、世界に一つだけの冷蔵庫にとても喜んでくれたそうです。

貴重な経験を積ませていただきありがとうございます。

次はキッチンでもお作りいたしましょうか?wご注文お待ちしております。

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【DIY】余った材料と格安フックで帽子&カバンが掛けられるウォールフックを作ってみた。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、余った材料で帽子カバンを掛けられるウォールフックを作ってみました。

手作りウォールフック

フックは、ホームセンターのワゴンセールで購入したものです。

ネジもついて一つ100円くらいでした。安い。

在庫限りなので、同じ色で合わせる事はできませんでしたw

ちなみにこの色は、水性ウレタンニスのチークを使っています。

商品リンクhttps://amzn.to/49gowE3

軽くツヤが出て、売り物みたいに綺麗な仕上がりになります。

木材の下の部分は、トリマーで削って少し飾り付けしました。

使用したのは、段付サジ面ビットです。

商品リンクhttps://amzn.to/42k9B9y

これがあると簡単に装飾がつけられるので便利です。

壁にはビスで固定しました。

壁をコンコンと叩くと硬い部分があるので、その間柱にビスで固定すれば落ちることはありません。

同じものを2個作って、元々あるウォールハンガーと合わせて3段になりました。

簡単ですが、これだけでもかなり整理できるようになりました。

まとめ

たまにはこういった簡単DIYも良いですね。

ガチのほうは、時間がかかってしょうがないw

アトリエキンパラでした。

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【DIY】あいつ、開業するってよ!レジカウンターの製作 パート3

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

前回に引き続き、レジカウンターの製作のパート3です。

今回は塗装前の組み立てまでをご覧ください。

パート2はこちらです↓

www.kimpalife.com

 

レジ収納の製作

レジの収納スペースは、パート1で棚板の製作の時に作ったものです。

その真ん中にダボ穴を開けた仕切り板を固定します。ちなみに仕切り板の先は、切り欠いて、電源コードやLANケーブルなどを左右で行き来できるようにしました。

www.kimpalife.com

仕切り板の材料には、シナランバーコアを使いました。見えるところにはなるべくヒノキを使い、木の温もりが感じられるようにしてあります。

もちろんシナランバーコアの断面は、ヒノキの角材で蓋をしました。

組み立て

いよいよ組み立てです。

レジ収納部分と底板を両側面で挟み込んで固定します。

あらかじめビスケットジョイント用にジョイントカッターで溝を入れているので、プラモデルのように組んでいけます。

商品リンクhttps://amzn.to/48MPDXz

でもビスケットジョイントの溝にも若干の余裕はあるので、ここは慎重に確認しながらボンドで固定していきます。

固定には、パイプクランプを使います。

これはやっぱり優れものなんですが、なぜかわかんないけどゴムパットの跡がつきますw

無事に接着完了した後には、必ず消しゴムかヤスリで跡を消す作業が要ります。

それから、組み立ての時には必ずそこらじゅうにスコヤ曲尺を当てて、しっかり直角を見ます。

商品リンクhttps://amzn.to/48Ydt2E

これは本当に重要で、これでいいと思って固定してしまうと後で治すことができません!時間はかかりますが、綺麗なものを作るには必須です。

天板に穴をあける

レジカウンターの上にはタブレットを置く想定なので、天板に配線用の穴を開けました。

見た目的にも、配線がレジカウンターの外にぶらぶらするのはちょっとどうかなと思ったので、天板に開けた穴から内側を通して床に配線することで、よりスタイリッシュになると思います。

穴の周りは、トリマーで小さめのRをつけておきます。

穴の真下にちょうど板が来るので、そこの部分にも同じ穴を開けて干渉しないようにしました。

アクリル設置用のフレーム

次にアクリル設置用のフレームを取り付けます。

アクリルをはめるのに、どうやったら効率が良いか考えた結果、細い角材を側板に貼り、アクリルを内側からはめて、さらに細い角材でサンドする方法にしました。

これなら万が一アクリルが破損しても取り替えられます。

テーブルソーでヒノキを15mm角にカットします。

固定する前に、下穴を開けて皿もみをしておきます。これでネジの頭が飛び出ません。

商品リンクhttps://amzn.to/3SGt8Ow

木工用ボンドを塗って、ネジで固定します。

クランプで固定してからねじ止めすることで、材料のズレが防げます。

パート4へ続く↓

www.kimpalife.com

【DIY】あいつ、開業するってよ!レジカウンターの製作 パート1

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回製作したのは、ヘアーサロンで使うためのショーケース付きのレジカウンターです。

ヘアーサロンを開業した友人からの製作依頼ということで、気合を入れて作りました!

