みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回はイームズエグゼクティブチェアのリメイクその2です。
その1はこちら↓
脚部に使用した材料

脚部を新しく作るにあたり、材料を提供していただきました。
樹種はヒノキ?ちょっとよくわからないですが、店舗の棚板として使われていたものを倉庫で保管していたそうです。
それも耳付きの材料で、今回はこの耳を生かして欲しいというご要望でした。
オリジナルのローチェアーを作る
ここからは、イームズエグゼクティブチェアがリメイクされ、ローチェアが誕生するまでをご覧ください。

スライドマルノコで材料をカット。ソフトウッドなので抵抗なくカットできます。
スライドマルノコ https://amzn.to/4tzSEFq

耳は片側にしかついていないので、ひっくり返して両側に耳を持ってきます。
少し幅が足らなかったので、間に材料を足しました。

組み立てにはジョイントカッターを使いました。
溝をいくつか掘り、ビスケットで接着していきます。
ジョイントカッター https://amzn.to/3Oj0DGP

ビスケットジョイントで組み立てれば、まず外れることはありません。

パイプクランプでしっかりと締め付けます。これをするとしないとでは大きな違いが出ます。クランプすることによってボンドが全体に行き渡り、隙間の空気や余分なボンドを押し出して密着性が増します。
耳があって固定しずらいですが、しっかりと固定できています。
パイプクランプは、最低4本で表裏の両側を固定することがポイントです。
パイプクランプ https://amzn.to/4ruyV8w

こちらは背もたれの部分です。座面に耳がある分、幅をやや小さくしてバランスを整えました。

土台部分や背もたれの補強部分には、図面通りの角度でカットした部材を使います。

大きな板が出来上がったら、全体をサンディングして表面の凸凹を平らにします。
ランダムオービットサンダ https://amzn.to/3Zzb5wi

こちらは大きな板を支える土台部分です。
コレだけ太ければ安定感は抜群です。

大きな板と土台をビスで固定します。

土台の底にはアジャスターを仕込みました。
これで床が完全にフラットじゃなくても対応できます。

こちらは背もたれ部分。エグゼクティブチェアの背もたれの角度に合わせて、底の部分を斜めカットしました。

大きな板と背もたれを合体。これでローチェアの土台が完成です。
材料の厚みでそれなりに重量があります。

最初に取り付けた座面下の部材は鬼めナットを仕込んで取り外し可能にし、最後に椅子を取り付けやすくしました。
エグゼクティブチェアに合いそうな落ち着きのある色で塗装

塗料には、ワシンペイントの油性オイルステインを使用。色はエグゼクティブチェアの黒に合いそうなチークにしました。

塗り終えるとこんな感じ。表面を削る前の材料の色に近づけたかったので、このくらいがちょうど良い気がします。

オイルステインは着色塗料なので、その上から艶消しの水性ウレタンニスを塗ってコーティングします。
水性ウレタンニス https://amzn.to/3MHX1O8

艶消しといっても半艶ぐらいの輝きにはなります。
なかなか良い綺麗な仕上がりになりました。
イームズエグゼクティブチェアをローチェアーにリメイク!

なんの変哲もない高級チェア。残念ながらリクライニング部分が壊れて捨てられそうだったイームズエグゼクティブチェアが、、

ローチェアに生まれ変わりました。(完成写真がコレしか無かった。)
コレは間違いなく世界に一つしかないローチェアになりました。
当然ですが、座った感じもエグゼクティブチェアに座ったまんまの感覚です。しかしローチェアにしたことで、脚を前に投げ出せるので、もも裏の圧迫感もほとんどなく、休憩する椅子としては間違いなくリラックスできます。
もったいない精神により、こんなに素敵な椅子に生まれ変わってくれて、試行錯誤して作った甲斐がありました。
また一つ問題を解決して平和になった気持ちです。
アトリエキンパラでした。