Kimpa Life

Kimpa Life キンパライフ

趣味のDIYを中心に、こだわりのあるシンプルライフを充実させていくブログです。

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた12 〜雨樋編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、出来上がったウッドデッキの屋根の軒先に、雨樋を取り付けていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck11

ウッドデッキに屋根を付けて、雨樋も付ける

雨樋を取り付けるために、雨樋用の金具を屋根の鼻隠しの部分に取り付けていきます。

家の雨樋を参考にすると、取り付け位置のバランスがよくわかります。

雨樋の付け位置が悪いと、屋根から流れてきた雨水をちゃんと受け止めることができません。

最初の一個を取り付けます。

取り付けには、錆びにくいステンレスビスを使用しました。

軒樋を取り付ける

こちらが今回使用する雨樋(軒樋)です。

木材の色に合わせて茶色にしました。サイズは105です。

雨樋は、同じメーカー(パナソニック)で合わせます。

反対側にも金具を少し下がったところに取り付けて、軒樋を置きます。

試しに水を流してみて、ゆっくり流れるくらいの傾斜になっているか確認します。

あまりに傾斜がキツくて水の流れるスピードが速いと、終端で水が溢れてしまいます。

両方の金具に水糸を張って、基準にします。

一度軒樋を外して、等間隔に合計6つの金具を取り付けました。

もう一度軒樋を取り付けます。

金具の端を折り曲げると、簡単に軒樋を固定できます。

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こちらは軒樋から下に雨水を下すためのE型集水器です。

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雨樋はこちらの接着剤でそれぞれのパーツを接着します。

縁の部分に接着剤を塗ります。

止まりというパーツがあるのでそれを合体します。

本当は軒樋に取り付けるものなので、無理やりハメました、。意外と入りました。

E型集水器を軒樋に取り付けます。

前回取り付けたケラバが少し邪魔になってしまったので、先端にグラインダー切り込みを入れます。

軒樋の内側に収まるように折り曲げておきます。

こちら側にも止まりを接着しておきます。

たてどいを取り付ける

こちらは縦に取り付ける『たてどい』です。

軒樋よりも少し小さいサイズになります。

長さを調整する場合には、専用のパイプソーでカットできます。

スライドマルノコや卓上マルノコがあると、簡単にカットできます。

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エルボというパーツを上手い具合に繋いで、ウッドデッキの柱の位置までたてどいを延ばします。

柱には、たてどいを固定するためのパッチン控(ひかえ?コウ?)を取り付けます。

このパーツで簡単にたてどいを固定できます。

先端はエルボを使って斜めにしておきました。

真っ直ぐにすると水の勢いがすごいです。

という事で今回は雨樋を取り付けてみました。

これで雨が降っても、屋根から雨水が滝のように落ちる心配はありません!

一手間加えるだけで、ウッドデッキのある生活がより快適になります。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck13

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ウッドデッキ - YouTube

【DIY】ウッドデッキに屋根つけた11 〜ケラバ鈑金編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

前回、ポリカの波板が張れたということで、今回はケラバ鈑金を取り付けていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck10

ケラバ鈑金を取り付ける

前回までで、できた屋根がこちらです。

このままでも十分事は足りるんですが、何か少し足りない気がしました。

横から見える波板の端がどうもダサい気がします。

なんだか安っぽい自転車置き場に見えてしまいます。

という事で色々調べて、今回取り付けたのがこちらのケラバ鈑金です。

よく見ると我が家の屋根にもついています。

このケラバ鈑金の大きな役割は、雨漏りを防ぐ事です。

ウッドデッキの屋根の場合、野外なので正直必要としない部材ですが、変なこだわりで取り付けていきます。

材質はトタンです。近くのホームセンターで見つけました。

今回の役割は、どちらかというと見た目の改善なので、バランスを考えて50mm×50mmのものを選びました。他にも様々な形状のものがありました。

波板を隠すように、上から被せて取り付けます。

このケラバ鈑金を取り付けるために、ポリカの波板のビスの固定場所を少しだけずらしておきました。

長さが2Mしかないので、一本目をまず取り付けます。

取り付けにはポリカの波板用ビスを使いました。先に下穴を開けておくとねじ込みやすくなります。

2本目は、グラインダーで簡単にカットして長さを調整します。

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切り口は痛いので、軽くやすりがけしておきます。

1本目に少し重なるようにして、2本目を固定します。

横からの取り付けには、ステンレスのトラスタッピングで固定しました。

専用のビスがあると思いますが、今回はこれで代用しました。

まとめ

こちらが取り付け前。

こちらが取り付けたところ。

少し雑な感じが無くなって、見た目が良くなった気がします。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck12

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ウッドデッキ - YouTube

【DIY】ウッドデッキに屋根つけた10 〜ポリカの波板編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回はいよいよポリカの波板を張っていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck9

 

鼻隠しを取り付ける

早速屋根を取り付けたいところですが、先に鼻隠しと呼ばれる部分を取り付けていきます。

垂木の先端部分を隠すように板を取り付け、そこに後で雨樋を取り付けます。

鼻隠しには、垂木と同じ材料を使いました。もちろんこれも、先にキシラデコールを塗っておきました。

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大丈夫だとは思いますが、板の両サイドは2×4サポートのL型アングルを使って頑丈に取り付けました。

