Kimpa Life

Kimpa Life キンパライフ

趣味のDIYを中心に、こだわりのあるシンプルライフを充実させていくブログです。

【スポンサーリンク】

【DIY】製作依頼!木目を活かした引き出し、扉つきのおしゃれでアンティーク風な電話台を製作しました

電話台を製作しました。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回の製作依頼は電話台を作って欲しいという依頼でした。

電話?そういえば我が家には固定電話がない。

製作する電話台の主な条件は、

・落ち着いた感じ

・引き出し

・扉

・ちょっとした棚

・木目調

・掃除ができるように下は隙間を開ける

と言った感じの希望がありました。

なので構造的には、以前製作したサイドボードと同じような構造にしました。

 

www.kimpalife.com

 

大きさは、W550mm×H800mm×D350mmというちょうど作りやすい感じのサイズです。

収納はご覧の通り、スペースを最大限活かせる感じにしました。

ただ家具の幅的に扉が若干小さくて、キャッチ付きのスライド蝶番は、かなり締め付け力があるので、この扉には少々強すぎる感じになりました。

次からはこのくらいのサイズの時は、キャッチの無い丁番にしようと思います。

作ってみて初めてわかることがあるので、経験は大事です。

構造はこんな感じにしました。

今回の場合は木目を生かした塗装をしたかったので、側板の部分や棚の部分には、ラワン合板ではなくシナランバーコアを使いました。

塗装して木目が見えても綺麗な仕上がりになります。

材料費は、結構違います。。

組み立てもほぼビスケットジョイントですが、強度的になにも問題ありません。

塗装はこんな感じにしました。

落ち着いた色が良いということで、今回選んだ塗料は、ワシンの水性ウレタンニスのつや消しオールナットにしました。

商品リンクhttps://amzn.to/3tXYvdA

スプレーガンを使って塗装しましたが、これがなかなか思うような色にならず、少し苦戦しました。

最初は黄色っぽく色が着きますが、なかなか濃い深い色にならないので、合計3回吹きました。

扉を塗る時には、こんな感じに100均のターンテーブルを使うと塗りやすいと思います。

本体もしっかりマスキングして、扉や引き出しの中は塗らずに、塗料を節約しましたw

材料にはほとんどヒノキを使っていますが、白い木肌のヒノキも頑張って塗装すればこんなに深い色になります。

使用しているのが着色塗料なので、オイルステイン塗装と違い、ヒノキ本来の独特なムラが少し抑えられ、チークのような深い色になりました。

もう少しウォールナットに似せるには、ダーク系を混ぜた方が良さそうですね。

まとめ

引き出しあり、扉あり、棚あり、木目調で落ち付きもあり。そして下の掃除がしやすいように脚を高くしました。

と言った感じに全ての条件をクリアして、綺麗な電話台を製作しました。

家具作りの楽しい時は・・・設置して問題なかった時。その他は結構大変な作業の繰り返しだとつくづく思います。

まあでも、喜んでもらえたら嬉しいです。

アトリエキンパラでした。

アトリエキンパラのYouTubeチャンネル

アトリエキンパラのYouTubeチャンネルもぜひチェックしてみてください!


www.youtube.com

【DIY】オーダーメイド。お気に入りのスカーフを飾る!大型フォトフレームを製作しました。

大型のフォトフレームを製作しました。

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回の製作依頼は、お気に入りのスカーフを飾るための大きなフォトフレームです。

