みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
ホットプレートが入るアウトドアテーブルの製作 その2です。
今回はいよいよホットプレートが入ります。
前回の記事はこちら↓
天板を作る
前回まででテーブルの本体が出来上がりました。
今回はそこに乗る天板をヒノキの20mmで作ります。
天板には、ホットプレートとお皿が載せられるように1100mm×700mmで設計しました。結構大きいです。
ホットプレートだけ入ればいいやと考えてしまうと、狭くて少し使いずらいテーブルになってしまいます。
天板はジョイントカッターで溝を加工し、ビスケットで繋ぎ合わせます。
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パイプクランプでしっかりと圧着し、ボンドが乾くのを待ちます。
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ボンドが乾いたら丸鋸で寸法通りにカットします。
天板の反り止め
今回作るテーブルは外で使うためのアウトドアテーブルなので、天板も補強したいと思います。
天板の両端を加工して、90度方向の違う材料を差し込むことで反りにくい天板にします。
普段使っているトリマーのプレートでは不安定なので、少し大きめの板をくっつけて安定するようにしてみました。
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この簡単な治具のおかげで、幅の広い段差も掘れます。
天板の両面に段差がつきました。
今度はそこに嵌め込む材料を加工します。
テーブルソーで刃の中心をずらしながら何回かカットすれば溝の出来上がり。
加工している最中に、空気中の水分を吸って天板はご覧の通りの有様に。
加工した材料を差し込む前に、ある程度反りを直します。
直すには、窪んでいる方に水を含ませて少し時間を置くことで真っ直ぐになります。不思議。
反りが直ったら、溝にボンドをしっかりと塗って、溝加工した方向の違う材料を叩き入れます。
あとはボンドが乾くまでパイプクランプで固定します。
少し面倒ですが、テーブルを使っていても天板の反り方が全然違います。
天板にホットプレート用の穴をあける
せっかく作った大きな天板ですが、ホットプレートを入れるための穴を開けます。
まずはボアビットで穴をあける部分の四隅に大きめの穴を開けます。
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丸鋸を使ってそれぞれを繋ぐようにカットします。
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切りすぎないように穴の手前までカットします。
残った部分をノコギリでカットすれば、天板に大きな穴が開きます。
切り取ったものは蓋として使います。
カットした面はガタガタしているので、サンディングして綺麗にします。
天板の角は当たっても痛くないように丸くしておきます。
さらに周りもぐるっと角を取っておきます。
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底板の取り付け
ホットプレートが入る部分の底板には、余った端材を使いました。
これは貰い物のパレット材ですが、たまに釘が刺さっていたりするのでカンナをかけれません。。
サンダーで少し綺麗にしておきます。
裏から敷き詰めるようにしてボンドとビスで固定しました。
ふたの加工
切り取ったものを蓋として使うために、四隅をカットしました。
天板と同じように角を丸くします。
高さを天板に合わせるための下駄を取り付けます。
これは反りどめにもなります。
本体と天板と蓋をセットしたらこんな感じです。
塗装する
できたものを塗装します。
今回のテーブルは、ホームセンターのDCMのグレーで塗りました。
なかなかペンキを使わせてあげる機会がないので、子供達にも塗らせてあげました。ムラ。
組み立て
天板と本体はL字の鈑金で固定します。
狭いところはインパクトが入りずらいので、インパクトにセットして使えるアネックスのL型アダプター スーパーミニタイプ AKL-560を使います。
これがあると本当に便利!一家に一台は持っていたほうがDIYのいろんな場面で役に立ちます。
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組み立て終えて、ちょっと気になってホットプレートを入れてみたところ、電源部分が干渉することを忘れていました。
ジグソーで修正します。
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ついでに底板に熱がこもりそうだったので、トリマーで長穴をいくつか開けておきました。
今度は綺麗に入りました。
天板には食品を乗せることや熱いものが乗る場合もあることから、コーティングとして水性ウレタンニスを塗っておきます。
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アウトドアテーブルの完成
ホットプレートが入るアウトドアテーブルが完成しました。
ちょっと低めのロータイプ。
色も落ち着いていて尚且つ明るくてなかなか良い感じです。
電源の部分は若干穴が大きくなっちゃったかな?
蓋を開けたらホットプレートが入ります。
ホットプレートを入れる以外にも、ハムスターとかリクガメとか襟巻きトカゲとか飼えそうです。w
ということで早速、ホットケーキパーティーをしました。(ちょっと汚い)
お皿やコップを置いても、これなら広々と使えます。
自分で改築したウッドデッキに自分で作ったテーブルを置き、自分で焼いたお好み焼きのようなホットケーキを食べるのは最高ですね。
みなさんもぜひ参考にして作ってみてください。
アトリエキンパラでした。