電話台を製作しました。
みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回の製作依頼は電話台を作って欲しいという依頼でした。
電話?そういえば我が家には固定電話がない。
製作する電話台の主な条件は、
・落ち着いた感じ
・引き出し
・扉
・ちょっとした棚
・木目調
・掃除ができるように下は隙間を開ける
と言った感じの希望がありました。
なので構造的には、以前製作したサイドボードと同じような構造にしました。
大きさは、W550mm×H800mm×D350mmというちょうど作りやすい感じのサイズです。
収納はご覧の通り、スペースを最大限活かせる感じにしました。
ただ家具の幅的に扉が若干小さくて、キャッチ付きのスライド蝶番は、かなり締め付け力があるので、この扉には少々強すぎる感じになりました。
次からはこのくらいのサイズの時は、キャッチの無い丁番にしようと思います。
作ってみて初めてわかることがあるので、経験は大事です。
構造はこんな感じにしました。
今回の場合は木目を生かした塗装をしたかったので、側板の部分や棚の部分には、ラワン合板ではなくシナランバーコアを使いました。
塗装して木目が見えても綺麗な仕上がりになります。
材料費は、結構違います。。
組み立てもほぼビスケットジョイントですが、強度的になにも問題ありません。
塗装はこんな感じにしました。
落ち着いた色が良いということで、今回選んだ塗料は、ワシンの水性ウレタンニスのつや消しオールナットにしました。
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スプレーガンを使って塗装しましたが、これがなかなか思うような色にならず、少し苦戦しました。
最初は黄色っぽく色が着きますが、なかなか濃い深い色にならないので、合計3回吹きました。
扉を塗る時には、こんな感じに100均のターンテーブルを使うと塗りやすいと思います。
本体もしっかりマスキングして、扉や引き出しの中は塗らずに、塗料を節約しましたw
材料にはほとんどヒノキを使っていますが、白い木肌のヒノキも頑張って塗装すればこんなに深い色になります。
使用しているのが着色塗料なので、オイルステイン塗装と違い、ヒノキ本来の独特なムラが少し抑えられ、チークのような深い色になりました。
もう少しウォールナットに似せるには、ダーク系を混ぜた方が良さそうですね。
まとめ
引き出しあり、扉あり、棚あり、木目調で落ち付きもあり。そして下の掃除がしやすいように脚を高くしました。
と言った感じに全ての条件をクリアして、綺麗な電話台を製作しました。
家具作りの楽しい時は・・・設置して問題なかった時。その他は結構大変な作業の繰り返しだとつくづく思います。
まあでも、喜んでもらえたら嬉しいです。
アトリエキンパラでした。
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