20%OFF!The Animals Observatory RAY ONESIZE HANDKERCHIEF ROMA - W THE STORE

スカーフの大きさは、74cm×74cmの大判サイズです。

この大きさのフォトフレームは、なかなか見たことがありません。もちろん作ったことはありませんが、フォトフレームなら何度も作っているので製作には問題ありません。

スカーフを飾る大型フォトフレーム

こちらが完成したフォトフレームです。大きいですね。

大きさは、804mm×804mmです。中にはアクリルの2mmが入ります。

これだけ大きいときには、ラチェット式のベルトクランプが役に立ちます。

このベルトクランプは、最大外周5mまで対応できます。

商品リンクhttps://amzn.to/3Sfh46k

色は、黒が良いということで、水性の黒で2回塗装しました。

塗り方は、ハケ塗りではなく、ローラーを使いました。

刷毛で塗ると、刷毛の跡が残ってしまうので、ローラーで塗る方が誰でも綺麗に塗れると思います。

ローラーで塗ると、塗った直後はこんな感じにボコボコした見た目になりますが、時間が経って落ち着くと、前の写真のように綺麗になります。刷毛塗りよりは全然綺麗です。

裏面には、豆カンを取り付けて、紐を通しました。

豆カンの安全荷重は1個で2kg 1組5kgです。

さらに、裏面上部には福井金属工芸さんのティースハンガー F-0204という額縁用の引っ掛け金具を取り付けて、こちらでも引っ掛けられるようにしました。

商品リンクhttps://amzn.to/3TVYL7Q

このティースハンガーの安全荷重は5kgです。

アトリエキンパラの焼印

さらにさらに、目立たないところにアトリエキンパラの焼印を押させていただきました。

これは、YouTubeをはじめて知り合った方がわざわざ作ってくれました。

ずっと欲しかった焼印。ありがとうございます。これからバンバン押せるように頑張ります。

ちょっと飾ってみた。

以前、製作したサイドボードと比べてもこの大きさ。

部屋の中に飾れば、目立つこと間違いなしです。

スカーフを入れて飾っていただきました。

依頼主から写真を送っていただきました。ピッタリサイズでよかったです。一安心。

でもスカーフにシワがよったりして、フォトフレームに入れるのに少し苦労したそうです。何かノウハウがあるのかもしれません。次回、依頼が来た時のために調べておきます。

入り口正面に、このような感じで飾るそうです。
遊びに来た方に、「シャレオツ〜。」と言われること間違いなしです。

またの製作依頼をお待ちしています。

アトリエキンパラでした。

アトリエキンパラのYouTubeチャンネル

アトリエキンパラのYouTubeチャンネルでは、家具や木工治具の製作の様子を動画配信しています。よかったらみてください!


www.youtube.com

【DIY】オーダーメイド、シンプルでオシャレなサイドボード(水槽台)を製作しました

サイドボードを製作しました。

f:id:kimparatoru:20220406173506j:plain

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回の製作依頼は、水槽台を作って欲しいという依頼でした。

水槽台ってなんでしょうと思って、ググってみると、ちょっとガッチリした背の低い棚といった感じでした。

形や作りも様々で、水槽台とはこれだ!というものは特に無いみたいでした。

ということで今回は、リビングにピッタリの水槽台にもなるサイドボードを作りました。

おしゃれでシンプルなサイドボード(水槽台)

