こんにちは、じめじめする湿気が嫌いなキンパラです。
今回は子どもが靴を履くときにちょこんと座れるような、あると便利な小さなイス(スツール)を作っていきたいと思います。
見本にしたのはお店でみつけた座面にナマケモノが彫られたものです。
スツールの脚の作り方
このように脚のパーツをカットし、穴あけ加工していきます。
難しいのは図面通りの角度にカットするところです。
テーブルソーのジグを作り、何度か微調整して安定して斜めカットができるようにしました。
ボール盤で開けられる穴はボール盤で穴あけし、
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出来ないところはドリルガイドを使いあけました。
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ドリルガイドを使うときは、しっかりとクランプしてから穴あけするのがポイントです。
ぐらぐらした状態で穴あけしてしまうと、ドリルが斜めに入っていってしまいます。
脚は相欠きつぎになっています。
テーブルソーで溝を掘り二つをつなぎ合わせました。
若干隙間ができてしまったので、もう少し慎重にやればよかったかなと思います。。
手が触れて痛そうな部分はトリマーの面取りビットで角をとっておきます。
デザイン的にも角が丸くなって、可愛らしくなります。
表面は240番のペーパーでツルツルに仕上げておきます。
子どもが触れるものなので質感は大事です。
やっぱり振動するだけのサンダーよりも、マキタのランダムオービットサンダがとても扱いやすいです。
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脚の部分はこのように組み付けていきます。
強度のことも考えて、ダボは8mmをつかいました。
二つ並べるとこんな感じです。
タイトボンドをつけてパイプクランプで締め付けて組み立てます。
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玄能でたたきつけて組み立てると隙間が埋まらないので、クランプしたほうがいいです。
クランプするときには同じ角度でカットした端材を挟んでクランプします。
はみ出したボンドは水を含ませたタオルなどできれいに拭き取ります。
きれいに拭き取らないと、塗装の時に跡が残ってしまいます。
多少ずれている部分もありますが、なかなか綺麗にできました。
座面の作り方
座面にはヒノキを使います。
3枚の板をビスケットジョイントでつなぎ合わせ、一つの大きな板にしました。
今回は少し厚めにしてみました。
いらない端材でコンパスを作り、250Φの円を描きます。
バンドソーを使って円をカットしていきます。
バンドソー用の冶具を作ってもよかったのですが、ハンドメイド感を出すためにあえてフリーハンドでカットしました。
バンドソーの刃を切れ味の良いものに変えていないので、切り口がギザギザしています。
滑らかな切り口にするためと、形を整えるためにベルトサンダーを使って整えます。
ペーパーは240番を使いました。
これがナマケモノです。
店に売っていたものがかわいかったので、だいたい真似てみました。
ナマケモノの絵はイラストレーターで図を描き、印刷しました。
印刷したナマケモノを座面にのせ、上から鉛筆でなぞっていきます。
なぞった線に沿ってトリマーで掘っていくとこのような感じになります。
ゆっくり掘り進めるのがポイントです。早くやろうとすると必ず失敗します。。
座面を塗装する
座面のナマケモノを塗装しました。今回使った塗料は、白い部分がミルクペイントの白。
ほかの部分はカンペハピオのnuroという水性塗料をつかってみました。
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この塗料は初めて使いましたが、とても発色性や延びが良く扱いやすいです。
また、少量でも購入できるので、ちょっと使いたい色があるときにはとても便利です。
座面を脚に取り付ける
座面を脚に取り付けるために、悩んだ挙句、脚の上部に角材を取り付けることにしました。
角材は横からねじ止めし、座面をのせたら下からねじで座面を固定します。
ナマケモノのイスの完成
ナマケモノのイスの完成です!とってもかわいらしくできました。
売り物に瓜二つですが、意外と脚の作りには苦戦しました。
もっと効率よく作る方法を考えていきたいと思います。
今度はクマのイスにでもしてみようかな。
当ブログをいつも見て頂きありがとうございます。
次回もお楽しみに!
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