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そのほかの部分は、垂木の木口に直接ビスで固定しました。

これもまた材料の長さが足りないので、繋ぎ目は浮いています。

垂木の中心でカットしようかとも思いましたが、細い垂木の木口には狭くて固定しにくいので、一方を少し長めにして空中で繋ぎます。

2枚の板を繋ぐには、シンプソン金具のタイプレートを使います。

表から止めると少し金具が目立ってしまうので、内側から止めました。

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こちらが鼻隠しをつける前。

こちらが鼻隠しをつけた後。

見た目の印象がだいぶ違いますね。鼻隠しがあるだけでまとまり感が出ました。

パーゴラと屋根の雰囲気の違いがここにも出ている気がします。

ポリカの波板を張る

こちらが今回屋根に使う、ポリカの波板です。

両面に耐候性のあるもので、屋根の奥行きに合わせてサイズは9尺(2,730mm)にしました。

今回、ポリカの波板をカットしなくてもよいサイズで屋根のサイズを設計してあります。

寸法的には、ポリカの波板鼻隠しから約50mmほど飛び出すサイズです。

これにより、後に設置する雨樋とのバランスがちょうど良くなります。

ちなみに、この出幅が100mm以上あると、風に持って行かれて波板が破損する原因になるので、出し過ぎには注意です。

波板取付ビスで固定する

波板の取り付けには、ポリカ波板専用の波板取付ビスを使用します。

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樹脂製の傘と丸いスポンジと5mmのビスが一緒になっています。

ポリカの波板を屋根に固定するためには、先にポリカの波板に下穴を開ける必要があります。

そこでこの傘がちょうど良い治具になりそうなので、使ってみることにしました。

波板の形状に合わせて傘を置いたら、ずれないように手で固定して上から穴を開ければ波板の山の先端の部分に穴が開けられます。

しかしこの治具、発想は良かったものの、材質が割と柔らかいのかドリルにぶつかるところが段々と削れて穴が拡張していきます。

ビスはたくさんあるので、取り替えながら作業しましたw

下穴を開けるのには、波板専用のドリルもありますが、持っていないので5mmの普通のドリルを使いましたが、全然問題なく使えました。

早速波板を取り付けていきます。

ビスの止め具合ですが、波板がほんの少し押されて変形するぐらいの固定具合にします。隙間が開くのが一番良くないです。雨が侵入してきます。

普通なら一番手前からビスで固定していきますが、この後に側面にトタンを取り付けたいので、あえて端から3山くらいのところからスタートしました。

とりあえず手の届く範囲だけビス止めしていきます。

高所作業は安全第一で行いましょう。

2枚目以降は、基本的には2.5山重ねることで、隙間から雨が漏れることはありません。

今回の屋根の設計では、使う波板の数よりも少し屋根の幅が小さいので、波板同士を5山重ねることにしました。

先端の出幅もしっかり50mmで合わせていきます。ここさえ守りながら固定していけば、鼻隠しに対して平行に綺麗に固定できます。

最後の部分は少し余ってしまったので、一つ前の波板に重なる部分を増やして、波板が飛び出さないようにしました。

これで全ての波板が屋根に乗り、手の届く範囲のビス止めが完了しました。

ビスの取付ピッチですが、大体5山になっています。波板の重なった部分は、2箇所止めたりして、臨機応変に固定しました。

屋根の上に乗る

ここからが本番です。

屋根の上に登り、まだビス止めしていない内側の部分を固定していきます。

注意点としては、ポリカの波板が弱そうで体重が支えられなさそうなので、必ず垂木か野縁の上を歩くようにします。

そしてこの作業で一番後悔していることが、クッションを持って登らなかったことです。

波板の上に膝をついて作業することになるんですが、完全に膝をやられます。なのでこれから波板張り作業をする方は、バスタオルでもなんでも良いので必ずクッション性のあるものを持っていきましょう。

膝が痛くて時間はかけていられないので、一気に下穴を開けて、一気にビス止めしていきます。

もともとある屋根の下は狭すぎて、インパクトが入らないので止めませんでしたが、台風で飛ばされるようなことありませんでした。

無事に全てのポリカの波板を取り付けることができました。

ここまで一人で作業してきて、ウッドデッキから空を見上げた時の波板に守られている感に感動します。雨にも負けず感。

普通ならこれで完成ですが、次回へ続きます。

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ウッドデッキ - YouTube

【DIY】ウッドデッキに屋根つけた9 〜デッキ拡張編2〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、前回取り付けた根太にデッキ材を貼っていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck8

