みなさんこんにちは、アトリエキンパラのキンパラです。
今回はクレッグジグがどうしても欲しくなったけど、高くて手が出なかったので、以前購入して使っているミニクレッグジグを利用して超便利なポケットホールジグシステムを作っていきたいと思います。
ミニ・クレッグジグ
ミニクレッグジグは穴が一つだけの比較的安価なポケットホールジグです。ポケットホールを開けたい材料に固定して使うのですが、多くの箇所を穴あけする場合にはなかなか手間がかかってしまいます。。
そこで、クレッグジグ4やARMOR TOOLのAUTO-JIG(オートジグ)のようなシステムを製作して効率よく穴あけができるようにしていきます。
オートジグは一回使ってみたいので、購入しようか本気で迷いましたが、高いのでやっぱりやめました。
今回の動画
クレッグジグミニをすでに持っている方、またはちょっと楽に作りたい方はこちらの動画を参考にしてみてください↓↓↓↓↓↓↓
Make a pocket hole jig station/ポケットホール治具を作る
図面
図面は下の今すぐ購入ボタンより、ダウンロードできます。無料です。
間違っていたり、分かりにくかったりするかもしれませんので、参考程度にお使いください。
ポケットホール治具の作り方
背板に穴をあける
背板になる部分にボール盤で穴を開けていきます。この穴は集塵用で、穴の径はカクダイの排水用ホースの径に合わせて開けています。材料はランバーコア合板の15mmです。
固定枠を作る
クレッグジグミニを固定する枠の材料には、適当な無垢材と合板を使います。直角が出るように手押しカンナと自動カンナで削っていきます。
ミニクレッグジグを挟むような形にタイトボンドで固定します。
枠にクレッグジグミニを接着する
枠との固定にはJBウェルドのエポキシ強力接着剤を使います。2液タイプなのでよく混ぜます。
結構たっぷり塗りました。
枠に取り付けます。
側板を加工する
側板に長穴を開けます。ボール盤で穴を直線上に開けます。
その後トリマーテーブルで長穴を開けていきます。
側板の後ろ側は斜めにカットしたいので、テーブルソーのジグにトグルクランプを取り付けて、側板を固定できるようにしました。
綺麗に斜めカットができました。
接着できたミニクレッグジグの加工
ミニクレッグジグと枠が接着できたら、側面に穴を開けます。
ボール盤で鬼目ナットが入る深さまで穴あけします。
先ほどのJBウェルドを塗り、鬼目ナットを取り付けます。
本体を組み立てる
背板は2枚重ねて厚みを出します。
側板をタイトボンドで接着して、
フィニッシュネイラーで固定します。
ぴったりすぎ、むしろ入らなかったので、
サンダーで側面を削って微調整します。
無理なく入る程度にしました。つまみネジで側面を両サイドから固定します。
本体をベースの板に取り付けます。
横押し型トグルクランプの調整
購入した横押し型トグルクランプの高ナットが少し短かったので、長いものと交換しました。
位置を調整します。挟むことのできる材料の厚みはだいたい15mmから45mmくらいにしました。
超便利なポケットホールジグシステムを使ってみた
最初に材料の厚みに合わせてトグルクランプを調整します。
次につまみネジを緩め、高さを調整してドリルの中心が材料の中心にくるように調整します。
そレからドリルの高さを調整します。
集塵機に繋がったホースを背板に取り付けます。
実際にポケットホールを開けていきます。
使用するネジは鍋ネジのように頭の裏が平な方が固定力があると思いますが、良いものが見つからなかったので皿ネジで妥協しました。
クレッグジグ専用のネジはamazonでも購入できますが、ホームセンターに売っているものには同じようなものは見当たりません。。
固定はとっても簡単!皿ネジでも固定力はバッチリです。もちろん表にネジのあとが残りません。
これで、今までよりも2、3倍早くポケットホールをあけることができるようになりました!
これからのDIYの必需品になるかもしれません。
みなさんもぜひ作ってみてください。やる気さえあれば、簡単に作ることができると思います。
いつもこのブログを見ていただきありがとうございます。これからも宜しくお願いします。
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