みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。
今回は、トリマーフェンスで使えるもう一つの便利アイテムを作っていきます。
今回の動画
今回の製作の様子は、こちらからご覧いただけます。
トリマーフェンス用安全カバーの作り方
こちらが今回トリマーフェンス用に作った安全カバーです。
これがあると、トリマーで材料を削ったときに、飛んでくる木屑をガードしてくれます。
あと、なんとなくですが、集塵効率も若干上がる気がします。
前回は、フリップアップトラックストップを作りました↓
樹脂を加工する
安全カバーに使ったのは、PETの0.5mmです。
カッターでカットして、当たっても痛くないように先端を丸くします。
取り付け部分を長穴にすることで、後で少し調整できるようにしました。
先端の丸みは、ディスクサンダーがあると簡単に削ることができます。
PETの0.5mmだと、カットするのは少し大変なので、削ってしまった方が早いと思います。
長穴の部分は、先にドリルで穴を開けておいて、二つの穴をつなぐ感じでトリマーで加工します。
カバーを熱曲げしますが、熱曲げをする前に、少しカッターで溝を入れました。(これはあまり意味がありませんでした。)
はんだごてにちょっとずつ当てて、熱を加えます。
金属製の90度が出ているものに押し当てながら、冷やして形を整えます。
これでカバーの部分ができました。
固定する部分を作っていきます。テーブルソーで小さなパーツを切り出して、
ボール盤で穴を開けます。
真ん中のパーツは、左右のパーツを連結する穴と、アルミフレームに固定するための穴を開けます。
左右のパーツには、連結する穴とPETを取り付ける穴を開けます。
カバーが動くように角にRをつけます。
カバーをねじ止めするための、鬼目ナットを入れておきます。
あとはボルトを通して、PETを固定すれば、安全カバーの完成です!
PETの取り付けには、ワッシャーとユリヤネジを使いました。
できたものをトリマーフェンスの真ん中に六角穴付きボルトとTスロットナットで固定します。
この安全カバーの良さは、なんといっても簡単に上に上げることができるところです!
こうすることで、いちいち取り外す必要がないので、大きな材料を加工するときにも邪魔になりません!
ついでに、カバーをつけた状態で削ると、木屑が飛ばないので、スムーズに集塵してくれます。
まとめ
ということで、トリマーフェンスに使えるアイテムがまた一つ完成しました。
改善点としては、PETがもう少し厚いと見た目にも丈夫そうかなという感じです。
他にも便利なアイテムがあれば、実際に作って紹介したいと思います。
いつもご覧いただきありがとうございます!
アトリエキンパラでした。