f:id:kimparatoru:20220406174842j:plain

サイドボードは、元はダイニングに置いて食器を収納するような家具ですが、大きさ的にも収納力的にも水槽台にピッタリです。

f:id:kimparatoru:20220408220402j:plain

大きさは、W800×D350×H700(mm)で、少し低めのキャビネットという感じでしょうか。

今回の要望は、テレビの横に置けて、そんなに背の高くないものが欲しいというものでした。

これならそんなに圧迫感は無いと思います。

f:id:kimparatoru:20220408221123j:plain

下段には、スライド蝶番で扉をつけました。中には可動式の棚板を入れておきました。

金魚を飼うにしても、色々な道具が収納できると便利だと思います。

f:id:kimparatoru:20220408221356j:plain

上段はスライドレール式の引き出しにしました。

細かいものの収納には、引き出しが便利だと思います。

今回取っ手にはホームセンターで購入した、少し大きめのツマミを使ってみました。シンプルだけど、存在感があっておしゃれです。

f:id:kimparatoru:20220408221553j:plain

天板は、ヒノキの板を何枚か繋ぎ合わせて作りました。

表面には艶ありの水性ウレタンニスを3回塗り重ねて、ピッカピカにしてあります。

商品リンクhttps://amzn.to/3TOHIEy

水槽を置くということで、水を弾きやすくなっています。

お手入れもタオルでサッと拭くだけです。

f:id:kimparatoru:20220408221832j:plain

全体的な色は、グレーが良いとのことだったので、ホームセンターでグレーを買ってきました。

このグレーは少し青みがかったようなグレーですが、なかなかオシャレな色で気に入りました。

天板に使った、ワトコオイルのミディアムウォールナットとの相性も抜群です。

商品リンクhttps://amzn.to/3RRDSbe

まとめ

f:id:kimparatoru:20220408222031j:plain

今回も、売っているようで売っていない、シンプルでなかなかオシャレなサイドボードを作ることができました。

依頼主も喜んでくれたので一安心です。

少しの間、我が家に置いておきましたが、納品した後は少し寂しくなるくらいでした。

すぐに同じものを作って欲しいと言われましたが、、時間がかかるのでもう少し待ってもらうことにしました。

今回の動画

今回のサイドボードの製作の様子をYouTubeにアップしました。

もしよろしければ、高評価やチャンネル登録もよろしくお願いします。励みになります。


www.youtube.com

 

【DIY】子どもも喜ぶ!おままごとコーヒースタンドの作り方 Part3

f:id:kimparatoru:20220222094232j:plain

みなさんこんにちは、寝る前は戦いごっこ。

アトリエキンパラです。

今回は、おままごとコーヒースタンドの作り方 Part3です。

Part1 Part2をご覧になっていない方はこちらです↓

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

小さな棚を作る

f:id:kimparatoru:20220220173631p:plain

コーヒースタンドの端に2段の小さな棚をつけました。

棚があるだけで、子どもたちの遊びの幅も広がりますよ!

