みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回は、新しく工房に仲間入りしたスピンドルサンダーを紹介したいと思います。
目次
スピンドルサンダーとは?
スピンドルサンダーは、回転する軸にサンディングドラムをセットして使うサンディング用の機械です。
僕が今回購入したものには上下に動くストローク機能がついていて、サンディングの効率が高いモデルです。
セットするサンディングドラムの大きさを変えることで、大小様々な曲面の研磨に使用できます。
開封
今回購入したのは、SK11のスピンドルサンダーです。
梱包箱がだいぶ大きいです。
こちらがSK11のスピンドルサンダー SWS-330SP です。
商品リンク→https://amzn.to/42t8uok
本体は硬い樹脂製で、テーブルは金属製になっています。
サイズは、W350mm×D400mm×H440mm(テーブルまでがH330mm)です。
主な仕様は、
電源 100V
消費電力 330W
モーターの回転数 8200/分
スピンドル上下動ストローク数 50回/分
スピンドル上下動ストローク幅 約16mm
となっています。
ペーパードラムの直径は、13mm、19mm、26mm、38mm、51mm、76mmの全部で6種類。
これだけあればいろんな形状をカバーできそうです。
ペーパーの粒度は粗めの#60です。#60は、仕上げの研磨というよりも、形を整えるときに使えます。
amazonで同じメーカーのペーパードラムの#240が販売されていました。
商品リンク→https://amzn.to/3HHDY0k
仕上げ研磨にはこちらが良いと思います。
テーブルインサートもペーパードラムのサイズに合わせて6サイズついています。
サンディングドラムの取り付け方法
サンディングドラムの取り付け方法はとても簡単です。
スピンスピンドルワッシャー(下)をスピンドルに通す。
使いたいサイズのテーブルインサートをつける。
ゴムドラムをセット。
ペーパードラムをセット。
若干ですが、テーブルインサートとテーブルに少し段差があるのが気になりました。
対応するスピンドルワッシャーを取り付ける。
ナットで固定する。
専用のレンチが付属しています。
この時、ゴムドラムが膨らんで、ペーパードラムが固定されるようになっています。
あまり強く締めつけすぎると破損の原因になりそうなので、ペーパードラムが引っこ抜けない程度にしたほうが良さそうです。
という感じで、サンディングドラムは簡単に取り付けできます。
ダストポートについて
ダストポートの直径は、外径が約38.5mmで内径が35.3mmです。
基本的に集塵には塩ビパイプを使っているのですが、試しに呼び系30-40の継手を強引に差し込んでみたらキツめですがハマりました。
追加で呼び系40-50の継手を取り付けて、普段使っている呼び系50の塩ビパイプに対応するようにしてみました。
こういう時にヒートガンがあると、塩ビパイプの取り付けがラクにできそうな気がします。
マキタのヒートガンは、最大550℃にもなるみたいです。
商品リンク→https://amzn.to/49kVxPD
この辺の集塵環境は、使っていくうちに色々と試行錯誤していきます。
実際に動かしてみた
実際に動かしてみると動きはとてもスムーズです。
ブログでは動きを伝えることができないので、よろしければ動画をご覧ください↓
amazonの口コミには、スピードが早すぎるという意見もありましたが、特に早すぎるという感じはしませんでした。
ちなみに音量を測ってみましたが80〜85dBくらいでしょうか。最強にうるさいという感じではないです。
集塵機や安い電動工具の方がよっぽどうるさいと感じました。
木材を実際に削ってみました。今までは手作業でしていた丸みのあるサンディングの作業も、これなら気軽にできそうです。
例えば、こういった内側の曲面のサンディングにはかなり便利です。
削った後のペーパードラムはご覧の通り。上下運動することで、広い範囲に削った後がついています。そのため1箇所に集中しないことで、効率よく削ることができます。
付属の#60のペーパードラムは、柔らかい材料ならかなり削れます。
ペーパードラムもひっくり返せば長く使えそうですね。
インサートプレートは、本体の溝に差し込んで収納することができます。
背面にはスパナやペーパードラムも収納できます。
こういった部分はとてもありがたいです。
まとめ
ということで今回は、我が工房に新しく仲間入りしたスピンドルサンダーの紹介でした。
なかなか見慣れない機械ですが、細かなサンディングにはあると便利なので、皆さんもよかたら使ってみてください。
アトリエキンパラでした。