こんにちは、トグルクランプのギミックが好きなキンパラです。
今回はテーブルソー用のテーパージグというものを作ってみました。
斜めに切りたいときはこのジグは抜群です!
テーパージグとは
テーパージグとは、材の先を徐々に細くしていく、先細り(テーパー)カット用のジグです。
材料を斜めに切るのは意外とめんどくさいですが、このジグを使えば簡単にカットできてしまいます。
トグルクランプ
左:TDH450F 右:TDH350F
材料を押さえつけるためのクランプには、トグルクランプを使用します。
TDH450F 商品リンク→https://amzn.to/3Oajjps
TDH350F 商品リンク→https://amzn.to/48XCdrq
Amazonで購入するときにどれを買えば良いのかよくわからなかったので、大小2つのサイズを買いました。
TDH450Fには鍋タッピングのM5×16を使用。
TDH350Fには鍋タッピングのM4×12を使用。
ベースを加工する
材料にはシナベニヤの15mmを使いました。
トリマーテーブルにストレートビットをセットし、長穴を開けていきます。
長穴は2重になっていてM6六角ボルトの頭がちょうど隠れるようになっています。
可変する板にも長穴を開けていきます。
養生テープをテーブルに貼って、印をつけておくと、どこまでカットすれば良いのかわかりやすいです。
開けた長穴はバリが出ているので、丁寧にやすりがけしておきます。
ベースと可動する板をボルトで固定する
下から、六角ボルト、スプリングワッシャー、ベース、可変板、ワッシャー蝶ナットの順で組み付けます。
こちらが今回使用した六角ボルト。
35mmで丁度良い長さでした。
こちらがM6蝶ナット。
単純にボルトを締付けるだけで、永遠と回転してしまう構造だと思ってしまいますが、案外しっかり固定できます。
テーブルソーを使用するときの刃の調整に、最近はデジタルレベルBOXを使って角度を調整しています。
商品リンク→https://amzn.to/3vQSnV5
調べた中ではビッグマンのデジタルレベルBOX(BM-801)が一番お手頃でした。
基本的にあまり安いものではないみたいです。
ベースにレールを取り付ける
テーブルソーの溝に丁度入るサイズの長い棒材を用意します。
大抵は、1×4などの板を自動カンナや手押しかんなで厚みを合わせ、テーブルソーで必要な幅にカットして作ります。
隙間にしっかりハマり、スムーズにスライドできるまでヤスリで微調整します。
微調整できたら、タイトボンドを塗ります。
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レールの上にベースを置きます。
テーブルソーのフェンスをガイドにして貼り付けると綺麗に平行に置けます。
このときテーブルソーの刃に少しかかるぐらいにしておきます。
少し時間をおき、固定されたら裏からねじ止めします。
ベース裏面はやすりがけして整え、ブライワックスのクリアを塗っておきます。
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塗ることで、かなりスムーズに動きます。
テーパージグの完成
トグルクランプを固定します。
ノコ刃を出し、左側面をカットしたらテーパージグの完成です。
実際にカットしてみる
このようにテーパーにしたい部分を左側面のラインに合わせてトグルクランプで固定します。
カットするとこのように綺麗にテーパーカットができました。
これからの家具の製作に役立ってくれること間違いなしです!
追加のパーツとして、可変板の一番手前側に支えの板を一枚貼りました。
これでさらにしっかりと固定ができ、精密な作業ができます。
トグルクランプの位置も少しずらして近づけました。
長いものをカットする場面が多い人は、最初の設定位置で良いかもしれませんが、もう少し短いものも2点止めできる位置に動かしました。
ジグができることにより、安全な作業や時間の短縮、さらに精度の向上につながるので、これからも便利なジグを作っていきたいと思います。
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