f:id:kimparatoru:20220220173824j:plain

棚の枠に使用したのは、60×30の角材です。

棚板を取り付ける部分に5mmほどの溝を加えます。

f:id:kimparatoru:20220220174021j:plain

溝の作り方の方法としては、ノコで5mmの溝を入れてから、ノミで切り取る方法が比較的簡単だと思います。

僕はテーブルソーで何回もカットして溝を入れました。

f:id:kimparatoru:20220220174142j:plain

短い角材を用意して、枠を組んでいきます。

f:id:kimparatoru:20220220174238j:plain

ここは後から見えるところなので、木ねじで固定した後にダボで埋めておきます。

こういうところの一手間が大事なのかもしれません。

f:id:kimparatoru:20220220174324j:plain

棚板には、統一感を持たせるために、天板と同じパイン集成材を使いました。

スライドマルノコで寸法通りにカットします。

スライドマルノコhttps://amzn.to/3HfqvMU

f:id:kimparatoru:20220220174544j:plain

角は天板と同じように丸くして、万が一顔にぶつかっても怪我をしないようにします。

f:id:kimparatoru:20220220174645j:plain

横からネジで固定すれば、小さな棚の完成です。なかなか簡単な作り。

黒板を作る

f:id:kimparatoru:20220222100617p:plain

チョークを使ってメニューが書けるように、黒板を作ります。

作りは扉と同じような作りです。

f:id:kimparatoru:20220222100637j:plain

MDFを入れるための溝は、テーブルソーで入れていきます。

左右をひっくり返して2回、溝を入れることで材料の中心に溝を掘ることができます。

f:id:kimparatoru:20220222100916j:plain

組み立て用のホゾは、トリマーテーブル用のクロスカット治具で加工します。

www.kimpalife.com

f:id:kimparatoru:20220222100923j:plain

ホゾの太さは、最初に入れた溝の幅とほぼ同じです。

入りにくい場合は少し削るとうまく入ると思います。

簡単に黒板になる!ターナーのチョークボードペイント

f:id:kimparatoru:20220222111337j:plain

中に入れるMDFをカットして、仮組みをします。ピッタリハマると本当に気持ちがいいです。

今回このMDFにターナーのチョークボードペイントを塗っていきます。

商品リンクhttps://amzn.to/48ILd49

f:id:kimparatoru:20220222111634p:plain

色は全部で7種類あります。今回はブラックを選びましたが、またの機会にグリーンも使ってみたいです。

f:id:kimparatoru:20220222111925j:plain

塗る前に、塗料100に対して水を20混ぜます。

水を入れることでとっても伸びが良く、塗りやすくなります。

f:id:kimparatoru:20220222112215j:plain

MDFは目が細かいので、とても綺麗に仕上がります。

2回塗ることで、さらに綺麗に仕上がりました。

f:id:kimparatoru:20220222113606j:plain

乾いたので、早速チョークで試し書きしてみましたが、びっくりするくらい綺麗に書けます!

100均などに売っている、安い黒板の書き味とは全然違います。

材料をMDFにしたのも良かったのかもしれません。

f:id:kimparatoru:20220222113609j:plain

上の部分には取手用の穴を開けておきました。

開け方は簡単で、中心振分で二つの穴を開け、その間をジグソーでカットしたら、トリマーテーブルで綺麗に長穴にするだけです。

f:id:kimparatoru:20220222113612j:plain

組み立てにはボンドを使い、クイックバークランプでしっかり固定します。

ボンドが乾けば、黒板の完成です。

f:id:kimparatoru:20220222113615j:plain

本体の表面に黒板を引っ掛けるための場所を作り、簡単に取り外しできるようにしました。

コーヒースタンドっぽく塗装する

f:id:kimparatoru:20220222113622j:plain

本体は真っ白にしました。

細かいところを小さな刷毛で塗り、あとはペイントローラーを使って塗りました。

やっぱりペンキ塗装は、最低でも2回塗らないと色がのりませんね。

1回では、木の木目が出てきて色が薄い感じになります。

根気よく2回塗ると、綺麗に仕上がります。

f:id:kimparatoru:20220222113625j:plain

棚と2枚の天板は、屋根と同じワトコオイルのミディアムウォールナットを塗り、天板の2枚は、仕上げとして水性ウレタンニスを塗りました。

商品リンクhttps://amzn.to/3HeRbNT

ワトコオイルなどのオイルステイン系の塗料は、材料に染み込むので表面はコーティングされません。

水性ウレタンニスを塗ることで表面がコーティングされ、何かをこぼしたときに掃除すうるのがラクになります。

コーヒースタンドを組み立てる

f:id:kimparatoru:20220222113628j:plain

長かったコーヒースタンドの製作も大詰めです。

屋根は一つずつ真鍮の丸頭釘で固定していきます。

この真鍮の丸頭釘が子供の遊び場に置くものにピッタリで、面に突起が無く、安全な釘です。見た目も少しおしゃれになります。

釘を打つときは、多分割れないとは思いますが、念の為一つ一つ下穴を開けて割れを防ぎました。かなり大変でした。

f:id:kimparatoru:20220222113631j:plain

綺麗に並んで組み立てられた屋根は、新築物件のようです。w

丸頭釘のゴールドが、いいアクセントになりますね。

f:id:kimparatoru:20220222113635j:plain

天板は裏からネジで固定します。

f:id:kimparatoru:20220222133235j:plain

こういう時に持っていて良かったのが、この小さな電動ドライバーです。

商品リンクhttps://amzn.to/3HcnnSb

ボッシュ(BOSCH)のコードレス電動ドライバー IXO5 をたまたま安かった時に買っておきました。

使い心地は、普段使っているインパクトドライバーよりかなり優しく回る電動ドライバーといった感じでしょうか。

f:id:kimparatoru:20220222113641j:plain

棚は、簡単にネジで柱と天板に固定しました。

f:id:kimparatoru:20220222113638j:plain

黒板にCoffee stand と書いて引っ掛ければ、

f:id:kimparatoru:20220222113644j:plain

おままごとコーヒースタンドの完成です!

