こんにちは、ベルトはユニクロ、キンパラです。
今回はとても便利な、ベルトサンダーを卓上タイプにできる簡単なベースを作っていきます。
目次
ベルトサンダー
今使用しているベルトサンダーは高儀(EARTH MAN)のベルトサンダー BSD-110です。
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ベルトサンダーは普通のサンダーと違い、ヤスリが回転するので削る力がとても大きいです。
テーブルの天板の継ぎ目を削るのに購入しました。
ベルトサンダーの中では一番安価なものだと思います。
このベルトサンダーしか使ったことがないので特徴がわかりにくいですが、使用してみた感じは、
良いところ
・安い
・ひっくり返してテーブルに固定できる
悪いところ
・音がかなりデカイ??
・ベルト速度:約3.6m/s(約220m/min)は遅い??
です。
他社製品だと、リョービ(京セラ)のベルトサンダーを使ってみたいです。
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ベースの位置決め
早速作っていきます。
ベルトサンダーの位置決めには色々考えた末、この6φ用のダボマーカーを使うことにしました。
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このベルトサンダーはひっくり返してテーブルに取り付けられるように穴が付いています。
その穴を利用してベースの位置決めをしようと思います。
穴にダボマーカーを入れます。(ぴったりではありません。)
使う板はラワンベニヤのランバーコア材です。
ラワン合板よりも軽くて安いです。
なるべくバランスよくベルトサンダーの位置を決め、板を押し当ててひっくり返しました。
ベルトサンダーを外すとダボマーカーだけが残ります。
ハンマーでダボマーカーを軽く叩き、しっかりと後をつけます。
なるべく垂直な穴を開けるためにボール盤を使用しました。
こちらが今使っているボール盤です。
小型ですが、安定した穴あけが気持ちよくできるので、非常に重宝しています!
ヤフオクで購入しました。
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綺麗に穴が開いたら、6φよダボを打ち込んでいきます。
これが固定ベースになります。
ベルトサンダーを上から差し込んでみるとぴったり取り付けられました。
完全にベルトサンダーの穴の中心にダボが立っているわけではないので、その誤差でうまい具合に固定されている感じです。
スムーズに動く工夫
このままでは回転部分がベースに当たるので、トリマーを使用して溝を彫り込みます。
鉛筆でベルトの外周をマーキング。
トリマーには12mmのストレートビットを取り付けます。
ちょっと雑ですが、こんな感じにベルトが干渉する部分に溝ができました。
ガイドの板(板金を使用)をクランプしてなるべくまっすぐに溝を掘りました。
ベルトの中心部分が少し凹み過ぎたのでベニヤを敷きました。。
この写真を参考に中心は溝を掘らない感じにするといいと思います。
ベルトサンダーが垂直に設置されているか確認します。
シンワのスコヤはやっぱりカッコイイ!
集じん機への接続は、またにします。
吸気口が円形ではないので少し工夫がいります。
とりあえずテープで、、。
ベースにもう一枚板を取り付けます。
卓上ベルトサンダーの完成
鉛筆でマークしたところを削っていきます。
均一に安定して削ることができました。
ベルトサンダーを手で持ちながら作業すると、どうしても不安定な削り作業しかできません。
これさえあれば細かい作業ができると思います。
卓上ベルトサンダーを作業台に取り付ける
アースマンのベルトサンダーにはテーブル固定用のクランプが付属しています。
鉄線の太さは7φ。
8φのドリルでベースの横に穴を開けます。
差し込むと作業台に固定できるようになります。
ベルトサンダーの力はかなり強いので、ベースを作業台に固定して使わないと動いてしまいます。
表面がザラザラなので、軽くやすりがけしてからブライワックスでコーティングしておきます。
今回は本当に簡単な作りでしたが、かなり実用的です。
皆さんも是非作ってみてください。
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