こんにちは!木工大好きキンパラです。
今回は、作業効率がUPすること間違いなしのトリマーテーブルを自作してみました。
トリマーを使うのがすごく楽しくなりますよ。皆さんも是非作ってみてください。
トリマーテーブルとは
トリマーテーブルとは、テーブルの天板の中心に穴が空いていて、そこから上向きにルータービットが飛び出しているテーブルのことです。
トリマー自体を持つ必要がなく、材料を動かすことで面取りや溝切りが行えます。
リョービのトリマーMTR-42を分解してみる
今回トリマーテーブルに使うトリマーは以前購入したリョービのMTR-42です。
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こちらの記事で紹介しています↓
とても使いやすく、今では面取り作業には欠かせない存在となりました。
別売りで購入した集塵プレートはトリマーテーブルでは今の所使えなさそうなので、外しておきました。
それと元々ついている四角形のプレートも外します。
高さ調整の本体カバーにはネジが切ってあるのでこれを利用しますが、ネジ切りが途中でストップして貫通していないところは使いにくそうなので、そのほかの四点でビス止めします。
トリマーテーブルの材料
今回テーブルに使う材料はMDFです。
MDF(Medium Density Fiberboard)
木の細胞の大きさまで粉々にしたものを接着剤で圧縮した材料で、無垢の板よりも寸法の狂いが少ないそうです。
今回のトリマーテーブルは、こちらの記事を参考にさせていただきました↓
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/003821.html
MDFは910×450×12mmを使い、600×450mmでカットしておきます。
テーブルに穴を開けていく
上の写真にある中心の穴は35φのドリルで穴あけし、トリマーのストレートビットで拡張します。
5φの穴は写真では8箇所空いていますが、実際には4箇所しか使いません。
本体につける透明カバーをボードに直接置き、貫通しているねじ切り穴の4箇所をマークし、穴あけします。
周りは下穴5φ+ダボ穴8φで開けます。
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ダボ穴を皿ねじの頭が隠れる程度までザグリます。
この程度で良いと思います。
裏面に板を取り付ける
テーブルの裏に、ワークベンチで挟み込む用の板を取り付けます。
アルミのアングルを定規代わりにして、両面テープで貼り付けます。
板は中心に来るように貼り付けます。
板は200×98×18mmを使いました。ワークベンチに挟み込めるものなら、なんでもOKです。
テーブルの表から板をネジで固定しておきます。
この時も下穴を開けてダボ穴を開けてネジ頭が出ないようにします。
透明カバーを取り付ける
トリマー本体に取り付ける透明カバーをテーブルの裏に置き、表から皿ねじで取り付けます。
このようになります。
ワークベンチに挟み込む
ワークベンチの上に乗せ、挟み込みます。
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下から見て透明カバーがちゃんと中心に来ています。
少しMDFが大きすぎたのか、ワークベンチのハンドルが回せないようなので挟む寸前まで回してからテーブルを入れます。
トリマーを固定する
このようにしっかりと固定されました。
トリマーの高さ調整のクランプもちゃんと機能していますし、ビット交換時に押す回転止めもちゃんと押せます。
ビットの交換も簡単で、一度一番上までビットを上げます。
付属のスパナがちょうど入ります。
あとはテーブルの下から手を突っ込み、回転止めを押しながらスパナを回せばビットが交換できます。
テーブルが広くなり、スコヤもピタリと止まるので高さ調整もしやすいです。
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ストレートビットを使用するときは先ほど登場したアルミのチャンネルをクランプで挟み込んでガイドにします。
このように綺麗にまっすぐ溝が掘れました。
まとめ
このトリマーテーブルを作ったことで、劇的に作業効率がUPしました。
トリマーは使っていてとても楽しい工具ですが、またさらに楽しくなりました。
今後は便利なジグや集塵のことも考えて作っていきたいと思います。
次回もお楽しみに!
フェンスをつけました↓
集塵BOXをつけました↓
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