作っている工程を記事にしたので、レジカウンターを作る参考にしてみてください。

今回の動画


www.youtube.com

アトリエキンパラのYouTubeチャンネルでは、製作の様子を動画でご覧いただけます。

もし良かったら、高評価チャンネル登録よろしくお願いします。

天板の製作

今回製作したレジカウンターの材料には、ほとんどヒノキの板を使いました。

天板にもヒノキを使っています。

もちろん、ヒノキは1枚板ではなく、何枚かをビスケットジョイントで繋いで、一枚の板にします。

商品リンクhttps://amzn.to/482SXfU

ビスケットは、ボンドの水分で膨らむので、かなりしっかりとくっ付きます。乾いてから外そうとしてもびくともしません。

パイプクランプでガッチリと固めていきます。
このパイプクランプは、KDSのパイプクランプです。
オフの店では、時々、クランプフェアをやっているので、その時に買うと本当にお得です。僕は最近、追加で4本セットを購入したので、合計8本所有しています。
そんなに使うの?と思われるかもしれませんが、天板を作っている時に、他の作業もしたい時が必ずあって、そういう時に持っていて良かった〜と思います。

側板の製作

側板はこんな感じに作ります。縦板と横板はヒノキで、広い面はシナランバーコアを使いました。

先に、シナランバーコアに横板を接着します。

それに縦板をくっつけます。

これもビスケットジョイントで組み立てます。

この側板の底には、アジャスタをつけて、高さを調整できるようにします。

この一手間で、使うときのガタつきを無くすことができます。

使うのはこのタイプのアジャスタとナットです。ナットにはネジで取り付けるための穴があるので便利です。

使わなくてもいい時のことも考えて、アジャスタが完全に隠れるくらいの深さにしておきました。

底板の製作

今回のレジカウンターの下段は、ディスプレイスペースにしたかったので、見た目の事を考えて、底板にもヒノキの集成材を使いました。

底板は、天板とほとんど同じサイズなので手間がかかります。

集成材は、時間が経つと湿気によって曲がってしまうので、裏に反りどめをつけました。

後で組み立てるときに側板で挟み込むとはいえ、底板自体のソリは取っておいた方が組み立てがラクです。

底板の後ろ側には、引き戸を入れるための溝をトリマーを使って掘っておきます。

棚板の製作

棚板は、見えない位置にあるので、シナランバーコアを使いました。

木口がそのままだとカッコ悪いので、ヒノキの角材で隠します。

棚板の裏には、底板とリンクした溝を掘っておきます。

棚板には正面板を先に組み付けて、最後に側板で挟み込みます。

ちなみにこの正面板もヒノキの集成材です。

組み立てる前に、上段のスペースに棚ダボ用の穴を開けておきます。

こちらはキャビネットメイトを使って、簡単に開けました。

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下段のディスプレイスペースには、重さに耐えられるねじ込み型の棚受けを仕込みます。

このダボ受けは、垂直な穴に入れる方が良いので、厚めの角材にあらかじめボール盤で垂直の穴を開け、それをジグにして開けました。

ある程度サイズの大きな商品にも対応できるように、高さを5段階変更できるようにしました。

パート2へ続く↓

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【DIY】カフェボードで「ど」シンプルなTVボードを作ってみた。

みなさんこんにちは、木工大好きアトリエキンパラです。

突然ですが、TVの場所って動かしたい時ありませんか?

掃除の時に動かしたり、観る体勢によって少し傾けたり。

今回は、そんなちょっと動かすときに便利な、『キャスター付きのどシンプルなTVボード』を作ってみました。

どシンプルなTVボードの作り方

こちらが今回製作したTVボードです。

「ど」がつくほどシンプルですが、ちゃんと無垢の杉板を使った、こだわりのTVボードです。

杉板は、ホームセンターでカフェボードとして売られていました。

この材料は、最近流行りなのでしょうか?

両端が凹凸になっていて、フローリング材のようにくっつけることができるみたいですが、今回はカットしちゃいます。

厚みは30mmあり、フシも少なめで扱いやすい材料です。

幅が足りなかったので、ジョイントカッターで溝を掘って2枚の板をつなぎ合わせました。

手が込んでる。

この繋ぎ合わせる作業って、結構楽しいんですよね。

綺麗に大きな板ができた時にはすごく嬉しいです。たまに失敗しますけどね。

乾いたら表面を240番のペーパーで綺麗にサンディングします。

マキタのランダムオービットサンダは、DIYには欠かせない電動工具です。

角はトリマーでRをつけておきます。

これで足をぶつけても痛くありません。

オイル塗装で仕上げます。

使っているのは、アマニ油です。健康的?こだわってる。

最後にキャスターをつけます。

ナイロン製で、4個で80kgくらいまで耐えられます。

これでどシンプルなTVボードの完成です。

シンプルすぎだけど、こだわりも入れつつ、シンプルすぎてなかなか売っていないようなTVボードです。

まとめ

手の込んだ木工もいいけど、たまにはシンプルで実用的な木工もありだと思います。

TVをいつでも動かしたい方は、ぜひ作ってみてください。

アトリエキンパラでした。

【DIY】キッチンカウンターの収納を作ってみた!