デッキ材を並べる

拡張したウッドデッキの面積から、デッキ材が入るサイズを確認します。

デッキ材に使用する材料は、ヒノキの30×105mmです。ちょっと太いかもしれませんが、ホームセンターの材料でちょうど良い幅が確保できるのがこのサイズでした。

ホワイトウッドは劣化が早いので、あまりお勧めできません。

デッキ材同士の隙間を統一するために、簡単なジグを作りました。

これを挟みながら固定していくことで、均等にバランスよく配置できます。

本当は、端から端まで一本の板で補いたかったんですが、長さが足りなかったので、カットしたものを使います。

この図のように全て同じ長さで貼るのも良いんですが、これだと真ん中に切れ目が集中して見た目と強度がよろしくありません。

そこで、レンガのように配置を組み替えることで、見た目的にも強度的にもバランスの取れた配置にしてみました。 

デッキ材は、固定してしまう前に裏面にもキシラデコールを塗っておきます。取り付けてしまった後では細かいところが塗れなくなってしまいます。

デッキ材を固定する

デッキ材を固定するのに、前回同様ゼロステンコーススレッドを使います。

長さは、デッキ材より20mmほど飛び出すくらいの長さにしました。

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デッキ材の端の方をビスで直接固定してしまうと、ヒノキのような柔らかい木材の場合割れてしまう可能性があります。

そこで、最初に下穴きりで下穴を開けることで、スムーズにビスが入っていきます。

さらに皿取り錐で、ビスの頭がデッキ材に隠れるようにします。

これで絶対にビスにつまずきません。

こんな感じに綺麗にした穴が開きます。

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固定するときには、材料が浮かないように上から押し付けながら止めていきます。

キシラデコール2度塗り

表面だけですが、キシラデコールを2度塗りしておきます。

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2度塗りしたデッキ材は、ご覧の通りの撥水性。

これなら何年も腐らないような期待感があります。

これでデッキが広くなりました。

手前のフェンスだけ再利用し、使わないフェンスは取り外しておきます。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck10

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https://www.youtube.com/playlist?list=PLMme6PMg2aO-E1P7d04XWTCfStjqLbHpe

【DIY】ウッドデッキに屋根つけた8 〜デッキ拡張編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、既存のウッドデッキの床を屋根に合わせて拡張していきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck7

 

新しく広げるデッキ

新しく広げるデッキの広さは、屋根の大きさに合わせて手前に550mm広げます。

既存のウッドデッキが約3600×1800mmの大きさなんですが、机と椅子を置いてしまうとかなり窮屈で、動線が確保できません。

ウッドデッキ外の通路を確保しつつ、ウッドデッキ自体を550mm広げることにしました。

柱を設置

短い柱を追加で2本設置していきます。

使用したのは長い柱と同じく90角のヒノキ材です。

既存のフェンスの高さに合わせ、スライド丸鋸で1215mmでカットしました。

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基礎を作った時に設置したピンコロの上に湿気対策用のパッキンを敷き、キシラデコールでしっかりと防腐処理した柱を乗せます。

柱の垂直を確認したら、幕板に固定します。

ビスが入りにくい場合には、下穴を開けてあげると入りやすくなります。

もう一箇所のピンコロにも柱を立てておきます。

ゼロステンコーススレッドの実力

今回使用している、ステンレス色でサビに強い ゼロステンコーススレッドの耐食性がどれくらいあるかの実験をしてみました。

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鉄製のドライバと一緒に雨ざらしにしてみましたが、耐食性はご覧の通りでした。

色がステンレス色なだけではなく、ちゃんとサビにも強いみたいです。安心。

根太(ねだ)をはる



次にデッキ材を固定するための根太(ねだ)を張っていきます。

赤い部分が根太です。

既存のウッドデッキの大引きを利用して、シンプソン金具で根太を固定していきます。

根太を効率よく貼るために簡単な治具を作りました。

作り方は簡単で、根太と同じサイズの角材に、後で取り付けるデッキ材の厚み30mmをプラスして、さらにその上に引っかかり用の角材を取り付けたものです。

シンプソン金具は、ダブルシェアハンガーLUS24を使います。

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根太がヒノキの40×85mmなので、内径40mmのものを選びました。

治具を柱にクランプしたら、シンプソン金具を治具に当てて固定します。

ネジ穴は4箇所あるので、上の2つだけ固定してその他は後で固定します。

正直、人工木に対してビスがしっかり効くか不安でしたが、問題なくガッチリ固定できました。

シンプソン金具に根太を入れて、側面から斜めにビスを打ち込みます。

柱の方は、直接ねじ込みます。

根太に乗ってみましたが、びくともしないくらい丈夫でした。

このままでも頑丈な構造だとは思いますが、念のために柱側にも大引きのようなものを取り付けて、強度をアップしておきます。

これならデッキを敷いても問題なさそうです。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck9

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた7 〜垂木取り付け編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、前回に引き続き垂木の加工と取り付けをやっていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck6

垂木の加工

前回、8本の垂木に、手前の桁に乗せるための切り欠きを加工しましたが、今回は野縁をハメるための切り欠きを加工します。

全てまとめてクランプで固定することで、ばらつきなく加工できます。

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丸鋸の出幅を野縁に使う材料の厚み(30mm)に合わせます。

