みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回は、既存のウッドデッキの床を屋根に合わせて拡張していきます。
前回↓
https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck7
新しく広げるデッキ
新しく広げるデッキの広さは、屋根の大きさに合わせて手前に550mm広げます。
既存のウッドデッキが約3600×1800mmの大きさなんですが、机と椅子を置いてしまうとかなり窮屈で、動線が確保できません。
ウッドデッキ外の通路を確保しつつ、ウッドデッキ自体を550mm広げることにしました。
柱を設置
短い柱を追加で2本設置していきます。
使用したのは長い柱と同じく90角のヒノキ材です。
既存のフェンスの高さに合わせ、スライド丸鋸で1215mmでカットしました。
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基礎を作った時に設置したピンコロの上に湿気対策用のパッキンを敷き、キシラデコールでしっかりと防腐処理した柱を乗せます。
柱の垂直を確認したら、幕板に固定します。
ビスが入りにくい場合には、下穴を開けてあげると入りやすくなります。
もう一箇所のピンコロにも柱を立てておきます。
ゼロステンコーススレッドの実力
今回使用している、ステンレス色でサビに強い ゼロステンコーススレッドの耐食性がどれくらいあるかの実験をしてみました。
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鉄製のドライバと一緒に雨ざらしにしてみましたが、耐食性はご覧の通りでした。
色がステンレス色なだけではなく、ちゃんとサビにも強いみたいです。安心。
根太(ねだ)をはる
次にデッキ材を固定するための根太(ねだ)を張っていきます。
赤い部分が根太です。
既存のウッドデッキの大引きを利用して、シンプソン金具で根太を固定していきます。
根太を効率よく貼るために簡単な治具を作りました。
作り方は簡単で、根太と同じサイズの角材に、後で取り付けるデッキ材の厚み30mmをプラスして、さらにその上に引っかかり用の角材を取り付けたものです。
シンプソン金具は、ダブルシェアハンガーLUS24を使います。
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根太がヒノキの40×85mmなので、内径40mmのものを選びました。
治具を柱にクランプしたら、シンプソン金具を治具に当てて固定します。
ネジ穴は4箇所あるので、上の2つだけ固定してその他は後で固定します。
正直、人工木に対してビスがしっかり効くか不安でしたが、問題なくガッチリ固定できました。
シンプソン金具に根太を入れて、側面から斜めにビスを打ち込みます。
柱の方は、直接ねじ込みます。
根太に乗ってみましたが、びくともしないくらい丈夫でした。
このままでも頑丈な構造だとは思いますが、念のために柱側にも大引きのようなものを取り付けて、強度をアップしておきます。
これならデッキを敷いても問題なさそうです。
次回へ続く↓
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