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回はキッチンカウンターの下の空いたスペースに収納を作って欲しいという依頼をいただきました。

昨今の新築には必ずと言って良いほどあるキッチンカウンター。みなさんは上手に使えていますか?

設置する場所

今回収納を設置する場所がこちらになります。

カウンターはタモの修正材を使われているそうです。

入口のドア近くのキッチンカウンターということで、なるべくコンパクトに収納を作りたいということです。

こんな感じに設計しました。

設計メモをいただきました。

家主の理想が引き戸だったのですが、引き戸にすると、案外奥行きが大きくなってしまうので、カウンターからかなり飛び出た家具になってしまいます。

さらに収納スペースが薄くなってしまい、あまりモノが入りません。なので、引き戸以外の提案をすることにしました。

でもこういったメモをいただけると設計のヒントになるのでとてもありがたいです。

ちなみに参考にしたのはこの画像だそうです。でもやっぱりA4は入らなそう。。

そこで僕が今回提案したのがこちらです。

一番上には車の鍵やちょっとした物が置けるスペース。

その下には、小物を収納できる引き出しが2つ。

中央には無印の棚を置きたいということで空間を設けました。

最下段には扉をつけました。引戸にすると扉2枚分の厚みになってしまいますが、これなら省スペースにできます。中にはA4のファイルが入ります。

できるだけ要望を叶えつつ、入口のドアに邪魔にならない形、尚且つカウンターから飛び出しすぎない形にしました。どうでしょう?

これでOKをもらったので早速作ります。

カウンター収納の構造

構造はこのような形にしました。

使用したのは背板と引き出し以外、全てラジアタパイン集成材です。

側板は上の部分を斜めにカットして、カウンターに合わせてあります。

側板の下の後の部分も少しだけ切り欠き、家の内装の巾木を避けるようにしてあります。

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今回の家具の組み立てには、ほとんどジョイントカッターで溝を加工し、ビスケットジョイントで組み立てています。

強度も問題なく、箱物の家具にはもってこいの電動工具です。

組み立てるとこのような形になります。いい感じでしょ。

塗装について

今回の収納は、タモ材のキッチンカウンターの下に設置するということで、色にとても悩みました。

タモ材は、少しグレー?っぽい色味があるので、どうにか近づけたかったのですが実験しても似たような色にはなりませんでした。

諦めて、水性ウレタンニスのつや消しクリアで塗装しました。

結果的には、そこまで変な感じはありませんでした。色というのは難しいですね。

今回つや消しを3、4回塗りましたが、写真のように結構テカテカしています。

パイン材は柔らかいので傷に弱いです。この水性ウレタンニスは表面を固くコーティングできるので、少しの傷には強くなります。テーブルにも使える代物です。

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引き出しと扉

引き出しの材料には加工がしやすい桐を使っています。数年前までは、桐の集成材というものが近くのホームセンターに無く、似たような材料のファルカタ集成材を使っていました。

引き出しは、スライドレールにして開け閉めしやすくしました。

ローラータイプのレールもありますが、個人的にはやっぱりこっちの方が使いやすくて好きです。

今回、家具を設置する場所が入口のドアの真横ということで、腕や脚が引っかかるような取手を使うのをやめました。

代わりにトリマーで少し表面板の底を加工して、指が引っかかるようにしてみました。

これなら取手が邪魔になりません。

扉も同様に加工してあります。あまり多く開け閉めする場所でもないので、このくらいがちょうど良いのかもしれません。

扉には、スライド蝶番を使用しました。

このスライド蝶番はゆっくり閉まる機能がついているので、閉めるときにバンっとデカい音が鳴りません。こレはディグラムさんでセット買いで割と安く購入してみました。

digram.jp

ただ、分解ができないタイプのスライド蝶番だったので、扉の組み立てが面倒でした。。次回はしっかり説明を読んでから購入しようと思います。製品としては全く問題ありません。

扉の中には棚板も付けておきました。

このダボ穴を開けるのには、マイルズクラフトのキャビネットメイトを使っています。

商品リンクhttps://amzn.to/3SemaQz

5mmのダボ穴が均等に開けられるのでとても便利です。

キッチンカウンター収納の設置完了!

キッチンカウンターに設置するとこんな感じになります。とっても使いやすそうですよね。

形もピッタリオーダーメイド。入口に対して圧迫感もそんなになく仕上がりました。

やっぱり取手を無くしたことが良かったのかもしれません。

収納としての役割もしっかり果たせています。これだけのモノの収納を他の市販の家具でやろうと思うと、、どうしたら良いのでしょう。ここまでキッチンカウンターに同化した?家具はなかなか探しても見当たらないと思います。

まとめ

オーダーで寸法通りに作るとすごくスッキリして、作り付けの家具のようにも見えて気持ちがいいです。

これなら長く使ってもらえそうですね。

家主にもとっても喜んでもらえました。ついでにベッドサイドに置くナイトテーブルも今度頼まれました。また喜んでもらえるように頑張って作りたいと思います。

アトリエキンパラでした。

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