みなさんこんにちは、暑いの苦手なアトリエキンパラです。
今回は、クッキーが入るような小物ケースを作ってみました。
使用した工具や塗料も一部紹介しているのでDIYの参考にしてみてください。
今回の動画
今回の製作の様子はYouTubeでもご覧になれます。
小物ケースの作り方
材料にはホームセンターで手に入りやすい、ヒノキを使いました。
材料の厚み調整には、やっぱりこの手押しカンナ。
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このモデルはRYOBIですが、今は京セラが販売しているモデルになります。
amazonで販売していない場合は、楽天で探すと見つかることがあります。
価格もだいぶ違ったりするので、見比べるのが大事です。
僕はいつもamazonと楽天を行ったり来たりサーフィンしています。
手押しカンナの次は自動カンナ。使用モデルはAAP10N。
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これで厚みを整えます。
この自動カンナも今では京セラになっていますが、amazonで調べてみると、こちらよりも小型・軽量タイプの自動カンナAAP120を見つけました。
以前からあったのでしょうか?初めて見ました。
自動カンナってめちゃくちゃ重いんですよ。
このモデルは、軽量になっているだけでなく、最大切削幅が304mmもあります。
現在使っているモデルのAAP10Nが最大切削幅254mmなので、50mmも広くなっています。
今買うならAAP120を選ぶと言いたいところですが、消耗品である替え刃が少し探しただけでは見つかりませんでした。
長く使うものなので、消耗品は調べておいた方が良いです。
板を繋ぎ合わせるために、繋ぎ目はテーブルソーで45°カットします。
横切りはスライド丸鋸を斜めにセットしてカットします。
ただ、スライド丸のこのガイドに材料が挟まってしまい、安定しませんでした。次回このようなカットがある場合には、しっかり固定する工夫がいると思います。
底板をはめるための溝はトリマーテーブルを使って削ります。6mmのストレートビットを使いました。
組み立てには、木工ボンドを使いました。
最初に繋ぎ目の部分にマスキングテープを貼って固定すると作業しやすいです。
先ほど入れた溝には、MDFの薄い板を入れます。
最後に天板を乗せれば箱の形の完成です。まるでただの角材。
角は丸くなるように、トリマーで削ります。
作りたいものによってRの大きさも変えたいので、ボーズ面ビットは色々なサイズを揃えておくと便利です。
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やっぱり繋ぎ目は難しいですね。若干隙間ができてしまいました。
ここは天板の角の部分なんですが、スライド丸鋸で斜めカットした時のズレがここにきて響いたみたいです。ボンドでなんとか隠しました。
丁寧にサンディングします。
せっかく綺麗にできた6面体ですが、蓋と本体に分けるためにテーブルソーでカットします。
しっかりゆっくりカットしないと、段差が目立ってしまうので慎重に。
カットした面は、ペーパーをかけておきます。
今回使用した色は、少し赤みのある艶消しローズです。
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この塗料はお馴染みの和信ペイントの水性ウレタンニスのシリーズです。
この塗料は、結構綺麗な赤みをしています。でも、
塗りやすくするために水を混ぜすぎたみたいで、塗りムラができてしまっています。
コツは薄く重ね塗りすることです。水をほんの少し混ぜたほうが、ハケ目が気にならなくなります。
蓋と本体をドッキングするための材料を45°カットします。
それを本体の4方に入れ込みます。これで本体に段差ができるので蓋が閉まるという仕組みです。
無事に収まりました。ですが蓋の向きを180°回転して被せてみると、なぜか微妙にうまく閉まりませんでした。
綺麗な四角になっていなかったんだと思います。見た目は非常にシンプルですが、シンプルがゆえにとても難しく思いました。
愛用のアクロボールが入るサイズで作っていましたー。
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木工では鉛筆をよく使いますが、しっかりと濃く書きたいときにはアクロボールがちょうど良いです。
太さは0.5mmだと細くて材料にめり込んでしまう?のでいつも0.7mmを使っています。
ということで今回は、クッキが入るような小物ケースを作ってみました。
3回くらい重ね塗りしたので、結構オサレで良い色の小物入れになりました。
みなさんもぜひ作ってみてください。
アトリエキンパラでした。