皆さんこんにちは、木工大好きアトリエキンパラです。
今回は、前回の続きのマイターソーステーションPart2です。
Part1を見ていない方はこちらをどうぞ↓
集塵ポートを取り付ける
スライド丸のこを設置する台の後ろには集塵ポートを取り付けます。
呼び系50の塩ビパイプが入る穴を自在錐で開けます。
内側から自作の集塵ポートを取り付けます。
背板で蓋をします。青い板は端材です。色々作ってると端材って増えますよね。。皆さん端材ってどうしてますか?
スライド丸のこを設置する中央の台の前面枠を取り付けます。
ここにも引き出し用のスペースを開けます。
集塵ポートの開閉は前面に板を伸ばして開け閉めできるようにします。
こんな感じに固定します。
程よいところで板をカットして持ち手をつければ集塵ポートの蓋の完成です。手前で押したり引いたりすればON、OFFが簡単にできます。
引き出しを取り付ける
スライドレールを取り付けるところには前枠の厚みと同じになるように角材を取り付けます。
今回引き出しを取り付けるのに、CarAngelsの引き出し治具を使いました。これを使うことで便利になる点は、スライドレールを取り付ける基準線を付けなくても位置が決まるところです。
使い方は簡単です。後ろのブロックを引き出します。
こんな感じに枠にクランプで固定します。
スライドレールを置いて固定すれば完了。うまく考えられていますよね。ブロックの厚み分、隙間が開くので基準線が無くてもちょうど良い感じに固定できます。
これで効率よくスライドレールを取付けられます。たくさん付ける必要があるときには有効かもしれませんね。
引き出しを作ります。今回は簡単に、5面体のボックスを作りました。
引き出しの取り付けはこのように、治具を表側に固定し、レールを伸ばします。
治具の上に引き出しを置いて、レールを固定すれば完了です。
引き出しを置いて固定できるというのがミソなんですね。
引き出しは全部で5個取付けました。
扉を作る
扉の構造はこんな感じです。溝を掘ったところにホゾを差し込む感じです。溝の幅とホゾの厚みは中央に入れる薄板の厚み+1mmぐらいにしてあります。
ホゾはテーブルソーのクロスカットジグを使って少しずつカットして作ります。
ボンドで組み立ててクランプで固定して乾くのを待ちます。乾いたらサンディングしておきます。
自作のスライド蝶番取り付け治具を使って、35φのカップが入る穴を開けます。
穴あけには35φのボアビットを使います。あまり深く開けると貫通してしまうので、スライド蝶番を入れて深さを確認しながら慎重に。
2つのスライド蝶番を一直線に保ちながらネジで固定していきます。
本体を合体する
中央の本体に左右の本体を固定します。ここでの基準は中央にのせるスライド丸のこのテーブル高になります。きっちり水平が出るように慎重に合体していきます。水平器の長いものを持っているといろんな場面で結構役立つので一つ購入するといいと思います。
それぞれの本体に扉を取り付けます。
引き出しの前板は、合板をカットして木口に角材を貼り付けて作ります。
できた前板にはあらかじめ取っ手が来るところに穴を開けておきそこを利用して引き出しに固定します。
内側から短めのネジで前板を固定したら、再び取っ手用のネジを外します。
穴を少し拡張し、ネジが入りやすくしたら取っ手を取り付けます。今回使用した取っ手はこちら↓
このシンプルなデザインが個人的にはお気に入りで、よくキッチンキャビネットに使われている気がします。素材的にはステンレスの無垢ではなくパイプなので持った感じ軽くてちゃっちいですが、見た目重視でこれにしました。
中央の前板は、集塵のレバーを避けるように切り欠きました。
【Part3へ続く!】