本体の白とその他のミディアムウォールナットの色合いがとても良いです。

形もシンプルにまとまり、おままごとに利用できそうな雰囲気もバッチリ出ました。

まとめ

f:id:kimparatoru:20220222113651j:plain

できたコーヒースタンドは子供たちの遊び場に置いてあげました。奥には、何年か前に作ったキッチンも置いてあります。

www.kimpalife.com

f:id:kimparatoru:20220222113654j:plain

子供たちに披露すると、テンション爆上がりで喜んで遊んでくれました。

その様子は動画の最後に映っているので良かったらみてください↓


www.youtube.com

子供たちの反応が想像以上でひと安心です。作った甲斐がありました。

みなさんも絶対に子供が喜ぶコーヒースタンドを作ってあげてみてはいかがでしょうか。

アトリエキンパラでした。

【DIY】子どもも喜ぶ!おままごとコーヒースタンドの作りかた Part2

f:id:kimparatoru:20220220145220j:plain

みなさんこんにちは、週末はおままごと。

アトリエキンパラです。

今回はおままごとコーヒースタンドの作り方 Part2です。

Part1をご覧になっていない方はこちら↓

www.kimpalife.com

パレット材を整える

f:id:kimparatoru:20220216164959j:plain

今回、本体の周りに貼ったり、屋根に使用する材料には、もらってきたパレット材を使います。

もちろん普通は手に入らないと思うので、ホームセンターで購入できる1×4材で十分です。

f:id:kimparatoru:20220216165632p:plain

パレットとは、フォークリフトでものを運ぶときに使う台のことです。

表面はかなり歪んでいたり、ボロボロなので、

f:id:kimparatoru:20220216165829j:plain

手押しカンナと、

f:id:kimparatoru:20220216165846j:plain

自動カンナで綺麗に整えます。

f:id:kimparatoru:20220216170047j:plain

材料の幅は、テーブルソーで大体統一しました。

テーブルソーhttps://amzn.to/48rA2ww

本体の周りに板を貼る

f:id:kimparatoru:20220216172215p:plain

本体の周りに整えたパレット材を貼っていきます。

側面には2枚ずつ貼り、正面には9枚ほど貼っていきます。使う材料の幅によって枚数は違ってきます。

f:id:kimparatoru:20220216170433j:plain

ただ板を貼るだけでは少しつまらないので、トリマーで角に6Rほどの丸みをつけました。

トリマーhttps://amzn.to/4aLskil

これだけでも結構可愛らしくなります。

f:id:kimparatoru:20220216172904j:plain

一枚一枚ボンドとフィニッシュネイラーで固定していき、フィニッシュネイラーの跡は、木工パテで埋めておきます。

f:id:kimparatoru:20220216173241j:plain

正面の右側には空間を開け、後で棚板を設置します。

f:id:kimparatoru:20220216173454j:plain

板を貼るとこんな感じになります。トリマーで角を取ったことで、立体感が出ますね。

屋根を作る

f:id:kimparatoru:20220216224702p:plain

屋根の骨組みは30角の角材をロの字に組みます。

f:id:kimparatoru:20220216174052j:plain

組み立てるときは、クランピングスクエア(直角定規)を当てて直角を作りながらクランプすると綺麗に組み立てることができます。

f:id:kimparatoru:20220216225223j:plain

直角定規とは、こういったものです。

商品リンクhttps://amzn.to/4aLL55j

90度がしっかり出ていて、樹脂製ですがかなり頑丈にできています。

二つ以上持っていると、箱状のものを作るときにとっても便利です。

f:id:kimparatoru:20220216173920j:plain

クランプをして直角を作ったら、木ネジで固定してダボで塞いでおきます。

f:id:kimparatoru:20220220112155p:plain

屋根にもパレット材を使い、同じ長さのものを全部で11本使いました。

f:id:kimparatoru:20220220113910j:plain

先端はコンパスで程よく丸みをつけます。

f:id:kimparatoru:20220220113952j:plain

バンドソーがあると、安定して丸い部分をカットできます。

もちろんジグソーでカットしてもOKです。

f:id:kimparatoru:20220220114115j:plain

さらにディスクサンダーで丸みを滑らかにします。パレット材は基本的に柔らかいので、簡単に削ることができます。パイン材?なのかな?

