
こんにちは。どちらかといえば綺麗好きなキンパラです。
日曜大工をやり続けているうちに、ご覧のように工具が増え、工具置き場がぐちゃぐちゃしてきました。
そこで今回はアトリエの工具類を収納できる便利な引き出しを作っていきたいと思います。
ローラーレール(スライドレール)を使って引き出しを作る!

もともとこの場所に置いてあった古い収納家具。
今は工具置き場として使わせてもらっています。
一度に全てを片付けることはできないので、今回は左端のこの場所に引き出しを3段、設置していきたいと思います。

棚板を外したところ。意外と奥行きがありました。

今回使うローラーレールはこちらのWAKIのローラーレール350mmです。
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ローラーレールは棚の奥行きに合わせて350mmを選びました。
もちろん2本セットになっています。
引き出しを作る

引き出しのBOXを作っていきます。
材料はコンパネの12mmを使用し、底板にはベニヤ板の9mmを使います。
材料を寸法通りにカットします。

自作のトリマーテーブルを使って、底板を挟む溝を掘りました。
なかなか綺麗に溝を掘ることができます。
しかし最初からリョービのトリマーMTR-42にセットで付いているストレートビットはあまり切れ味が良くないような気がします。
今度使う時は新調したいと思います。

溝を掘った材料をラチェット式ベルトクランプで締め付けていきます。
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トリマーで掘った溝と

前板の両側に木工用ボンドをつけます。

ベニヤを溝に挟み込み、箱の形に組んだらラチェット式ベルトクランプで締め付けていきます。

これは本当に便利なので箱を作りたい方にはオススメの工具です。

箱の下の方にだけ力が加わり上が開いてしまうので、上はクランプで固定します。

ボンドが乾いたら、木ネジで固定していきます。
割れを防ぐために下穴ドリルで下穴を開けます。
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下穴を開けたら皿もみドリルで皿もみします。

皿もみしたところ。

木ネジで固定します。木ネジの頭がすっぽり収まります。
こちらの商品は下穴開けと皿もみが一度にできてしまう優れものです。
まだ持っていないので、今度購入して使ってみたいと思います。

こちらのシンワの直尺も位置決めするのにとても便利なので、いつも使っています。

止め金具とセットになっていて、

コンパネの12mmの半分の6mmにセットしておけば、いつでも中心に線を引くことができ、下穴を開けるところが一目瞭然です。

BOXが完成しました。
BOX作りにだんだんと慣れてきた気がします。手順が想像できれば作業もスムーズにできますね。

このローラーレールにはちゃんと取説がついているので取り付け方がとてもよくわかります。

今回の箱はレールの長さ350mmに合わせて奥行き350mmで作りました。

ぴったりとレールがつきました。
棚にローラーレールを取り付ける

棚にレールを取り付けていきます。

一番下のレールから取り付けていきます。
位置決めのために12mmのコンパネを置きます。

その上にレールを置きます。レールの手前側には左右対称になるように位置決めの印をつけて置きます。
錐で下穴を軽く開けておきます。レールは3箇所固定します。

固定用のビストして推奨されているのがこちらの皿タッピングです。

しっかり固定できました。反対側も同じように取り付けます。
引き出しをセットする

できた引き出しをはめてみます。

ぴったり綺麗にはまりました!やっぱりレールを使うとスムーズに動いて気持ちがいいです!

今回使用したレールは耐荷重20kgです。
作った引き出しの底板の強度にもよりますが、工具を入れるには十分な耐荷重です。
クリアランスに12.5mmと書いてありますが、これは引き出しと棚の内寸との関係です。
今回の場合、棚の幅の内寸が331mm。
そこから左右のクリアランス12.5+12.5=25mmを引いた306mmが引き出しの幅になります。

引き残しは81mm。
棚に隠れてしまう部分です。

スライド量269mmはそのまま、出てくる引き出しの長さです。

BOXは全部で3つ作りました。
あとは残り2段のレールを取り付けて引き出しの前板を取り付ければ完成です。
果たして綺麗に完成させることができるのでしょうか。
次回に続きます↓