先端から500mmピッチで印をつけたら、まとめた垂木を何度もカットして細かく溝を入れていきます。

こう言った作業の時は丸鋸定規がまた役に立ちます。

カットしと部分をノミを使って綺麗に取り除きます。

野縁材が入るのを確認します。

これで全ての垂木に加工できました。

ちなみに斜めにカットした末端の部分は79度なので、今回作る屋根の傾斜は11度ということになります。

キシラデコールで塗装

垂木材や野縁材にもしっかりとキシラデコールを塗っておきます。

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キシラデコールも塗り重ねると、ご覧の通り色が濃くなります。

2度ぬりは結構面倒ですが、耐久性も上がるのでがんばります。

垂木をシンプソン金具で固定

垂木は溝を掘って組むことで少しは強度が増しますが、さらに強度を増すために、シンプソン金具のサイズミック&ハリケーンタイ H3Lを使います。

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この金具は、右用、左用があるので、取り付けやすい方向で使い分けます。

奥から垂木を取り付けていきます。

取り付けピッチは520mmにしました。

金具を取り付けるのにステンの鍋ビスを使ってみましたが、少し使いづらかったので、金具の固定にはほとんど普通のコーススレッドを使いました。

これでガッチリ固定できました。強度は十分だと思います。

垂木に溝を加工したおかげで位置が簡単に定まります。

垂木が固定されてなんだか屋根っぽくなりました。

野縁の取り付け

あらかじめ屋根の幅でカットし、防腐剤を塗った野縁に、垂木の取り付けピッチを印しておきます。

野縁を奥から順に垂木の溝に差し込んでいきます。

先ほどつけた印を目安にビスで固定していきます。

材料は歪んでいるので、なるべく強制的に中心を合わせながら固定します。

ということで屋根の骨組みが完成しました。このまま使っても良さそうな屋根(パーゴラ)になりました。ブドウでも育てたくなります。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck8

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた6 〜垂木の加工編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は桁(けた)の設置と屋根の骨組みとなる垂木の加工をしていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck5

柱をボルトで固定する

前回まで仮止めしておいた柱を、羽子板付きの束柱に固定します。

羽子板には穴が5つありますが、パッキンを敷いたことで下の穴が塞がったので、真ん中の穴と上二つの穴で柱を固定します。

まずは真ん中に8mmの下穴を開けます。

M8の六角コーチスクリューで固定します。長さは65mmで、素材は錆びにくいステンレスにしました。

ボルトの頭の部分が意外と小さかったので、ワッシャーを挟みました。

ソケットレンチのサイズは13mmです。

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インパクトでガッツリ止めていきます。

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3本の柱がしっかりと固定できました。

この時点ではまだグラグラしています。

幕板をつける

先に外しておいた幕板を取り付けます。

桁(けた)を取り付ける

柱に桁を固定します。

本当は一本で固定したかったんですが、長さが足りないので2本にしました。屋根を支えるものなので、構造的には問題はないと思います。

奥は出っ張らずに柱にぴったりの寸法です。

これで桁がつきました。

補強をつける

余った材料の両端をスライド丸鋸で斜めカットします。

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手前の柱の内側に4箇所の補強を取り付けました。

これだけでもだいぶ強度が増します。

垂木の加工

垂木は金具で固定するだけという方法もありますが、もう少し頑丈にしたかったので少し加工を加えます。

垂木の加工は、実際に材料を乗せてみて角度を決めます。

垂木を外壁に取り付けた材料に乗せ、スコヤを当てて垂直な線を引きます。

その線に合わせた簡単な斜めカット定規を作り、垂木の端を斜めカットします。

今回製作する屋根は垂木を8本使います。この簡単なジグがあるだけで、作業効率が全然違います。

試しに乗せて確認すると、外壁にピッタリです。

屋根にはポリカの波板の9尺(2730mm)を取り付けたいので、垂木の長さはそれよりも短い2655mmにしました。

これは最終的に先端に雨樋を取り付けるので、その分の余裕も見ています。

斜めにカットした奥の角をジグソーで40mm切り欠いて、材料同士が密着するように加工します。

これで乗りやすくなりました。

手前も同じように40mmの加工を加えます。

厚みは45mm分。

今回は40mm下げるという設定にしましたが、それ以下でも良いと思います。ただ、あまり深い切り欠きにしてしまうと強度に不安があるので、材料の半分以上は行かないようにした方がいいと思います。

ここもジグソーで加工します。

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このジグソーは本当におすすめで、思った通りに動いてくれます。

安価なものと比べるとブレ具合?が全然違います。安定感抜群。

8本全て同じように加工します。

木材は元々ねじれていたり、湿気で膨張したりするので、あまりキツく加工すると桁にハメた時に入らないかもしれないので、1、2mmくらいの余裕はあっても良いと思います。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck7

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた5 〜柱の加工編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、柱の加工をしていきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck4

柱の長さを決める

まずは、手前の束石に柱を仮で設置します。

柱を乗せる前に樹脂製の基礎パッキン(20mm)を束石の上に置いて、通気性を良くします。

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柱を立てて、束石の羽子板にある穴を利用して仮止めします。