f:id:kimparatoru:20220220114249j:plain

見本となる1本ができたら、それを元にトリマーで複製します。

こんな感じのトグルクランプを使った簡単な治具を作りました。11本もありますからね、時短です。

ちなみに屋根を複製するのに使ったビットは、オフの店で購入したもので、KERV フラッシュトリムビット 6mm軸 刃長31.8mm です。

今までビットを何本か購入していますが、かなり切れ味は良いものです。すぐに焼き付いたり、欠けたりしません。

www.off.co.jp

f:id:kimparatoru:20220220132646j:plain

角は、ボーズ面ビットを使ってRをつけておきます。

見た目的にも2倍可愛くなります。

トリマーを使った後は、どうしてもバリが気になるので、軽く240番のサンドペーパーでサンディングしておきます。

f:id:kimparatoru:20220220133821j:plain

これで11枚の屋根が出来上がりました。骨組みには後で取り付けます。

f:id:kimparatoru:20220220133929j:plain

屋根は先に塗装をしました。

使用したのは、ワトコオイルのミディアムウォールナットです。

商品リンクhttps://amzn.to/4aQc0Ne

白木の状態よりも深みが増して、存在感も上がります。

屋根の骨組みを本体に取り付ける

f:id:kimparatoru:20220220134938p:plain

屋根の骨組みを本体に取り付ける前に、2×4を横に取り付けました。

強度を増す目的でつけたんですが、屋根の骨組みだけでも良かったような気がします。

少し重くなってしまいました。

f:id:kimparatoru:20220220141741j:plain

屋根の骨組みは、こんな感じに上からネジで固定します。

後で屋根の板で隠れるので、ネジ穴はそのままでOK。

天板を作る

f:id:kimparatoru:20220220143135p:plain

天板はメインの天板と本体内側の天板の二つを作ります。

f:id:kimparatoru:20220220144227j:plain

天板には、ホームセンターで購入した、18mmのパイン集成材を使いました。

f:id:kimparatoru:20220220144255j:plain

メインの天板は柱と干渉する部分があるので、そこをバンドソーで切り欠きます。

こういうときにテーブルがあってフェンスがあるバンドソーは便利です。

f:id:kimparatoru:20220220144423j:plain

残りは手鋸で切り取ります。

f:id:kimparatoru:20220220144650j:plain

天板の角に、大体10〜15Rくらいのワッシャーのような丸いものを当てて丸みをつけます。

f:id:kimparatoru:20220220144847j:plain

オービットサンダーで角にRをつけます。

商品リンクhttps://amzn.to/47xHbKr

ポイントは、角になるべく垂直になるように当てて、ゆっくり動かしながらちょっとずつ丸みをつけていくことです。

勢いよくやると楕円になってしまいます。

Part3はこちら↓

www.kimpalife.com

【DIY】子どもも喜ぶ!おままごとコーヒースタンドの作りかた Part1

f:id:kimparatoru:20220216162343j:plain

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、子どもたちが絶対に喜ぶ、おままごとコーヒースタンドを作ってみました。

これを作れば、気分はイケメンカフェ店員です!

