
みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回はこちらの有名な椅子をリメイクして欲しいというご依頼をいただきました。
イームズエグゼクティブチェアをリメイク

有名すぎるこちらの椅子の名前は、エグゼクティブワークチェア(タイムライフチェア)。
デザイナーのチャールズ&レイ・イームズが生み出しました。
インテリア好きの方は大抵ご存知ではないでしょうか。
ちなみに現在のモデルのお値段80万円。。運ぶだけでもビビります。
イームズエグゼクティブチェア - オフィスチェア - ハーマンミラー
現在の椅子の状態

アームレストやシートのレザーにはヒビが入るほど使い込まれています。

クッションは厚く、座り心地はとても良い感じです。
座ってみると深いソファーに座った感じにも似ています。
座面が普通の椅子よりも広いのでとても快適です。

この椅子を今回リメイクする理由は、リクライニングの部分が壊れたのが発端です。
リクライニングの部分は座面の裏に大きな鈑金とそこに溶接されたパイプで固定されています。
座面と鈑金は太いタッピングねじで固定されているので、それを外すことで分解ができます。

ちなみにこれがリクライニングの部分。隙間に詰め物をして固定してなんとか座れる状態のようでした。これを外すと座面が何故か手前に傾きますw

こちらは外されたキャスター部分。5本脚のものをよく見かけますが、4本脚もあるんですね。安い家具屋さんには無いような、重くてしっかりした作りの脚です。
キャスター椅子を座椅子化!?

脚を外すと立派な座椅子。コレだけでもう社長椅子の様。
でもこのままだと座ることができないんです。

何故かというと、座面の裏が平らでは無いからなんです。
中心が下に出っ張って湾曲しているため、座ると傾いてしまいます。

そこで新たに固定部材を作りました。
もともと固定されていた鈑金の角度をもとに、角材を斜めにカットした部材です。

厚みは30mm。これが左右にあることで、座椅子のように水平に椅子を置くことができます。

そしてこちらが今回製作した脚部の図面です。
キャスター脚を外し、代わりの脚部を作った上に椅子を置くことで、一人掛けのローソファーになる仕様です。

これは流石に売っているところを見たことがない。
その2へ続く↓