こんにちは、ジグ大好きキンパラです。
今回は安全な作業と正確な加工に欠かせない、テーブルソーに使用するフェザーボードというものを自作してみたいと思います。
フェザーボードとは
フェザーボードとは、テーブルソーやトリマーテーブルで木材を滑らせるときに使用するジグです。
フェザーボードによって木材をガイドフェンスに押し当てながら加工することで、ブレがなく正確な加工や何より安全な作業ができるものです。
イメージとしてはこんな感じになります。
ネット上に色々な作り方がのっているので、参考にして作りました。
スライド部分
テーブルソーの溝にちょうど良い薄くて細長い材料を用意します。
マキタの丸ノコ盤の溝は浅めなので、あまり太いと飛び出てしまいます。
商品リンク→https://amzn.to/3U7lLkj
テーブルソーで1×4の端をカットし、ヤスリで微調整して溝にはめ込みました。
穴を2箇所開け、そこを中心にトリマーテーブルで長穴を開けていきます。
ガイドフェンスに沿わせて滑らせながら、このように長穴を2箇所、広げていきます。トリマーは必ず3mmずつ上げていきます。
貫通させて長穴の完成。
最初に開けた2つの穴の部分(長穴の中心)はサラもみをしておきます。
ボードの加工
先ほど作ったスライドする部分を溝にはめ、大体の角度でボードとなる12mmの合板を置きます。
長穴の中心と会うところに穴を開けます。
開けた穴にストレートビットを差し込み、先ほどと同じようにガイドフェンスに沿わせて長穴にしていきます。
反対側も開けます。
このように綺麗に開けることができました。
テーブルソーでこのように切り目を均等に入れていき、先端を斜めにカットします。
あとは下から皿ネジ、スライド部分、ボード、ワッシャー、蝶ナットの順に固定すれば完成です。意外と簡単にできます。
この丸ノコ盤(テーブルソー)は溝が浅いと書きましたが、蝶ナットを締めて固定していくと、思ったよりもきつく固定されます。
原理は簡単で、サラもみした部分がネジを締めることによって膨らみ、溝の両端に押し当てられてだんだんきつくなっていきます。
まとめ
テーブルソーで実際に使って見ると、フェザーボードを使用しない時と比べてカットした材料の正確性が本当に増しました。
若干きついと感じたら、少し緩めて使ってみたりしています。
それでも全然綺麗に仕上がります。
次はどんなジグを作ろうか。
アトリエキンパラのYouTubeチャンネル
アトリエキンパラのYouTubeチャンネルでは、ブログで紹介している様々なDIYをメインに動画配信をしています。ぜひこちらもチェックしてみてください!そして高評価、チャンネル登録の方も是非、よろしくお願いします。とっても喜びます。
こちらも読まれています↓