みなさんこんにちは、木工大好きアトリエキンパラです。
今回は、トリマーを手に入れたら是非作っていただきたい。超簡単なストレートガイドを作っていきます。
これがあれば、トリマーを使ってまっすぐに溝が掘れて、棚作りなどに重宝すること間違いなしです!
今回の動画
作業風景をYouTubeにアップしているので、動画でご覧になりたい方はこちらをご覧ください。心優しい方は是非、高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします!!
【簡単DIY】トリマー用ストレートガイドの作り方/Straight guide for trimmer
トリマー用ストレートガイド(15mm用)
こちらが今回作った、トリマー用のストレートガイドです。15mm厚の合板を使ってDIYすることが多いので、シンプルに15mm専用のストレートガイドを作りました。早速作っていきましょう。
材料をカット
今回のストレートガイドに使用する材料は、MDFの12mmです。サブロク判(1825×915mm)というホームセンターで購入してきた大きな材料をカットして使います。
端っこの部分は比較的真っ直ぐにできているので、丸ノコで端から100mmくらいをカットします。
特に必要ありませんが、カットした面を綺麗に整えるためにテーブルソーで95mmにカットしました。
このストレートガイドを使う時のことを考えると、大体500mmくらいの長さの溝が掘れれば十分なので、長さ650mmでカットします。
組み立てる
使うのはこの2枚の板のみです。簡単。
長い方の材料にクロスさせるように短い方の材料を両面テープで貼り付けます。貼り付けるときは左側(左手)をはみ出した状態で貼り付けます。
曲尺を当てて、直角に貼り付けます。シンワ測定の曲尺は厚手でとても使いやすいのでオススメです。
皿取錐を使って下穴を開けます。
皿取りすることでネジが深く入り込むので、ネジ頭が飛び出て邪魔になるのを防いでくれます。
面に飛び出さない長さの木ネジで固定します。
固定できたら、直角が狂っていないことを確認します。もし狂っていたらネジを外し、微調整します。同じネジ穴を使用すると狂ったままなので、別の場所にもう一度ネジで固定して調整します。
溝を掘る
できたものをひっくり返して合板にクランプで固定します。
今回のストレートガイドは15mm専用にしたいので、15mmのストレートビットをトリマーに取り付けます。刃は3mmだけ出します。あまり刃を出しすぎると負荷が大きくなるので、基本的にトリマーの刃の出幅は3mmが推奨されています。
トリマーで真っ直ぐな溝を掘っていきます。掘るときは少しだけストレートガイドにトリマーを押し付ける感じで動かします。
こんな感じに真っ直ぐな溝が掘れました。
トリマー用ストレートガイドの完成
これでトリマー用のストレートガイドの完成です。簡単すぎる。
実際に使用してみます。直角に溝を掘りたいところに線を引きます。
ストレートガイドの溝と線を合わせます。このとき掘りたい溝が線に対して左右どちらかを間違えないように注意します。
クランプで固定して、トリマーで溝を掘っていきます。
ピッタリ直角に溝が掘れていることを確認します。ね、簡単。
溝に合板の15mmを差し込むとこんな感じ。これなら位置決めも、固定もラクにできます。棚板の固定なんかには間違いなく重宝しそうです。
今回は15mm用のものを作りましたが、12mm用のものも作っておいても良いかもしれません。DIYで家具を作る時には、僕の場合、大体その2種類で事足りてしまうような気がします。
みなさんもぜひ作ってみてください。
アトリエキンパラでした。
こちらも読まれています↓