みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回は、前回に引き続き垂木の加工と取り付けをやっていきます。
前回↓
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垂木の加工
前回、8本の垂木に、手前の桁に乗せるための切り欠きを加工しましたが、今回は野縁をハメるための切り欠きを加工します。
全てまとめてクランプで固定することで、ばらつきなく加工できます。
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丸鋸の出幅を野縁に使う材料の厚み(30mm)に合わせます。
先端から500mmピッチで印をつけたら、まとめた垂木を何度もカットして細かく溝を入れていきます。
こう言った作業の時は丸鋸定規がまた役に立ちます。
カットしと部分をノミを使って綺麗に取り除きます。
野縁材が入るのを確認します。
これで全ての垂木に加工できました。
ちなみに斜めにカットした末端の部分は79度なので、今回作る屋根の傾斜は11度ということになります。
キシラデコールで塗装
垂木材や野縁材にもしっかりとキシラデコールを塗っておきます。
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キシラデコールも塗り重ねると、ご覧の通り色が濃くなります。
2度ぬりは結構面倒ですが、耐久性も上がるのでがんばります。
垂木をシンプソン金具で固定
垂木は溝を掘って組むことで少しは強度が増しますが、さらに強度を増すために、シンプソン金具のサイズミック&ハリケーンタイ H3Lを使います。
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この金具は、右用、左用があるので、取り付けやすい方向で使い分けます。
奥から垂木を取り付けていきます。
取り付けピッチは520mmにしました。
金具を取り付けるのにステンの鍋ビスを使ってみましたが、少し使いづらかったので、金具の固定にはほとんど普通のコーススレッドを使いました。
これでガッチリ固定できました。強度は十分だと思います。
垂木に溝を加工したおかげで位置が簡単に定まります。
垂木が固定されてなんだか屋根っぽくなりました。
野縁の取り付け
あらかじめ屋根の幅でカットし、防腐剤を塗った野縁に、垂木の取り付けピッチを印しておきます。
野縁を奥から順に垂木の溝に差し込んでいきます。
先ほどつけた印を目安にビスで固定していきます。
材料は歪んでいるので、なるべく強制的に中心を合わせながら固定します。
ということで屋根の骨組みが完成しました。このまま使っても良さそうな屋根(パーゴラ)になりました。ブドウでも育てたくなります。
次回へ続く↓
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