みなさんこんにちは、週末はおままごと。
アトリエキンパラです。
今回はおままごとコーヒースタンドの作り方 Part2です。
Part1をご覧になっていない方はこちら↓
パレット材を整える
今回、本体の周りに貼ったり、屋根に使用する材料には、もらってきたパレット材を使います。
もちろん普通は手に入らないと思うので、ホームセンターで購入できる1×4材で十分です。
パレットとは、フォークリフトでものを運ぶときに使う台のことです。
表面はかなり歪んでいたり、ボロボロなので、
手押しカンナと、
自動カンナで綺麗に整えます。
材料の幅は、テーブルソーで大体統一しました。
テーブルソーhttps://amzn.to/48rA2ww
本体の周りに板を貼る
本体の周りに整えたパレット材を貼っていきます。
側面には2枚ずつ貼り、正面には9枚ほど貼っていきます。使う材料の幅によって枚数は違ってきます。
ただ板を貼るだけでは少しつまらないので、トリマーで角に6Rほどの丸みをつけました。
これだけでも結構可愛らしくなります。
一枚一枚ボンドとフィニッシュネイラーで固定していき、フィニッシュネイラーの跡は、木工パテで埋めておきます。
正面の右側には空間を開け、後で棚板を設置します。
板を貼るとこんな感じになります。トリマーで角を取ったことで、立体感が出ますね。
屋根を作る
屋根の骨組みは30角の角材をロの字に組みます。
組み立てるときは、クランピングスクエア(直角定規)を当てて直角を作りながらクランプすると綺麗に組み立てることができます。
直角定規とは、こういったものです。
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90度がしっかり出ていて、樹脂製ですがかなり頑丈にできています。
二つ以上持っていると、箱状のものを作るときにとっても便利です。
クランプをして直角を作ったら、木ネジで固定してダボで塞いでおきます。
屋根にもパレット材を使い、同じ長さのものを全部で11本使いました。
先端はコンパスで程よく丸みをつけます。
バンドソーがあると、安定して丸い部分をカットできます。
もちろんジグソーでカットしてもOKです。
さらにディスクサンダーで丸みを滑らかにします。パレット材は基本的に柔らかいので、簡単に削ることができます。パイン材?なのかな?
見本となる1本ができたら、それを元にトリマーで複製します。
こんな感じのトグルクランプを使った簡単な治具を作りました。11本もありますからね、時短です。
ちなみに屋根を複製するのに使ったビットは、オフの店で購入したもので、KERV フラッシュトリムビット 6mm軸 刃長31.8mm です。
今までビットを何本か購入していますが、かなり切れ味は良いものです。すぐに焼き付いたり、欠けたりしません。
角は、ボーズ面ビットを使ってRをつけておきます。
見た目的にも2倍可愛くなります。
トリマーを使った後は、どうしてもバリが気になるので、軽く240番のサンドペーパーでサンディングしておきます。
これで11枚の屋根が出来上がりました。骨組みには後で取り付けます。
屋根は先に塗装をしました。
使用したのは、ワトコオイルのミディアムウォールナットです。
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白木の状態よりも深みが増して、存在感も上がります。
屋根の骨組みを本体に取り付ける
屋根の骨組みを本体に取り付ける前に、2×4を横に取り付けました。
強度を増す目的でつけたんですが、屋根の骨組みだけでも良かったような気がします。
少し重くなってしまいました。
屋根の骨組みは、こんな感じに上からネジで固定します。
後で屋根の板で隠れるので、ネジ穴はそのままでOK。
天板を作る
天板はメインの天板と本体内側の天板の二つを作ります。
天板には、ホームセンターで購入した、18mmのパイン集成材を使いました。
メインの天板は柱と干渉する部分があるので、そこをバンドソーで切り欠きます。
こういうときにテーブルがあってフェンスがあるバンドソーは便利です。
残りは手鋸で切り取ります。
天板の角に、大体10〜15Rくらいのワッシャーのような丸いものを当てて丸みをつけます。
オービットサンダーで角にRをつけます。
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ポイントは、角になるべく垂直になるように当てて、ゆっくり動かしながらちょっとずつ丸みをつけていくことです。
勢いよくやると楕円になってしまいます。
Part3はこちら↓