水平器を使って柱を垂直に立てて、隣のフェンスに固定します。

フェンスがない場合は、土に杭を打ってそこに固定すると良いと思います。

手前と奥を斜めに渡す垂木には、30×105mmのヒノキを使いました。

隣のサンルームの角度になるべく合うように角度を固定します。

この時、柱に対して垂木が重なる一番手前の位置に印をつけます。

一度柱を外し、印をつけたところで柱をカットします。

今回の場合、柱の長さは2420mmになりました。基礎パッキンの20mmを足して、柱の高さは2440mmになります。

手前側には同じ長さの柱を3本立てます。

桁を乗せるための加工

3本の柱にはあとで桁(けた)を乗せます。

桁に使用するのは、45×105mmのヒノキです。

丸鋸の刃を45mm出して、90角の柱に細かく切り込みを入れていきます。

ちょうど105mm分の切り込みを入れたら、金槌で叩き割ります。これが気持ちいい。

あとは凸凹した部分をのみを使って綺麗に平らにしておきます。この加工を3本の柱に加えます。

奥にも柱を設置

奥に一本柱を立てたいので、既存のフェンスを取り除きました。

人工木は空洞になっていて、うまいこと下のブロックに刺さって固定されていました。単純な構造ですがとても頑丈な作りです。

パッキンが少し大きいので、バンドソーで90角にカットしました。

柔らかい樹脂製なのでノコギリでもカットできます。

パッキンは床材にネジで固定しておきます。

この柱は、あとで2×4サポートで固定します。

柱は一番最初に取り付けた外壁側の材料に垂直に仮止めしておきます。

奥の柱と手前の柱は、30×105mmのヒノキで固定します。

手前の柱に先ほどと同じ容量で30mm厚分の切り欠きを加工します。

こういうところもしっかりと防腐処理しておけば安心です。

手前の柱を垂直に固定します。

落ちないように材料を柱の上に置き、奥の柱の水平にくる部分に印をつけます。

再度奥の柱を外して、同じように切り欠きを加えます。

奥の柱をしっかりと固定します。根本の部分もチャンネルサポートも使って頑丈に固定します。

柱に乗る桁に干渉しない長さでカットして、固定します。

ウッドデッキの屋根作りは、水平垂直を綺麗に見るのがポイントです。正確に測れば加工した溝にしっかりと入ってくれます。(数ミリは気にしないで!)

次回へ続く↓

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた4 〜外壁固定編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、外壁に屋根を乗せるための木材を固定していきます。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck3

 

外壁(サイディング)に木材を固定する位置

今回作る屋根は、家の外壁と手前の柱で固定する構造です。

最初に外壁側に木材を固定していきます。

固定できる位置は、外壁(サイディング)をよく見ると釘のあとが発見できると思います。

万が一誤った位置に穴を開けたりすると、雨漏りの原因になってしまうのでこればっかりは自己責任でお願いします。

外壁に穴を開けるのは勇気が入りますが、僕の場合は、外壁のビスの位置が分かりやすかったのと、知識ある方に相談して確認を得て作業することができました。

ここからは我が家の場合です↓

我が家の場合、外壁に一定ピッチで釘が刺さっていました。

サイディングの裏には下地の木材があるので、そこに固定すれば問題ないということです。

引きの写真で見ると、ちょうど雨戸のシャッターがある位置の上に木材を固定していきます。

外壁側に使用する木材

今回のウッドデッキの屋根幅は、3650mmに設計しましたが、ホームセンターで購入できるヒノキの長さが3mなので、3650mmを半分にした1825mmでカットします。

材料のサイズは、105mm×30mmです。

丸ノコで直角にカットするときには、丸鋸ガイド定規があるとすごく便利です。

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安全に綺麗にカットできます。

カット面にもしっかりとキシラデコールを塗っておきます。

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外壁(サイディング)に穴をあける

外壁の穴あけには、こちらのサイディング用下穴錐2.5mmを使ってみました。

穴を開けてみると簡単に穴が開きましたが、この長さのドリルでは材料と外壁材を同時に貫通できませんでした。

結局、普通の木工用下穴錐の長いもので穴あけしました。ドリルの刃は悪くなると思いますが、それで問題なくいけました。

今回主に使用するビスは、サビに強いゼロステンコーススレッドです。

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材質はステンレス色の鉄ですが、ユニクロメッキよりも10倍の耐食性があるそうです。

雨水が浸水しないように、ねじ止めの際はコーキング材で隙間を埋めます。

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コーキング材は、コーキングガンにセットして使います。

意味があるかわかりませんが、ビスにたっぷりとコーキング材を塗ってから固定します。

外壁に木材を固定する

材料と外壁に同時に下穴を開けます。

ねじ込むと、コーキング材が浮き出てきます。あんまり意味がないのかも。

浮き出したコーキング材で、ネジの頭を隠しておきました。錆防止になります。

コーキングで保護する

外壁に固定した木材の上と側面の隙間を同じコーキングで埋めておきます。

下側をコーキングしてしまうと、万が一雨水が入ったときに水の出る場所がなくなってしまうので、下側はコーキングしてはいけません。

外壁は凸凹しているので、指でコーキングを広げて隙間を埋めます。

これで屋根が乗っかる木材が固定できました。

設置した場所が屋根の下ということもあり、雨水もここならそんなに簡単には入ってこないと思います。

次回へ続く↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck5

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた3 〜塗装編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

