みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回は、テーブルソーにおすすめのマキタのチップソーを紹介したいと思います。
テーブルソーを買ったら、最初にやること。それは、このチップソーに替えることです!
- チップソーとは?
- 刃数による切れ味の違いと、メリット・デメリット
- 木材のカットの方向によるチップソーの選び方
- おすすめのマキタのチップソーはこちら
- 現在使っているチップソー
- キングタイガー80Tとマキタ50Tの比較
- 問題のカット面の荒さは?
- まとめ
- 今回の動画
チップソーとは?
チップソーとは木工にはなくてはならない、丸のこの刃のことです。
電動工具に合わせ大きさも色々で、刃の数も様々です。
刃数による切れ味の違いと、メリット・デメリット
簡単に刃数による切れ味の違いをまとめてみました。
基本的に刃数を少なくすることで抵抗が少なくなり、切断スピードが上がって作業効率が上がります。
しかし、切り口は少し荒くなります。
逆に刃数を多くすることで抵抗が大きくなり、切断スピードは遅くなります。
それと引き換えに、切り口が綺麗な仕上がりになります。
木材のカットの方向によるチップソーの選び方
次に木材のカット方向による違いです。
木材を繊維と同じ縦方向にカットする場合、抵抗が少ない方が良いので、刃数は少ないものを選びます。
方向を変えて、繊維に対してクロスさせてカットする場合には、木口を綺麗にカットしたいので、刃数の多いものを選ぶのが基本です。
おすすめのマキタのチップソーはこちら
今回実際に使ってみて、これはお勧めできる!と思ったのがこちらのチップソーです。
マキタの一般木工用 外径255mm 刃数50T のA-01862 です。
商品リンク→https://amzn.to/3tGtrPI
元々、マキタのテーブルソー2703には、外径255mmで合板専用の刃数72TのA-16134が付属しています。
テーブルソーを買った最初の頃の切れ味は、あまり覚えていませんが、「切れ味が凄い!」と思ったことはありませんでした。
今回刃数50Tのチップソーに替えてみて、刃数の違いでこれほどまでに切れ味が違うのかと驚きました。
現在使っているチップソー
今使っているのは、山真製鋸(YAMASHIN) キングタイガー 255x80P MAT-KT-255S です。
商品リンク→https://amzn.to/420VUMH
これはこれで、替えた当初は切れ味に感動しました。
でもこのキングタイガーの刃数は80です。
抵抗が大きいにも関わらず、元々のマキタの72Tよりも切れ味は良い感じがしました。刃先の問題なのでしょうか。。
キングタイガー80Tとマキタ50Tの比較
比較方法は、少し雑になりますが、同じ材料を同じくらいの押し出し力で、どのくらいの時間でカットできるか比べてみたいと思います。
まずはキングタイガー80Tです。
カットしているのはヒノキの20mmの板です。
カットタイムは、約27秒。
20mmをカットするのにもかなり時間がかかります。2×4の38mmなんかはもっとかかります。。
材料を押し出している時の感覚としては、手前に戻ろうとする力がまあまああるくらいの抵抗を感じます。
ちなみに切り口は綺麗です。
続いて、マキタの50Tです。
キングタイガーと比べて、明らかに刃の間隔が違うのがわかります。
カットタイムは、約10秒。
カットスピードが倍以上違います。
押し出している時の感覚は、先ほどとはまるで違い、手前に戻ろうとする抵抗がほとんどありません。
もちろん正確に測れている訳ではないので、個人差はあると思いますが、個人的にはカットする時のモタモタ感がかなり減りました。
問題のカット面の荒さは?
こちらは縦挽きしたカット面ですが、特に荒くて使い物にならないということはなく、むしろ綺麗に切れています。バリもほとんどありません。
横挽きも試してみましたが、特別カットしにくい感覚はありません。
縦挽き同様、バリもほとんど気にならないレベルです。
これは50Tの方が使いやすい!
まとめ
マキタの刃数50Tは、横挽きでも綺麗に切れたし、何より縦挽きの切れ味が圧倒的に良いです。
お金はかかりますが、チップソーを替えることで、これほどまでに想像以上の結果が出たことにとても満足しています。
作業効率もかなり上がると思います。
みなさんもテーブルソーを購入した際には、ぜひ一度使ってみてもらいたいと思います。
アトリエキンパラでした。
今回の動画
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