みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回は、A3の写真が綺麗に飾れるヒノキのフォトフレームを製作しました。
A3用のフォトフレームを作るときには、内寸いっぱいに写真が入るように作るパターンが多いですが、今回は写真用の台紙が入るようにして作りました。台紙があるだけで飾る写真が際立って見える気がします。
台紙には、ナカバヤシのVカットペーパースタンドの紙脚を外した表面部分を使っています。(台紙のVカットが自分で作れるように練習中。)
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枠の部分は45mmにして、少し幅広なデザインのフォトフレームにしてみました。図面を見るとわかりますが、台紙が入る分、内寸が少し大きくなっています。
今回のフォトフレームは少し大きめなので、かんざし留め継ぎで強度を出しました。タイトボンドだけでも正直言ってかなり強いですが念のために補強しておきます。デザイン的にも少しおしゃれになります。
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タイトボンドは普通の木工ボンドよりも少し粘度が低いので、サラサラとしています。その割には乾きも早く、強度も抜群です。早く接着しようと思って速乾タイプの木工用ボンドを使うと、その粘度の硬さで使いづらく感じます。場合によっては繋ぎ目部分にボンドが乗りすぎてクランプで閉めたときにボンドがはみ出てくれない現象が起こることもあります。
表面はアマニ油を塗って仕上げました。かんざし留め継ぎの部分は木口が出るので良い具合に濃くなります。今回はより目立たせるために、同じヒノキの中でも少し赤みの強い部分をかんざしに使ってみました。
このくらい大きなサイズのフォトフレームになると、アルミフレームで作ってあったり、プリント合板だったり、無垢で作られているものはほとんど出回っていない印象です。やっぱり無垢材で作られたものからは、温かみが伝わってきます。
みなさんもぜひオリジナルのフォトフレームを作ってみてください。
アトリエキンパラでした。
製作依頼はこちらまで→kimparatoru@gmail.com