前回は束石が設置できたので、今回は、メインの材料と塗装についてです。

前回↓

https://www.kimpalife.com/entry/wooddeck2

使用する木材

今回ウッドデッキのあれこれを作るのに使用した主な材料は、ホームセンターで購入できるヒノキです。

工程ごとに近くのホームセンターを行ったり来たりして買い足しながら作っていきました。なので写真の材料はほんの一部です。

ウッドデッキを作る材料には、基本的に腐りにくく、耐候性の高いハードウッドと呼ばれる硬い木材を使用します。

ウリン 30×105×1200mm | すべての商品 | ウッドデッキ通販のDecks(デックス)

よく使われるハードウッドは、ウリンセランガンバツが代表的ですが、ヒノキの価格に比べて3倍以上します。。

耐久年数もヒノキよりも長いと思いますが、、お財布と相談して、、むしろ奥さんと相談してヒノキにしました。

今回使用する塗料

使用する塗料は、ウッドデッキ作りの定番のキシラデコールです。

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キシラデコールは、木材の内部に浸透して、内部から防腐、防カビ、防虫効果を発揮します。

防虫の対象はヒラタキクイムシなどの木材害虫なので、シロアリやハチなどは対象外だそうです。

実際、シロアリに効くと思っている方も多いとは思いますが、対象外というのは残念。

しかし塗って損は無いので、満遍なく塗ることをお勧めします。

細かい部分の塗装には刷毛を使い、広い面の塗装には、コテバケを使います。

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広い面を刷毛で何回も往復しなくて済むので、時短効果は大きいです。

ついでに、コテバケが入るバケットがあると便利です。ちょうど良いものが家にあるかというと、ほぼ無いんですよね。

ペンキを塗る順番としては、組み立てる前に塗っておいた方がラクだと思います。

塗装はできれば2度塗りした方が色のノリも良いし、耐候性も上がります。

塗装は根気のいる作業ですが、頑張ります。

次回へ続く↓

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた2 〜束石編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、ウッドデッキの柱を設置するための束石(つかいし)編です。

前回↓

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広げるウッドデッキ

こちらが今回広げるウッドデッキの土台図面です。庭の通路を確保したいので手前に550mmだけ広げます。

家の壁面から1770mmというのが広いように見えて、実は狭いです。

動線がなく、テーブルは置けたとしても4人で座ると結構狭いです。

水糸で位置を確認する

今回のウッドデッキの屋根の製作は、既存のウッドデッキを利用します。

水糸を奥の束柱から引っ張ってきて、手前に建てた柵に巻き付けます。これで南北方向の真っ直ぐな位置がわかります。

反対側にも柵を立てて、水糸を張ります。

既存のウッドデッキから550mmの距離で、東西方向に水糸を張ります。

これが増設するウッドデッキの柱の位置になります。

地面を掘って束石を置く

スコップで地面を掘ります。

水糸を張ってからだと水糸が邪魔で地面を掘るのに一苦労するので、地盤が硬い場合は先にある程度掘っておいたほうがいいかもしれません。

土台に使うのがこちらの、羽子板付きの束石です。

ホームセンターで購入できる一番一般的な束石だと思います。

その束石の重さを利用して、掘ったところを踏み固めます。

試しに束石を置き、横のコンクリートよりも若干低い高さにしておきます。(後でモルタルで微調整します。)

その上に水糸の高さより少し高めにカットした90角を置いてみて、水糸に触れているか確認します。

左から2個目と右から2個目は、ピンコロという羽子板のついていない束石を設置します。

こちらも先ほどと同じように、角材を置いてピンコロが中心に大体くるようにしておきます。

そこまで細かくなくて大丈夫です。乗っかれば良いので。

これで束石の仮置きができました。

モルタルで束石を固める

今回使用したのが、以前にも使ったことのあるインスタントセメントです。

商品リンクhttps://amzn.to/4bjBJhe

水を混ぜるだけでモルタルが簡単にできます。

バケツにインスタントセメントを入れ、水を加えて混ぜます。

モルタルの硬さは耳たぶくらいの硬さで、上から落とすとトロトロというよりもボテっという感じの少し重みのある硬さにします。

一度使ってみるとちょうど良い硬さが大体わかってきます。

束石が十分に乗る量のモルタルを穴に流し入れます。

束石を置いて、水平器で隣のコンクリートと同じ高さになるように調整します。

商品リンクhttps://amzn.to/49k3DYP

目安となるコンクリートが無い場合がほとんどだと思いますが、そんな時は、最初に設置した束石を基準にして、そこからたどっていけば、全体が水平になると思います。

この時、羽子板の位置は奥側にしておきます。見た目も気にならないし、構造的にも屋根を乗せた時にその方が羽子板が曲がりにくい位置になります。(あまり関係ないかもしれませんが。。)

さらに先ほどと同じように90角の角材を置いて、水糸に触れるような位置に束石を設置します。

水平器を90度回転させ、束石自体の水平もしっかりとみておきます。

この束石を設置する作業はとても時間がかかりますが、根気良くなるべく正確に頑張ります。

最後に余ったインスタントセメントを粉のまま束石の周りに振りかけます。

水をかけて2日も経てば、しっかり頑丈に固まっています。

ついでに土や石でモルタルの部分を隠しておきます。

ということで今回は束石の設置方法でした。

基礎は簡単にはいきませんが、やり方さえわかればなんとかなるものです。

ぜひ参考にしてみてください。

アトリエキンパラでした。

次回に続く↓

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【DIY】ウッドデッキに屋根つけた1 〜準備編〜

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

我が家には長年使っているウッドデッキがありますが、今回そこに屋根をつけて雨をしのげる屋根付きウッドデッキにしました。

そのほかにも、デッキの面積を拡張したり、フェンスを作り直したり、、、やること盛りだくさんでした。

完成してからだいぶ経ちますが、とても便利に活用しています。

DIYで作りたい方も絶対にいると思うので、これから何回かに分けて作り方やオススメの道具などをご紹介していこうと思います。

今回は、現在のウッドデッキを少し分解する準備編です。

現在のウッドデッキ

こちらが今回大改造していく、我が家のウッドデッキです。

完成から20年くらい経っているそうですが、材料が人工木なので目立った破損もなく使えています。

人口木は、木の粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた材料で、当時の価格で30万円くらいしたそうです。かなり高価です。

20年も経てば歪みは出てきますが、腐ることがないので歪んでも十分使えます。

ただ、屋根がないので、当然雨が降ったら使えないし、強い日差しも避けられません。

そこで今回は思い切って大改造をしたわけです。

ウッドデッキの階段の脇に地植えのラベンダー

今回の計画では、ウッドデッキの面積を手前に550mmほど伸ばす計画です。

なのでこのラベンダーは別の場所に頑張って植え替えました。ちなみにこれはレースラベンダーという品種です。手入れしなくても丈夫に育ちます。

ウッドデッキを少し分解

階段を外す

階段は、踏み板が割れているので、新たに作り直します。

この人口木は中が空洞のタイプです。割れやすいといえば割れやすく、ハンマーで叩くと簡単に割れます。

雨水も溜まりますが腐ることはありません。

幕板を外す

幕板は外して、再利用します。

ホームセンターでも人口木は購入できますが、かなり高額な商品なので使えそうなものは再利用します。

ウッドデッキの床下の構造

ウッドデッキの作り方には色々ありますが、このウッドデッキは太い大引きが一本あり、それを支える束柱が5本という構造で成り立っていました。

基礎にはコンクリートが敷いてあります。

デッキの上に人口芝?

デッキの上には樹脂製の人工芝が敷いてありました。

これはこれで、汚れが目立たなくなるので良いのですが、樹脂製のものは劣化するとボロボロになり、細かく割れた樹脂が散乱します。このタイミングで撤去しました。

デッキが斜め?

水平器をデッキに当ててみると、全体が少し手前に傾いていました。

土台のコンクリートには斜めの勾配がついていて、そこにそのままウッドデッキを立ててありました。キット販売のウッドデッキを施工業者に依頼して作ってもらうとこんなものなんでしょうか?少し雑。

でも今更直すことはせず、ここはそのままにしておいて手前に新たな柱を建てていきます。

屋根をつけるための下準備、、それだけでもだいぶかかりました。

次回へ続く↓

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【DIY】収納アイデア!アイリスオーヤマの小物収納を壁面収納にする方法

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、工房にあると便利な小物収納を紹介したいと思います。

フレンチクリートへのフック掛けにも対応できるようにしてみたので、よかったら参考にしてみてください。

今回の動画


www.youtube.com

使用する小物収納

今回使用する小物収納は、アイリスオーヤマの小物収納 KC-310Rです。

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種類がいくつかあり、引き出しの数も様々です。

その中でも今回は、引き出しの数が24個のものを使います。サイズは、幅310mm×奥行き130mm×高さ290mmです。

お値段的にも樹脂の引き出しとしては安いと思います。

小物収納の壁掛けの作り方

このままでは壁にかからないので、小物収納をスッポリと覆うような形の外箱を作ります。

使用する材料はラワン合板です。壁にかけるときに少しでも軽い方が良さそうなので、ラワンのランバーコアにしました。

小物収納が入るサイズでロの字を作ります。組み立ては、ボンドで貼り付けてフィニッシュネイラーで仮固定し、最後に木ねじで固定します。

組み立てる際には、クランプで固定しておくと作業しやすいです。

背板を取り付けて強度をアップします。

側面から木ねじで固定して外箱の完成です。

小物収納を入れてみてちゃんと収まるのを確認します。

このままだと合板の切り口が見えて汚いのと、小物収納が飛び出してしまうので、斜めカットしたヒノキの角材を貼り付けます。

表から貼り付けて、小物収納が飛び出ないように囲います。

こんな時にあると便利なのが、シンワ測定の止型スコヤです。

商品リンクhttps://amzn.to/3OrObln

斜め45°にカットしたいところに添えて、簡単に線が引けます。

組み立てる時には、フィニッシュネイラー以外にもピンネイラーでも十分仮組みになります。

ちなみに左がピンネイラーで右がフィニッシュネイラーです。

ピンネイラー 商品リンクhttps://amzn.to/3Un2Y4j

フィニッシュネイラー 商品リンクhttps://amzn.to/3SI7Dgh

どちらも中古で手に入れました。

二つの違いは使用するピンのサイズです。左がフィニッシュネイラーの針で右がピンネイラーの針。

実際に使用した部分の跡を見比べると右のピンネイラーの方が目立ちにくくなります。

固定力は左のフィニッシュネイラーの方があると思います。使う場所によって使い分けています。

これで外箱の完成です。もう小物収納は出られません。

 

フレンチクリートに引っ掛ける

背板の部分にフレンチクリート用の斜めカットした板を取り付けます。

フレンチクリートに引っ掛けることで、設置する場所を変えることができます。

無事、仲間入りを果たした小物収納。

設置した場所が少し高いかなと思ったら、一個下の段に引っかけたりと、自由度があります。

まとめ

ということで今回は、小物収納の壁掛けを作ってみました。

これで細かな材料を整理整頓できそうです。材料が増えすぎたので、もう一つ小物収納を買い足しました。。

みなさんもぜひ作ってみてください。

アトリエキンパラでした。

【DIY】おしゃれなヘアサロンにぴったりなアンティーク風ブックシェルフを作ってみた。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、ヘアサロンを営む友人の依頼でブックシェルフを作りました。依頼内容としては、シンプルで飽きのこないようなデザインが希望でした。

お気に入りのサイトの家具が理想的だということで、今回はそちらを参考に製作してみました。ヴィンテージ・アンティーク家具はカッコいいですね。形は割とシンプルな物が多く、色も落ち着いていて僕も好きです。↓

デンマーク ヴィンテージ チークブックシェルフ03(ウッドオイル仕上)rowan-antiques.com

参考にしたズバリの家具はこちらです↑

一見シンプルで、カラーボックスを横にしたような感じと思う方もいるかもしれませんが、これを限りなく再現しようとするとかなりの技術がいります。

四隅の加工が斜めになっているところや脚が斜めになっているところ。。難しそうですが僕なりにアレンジしたものでOKということなので、自分の作りやすい形で作らせていただきました。

大きな板の材料が必要だったので、今回はラジアタパインの集成材を使用しました。脚も同じ材料で作っています。

背板には綺麗なシナ合板を使いました。

木端の部分には、先にラジアタパインの木端を隠すようにヒノキの角棒を貼り付けてあります。そのままでもよかったんですが、集成材のジョイントが見えてしまうので一手間加えてより綺麗にしてみました。

四隅の加工はスライド丸鋸の斜めカットで再現しました。

こうすることで、木口が完全に見えなくなり見た目がとても綺麗な仕上がりになります。

斜めにカットした部分にはジョイントカッターで斜めに溝を掘り、ビスケットジョイントで接合しました。

商品リンクhttps://amzn.to/48WO21x

こうしてみると、木口が隠れているだけでカラーボックスとは全く違うおしゃれな感じが最高ですよね。

今回は全体的に角をトリマーで丸くして優しいイメージにしてあります。

アンティーク家具にはチーク材を使ったものが多くありますが、集成材を使っていても塗装次第ではかなりチークのような落ち着いた色を表現できます。実際には本物の深みは出ませんが、材料のコストが半端じゃ無いので。。

今回の塗装は、水性ウレタンニスの艶消しチークを使いました。

商品リンクhttps://amzn.to/49eBAcZ

丁寧に少しずつ3、4回塗り重ねたので、綺麗に仕上がりました。

脚は丸棒タイプの脚が作れないので、ストレートの脚を作りました。ただストレートでは面白くないので、先を少し細くして上品な感じに仕上げてみました。

先を細くしたので、見た目的に少し斜めの脚に見えるという効果が、あったりなかったり。

棚板は可変式が良いということで、ダボ穴を開けて可変できるようにしました。棚板は、使っているうちに反ってこないように裏の見えない部分に角材を取り付けて強度アップしてあります。

こちらが友人のヘアサロンに無事納品され、設置した写真です。運送屋さんに感謝。

友人はとてもセンスがあり、おしゃれな人なので、お店の内装もシンプルおしゃれ系です。なので、今回の家具がとてもピッタリで一安心。

これはその友人に撮ってもらった写真なのですが、撮り方もおしゃれ。何より、少ししか物をディスプレイしないというところがまた、わかっていらっしゃる。。

ということで今回は、友人のためにシンプルなブックシェルフを作りました。

依頼される家具に同じものは一つとして無いので、毎回新鮮な気持ちで丁寧に作っています。自分の作れるものしか作れませんが、本当に喜んでくれたのでこちらも幸せです。

またのご依頼お待ちしています。

アトリエキンパラでした。

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Amazonのアソシエイトとして、アトリエキンパラは適格販売により収入を得ています。