作り方を簡単に記事にしてみたので、よかったら参考にしてみてください。

今回の動画

今回の製作動画は、YouTubeでご覧いただけます。

よろしければ、高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。


www.youtube.com

コーヒースタンドの作り方

今回のコーヒースタンドの材料には、ラワン合板や2×4やパレット材を使用しました。

全く同じ材料を用意するのは難しいと思うので、紹介する材料の厚みや寸法などは、自由に変えていただいて、オリジナルのサイズで作っていくと良いと思います。

本体を作る

f:id:kimparatoru:20220216141006p:plain

まずは、本体を作ります。

本体は、このようになっていて、全て15mmのラワン合板で作りました。

f:id:kimparatoru:20220216150826j:plain

大きなラワン合板をカットするときには、下に断熱材に使われるスタイロフォームを敷いてカットするとカットしやすいと思います。

発泡スチロールと少し似ていますが、スタイロフォームの方が丈夫で簡単にボロボロになりません。

f:id:kimparatoru:20220216141131j:plain

細長いものはテーブルソーでカットしました。

この本体の箱を先に作り、柱や周りの装飾を徐々に付けていくイメージです。

f:id:kimparatoru:20220216151545j:plain

組み立てには、木口にタイトボンドを塗って、フィニッシュネイラーで仮組みして、

f:id:kimparatoru:20220216151742j:plain

皿取り錐で下穴を開けて、木ネジで止めていきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3vwnZiZ

ネジの長さは、反対側に15〜20mm飛び出すくらいで良いと思います。

f:id:kimparatoru:20220216152522j:plain

本体の周りには、後で板を貼っていくのでネジが見えていても問題ありません。

f:id:kimparatoru:20220216153422j:plain

こんな感じに、どうしてもネジが見えてしまうところは、

f:id:kimparatoru:20220216153652j:plain

木工パテで埋めておいて、固まったらサンディングしておきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3Hg7rhO

f:id:kimparatoru:20220216152744j:plain

本体の真ん中に中板を取り付けるときには、いらない板を内寸でカットしたものを両サイドに置くことで、安定して固定できます。

f:id:kimparatoru:20220216153956j:plain

これで本体の完成です。

かなりガッチリしていて、ちょっとやそっとじゃ壊れません!

柱を作る

f:id:kimparatoru:20220216160234p:plain

柱には2×4を使います。

屋根の位置があまりにも低すぎると子供の顔が見えないので、お子さんの身長に合わせて柱の高さを調整すると良いと思います。

f:id:kimparatoru:20220216160607j:plain

柱の上の部分は、屋根の角度を少し付けたかったので、傾斜角30度でカットしました。

f:id:kimparatoru:20220216160906j:plain

後で前板を取り付けるので、柱を本体に固定するときは、15mm分前に出して固定します。

f:id:kimparatoru:20220216161735j:plain

柱は、本体の内側から固定し、パテでネジ跡を埋めておきます。

Part2はこちら↓

www.kimpalife.com

 

【DIY】子どもの成長記録を残そう!2×4で作る目盛付き身長測定器の作り方

f:id:kimparatoru:20211011134851j:plain

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、子供の成長を記録するための身長測定器を作ってみました。
最近の家(我が家は築10年以上)は、柱が表に出ていませんから、柱に直接線を引くという事はなかなかできないですよね。

ぜひ参考にして作ってみてください。

身長測定器の構造

f:id:kimparatoru:20211011142917p:plain

今回作る身長測定器の構造はこんな感じです。柱となる2×4に少し段差をつけ、そこに折りたたみ式の測定器を上から通す感じです。折り畳みはダボを軸にして作ります。

折り畳みの固定と柱への固定にはマグネットを使います。構造的にはとってもシンプルです。

折りたたみ式測定器部分を作る

材料を加工

f:id:kimparatoru:20211011134917j:plain

今回使用する材料はホワイトウッドです。
テーブルソーで測定器部分の材料をカットしていきます。

f:id:kimparatoru:20211011134921j:plain

頭が当たっても危なく無いように、先端部分は角を取って丸くしておきます。

マグネットを仕込む

f:id:kimparatoru:20211011134930j:plain

測定器を広げたときに固定するために、マグネットを使って固定します。

マグネットには、金属ヨーク(キャップ)というものをマグネットに被せたものを使用しました。

マグネットのサイズはφ20で、持っているボアビットに合わせて選びました。

f:id:kimparatoru:20211011134927j:plain

小さな角材の中心に、φ20のボアビットで穴を座グリます。

f:id:kimparatoru:20211011134933j:plain

マグネットの深さになるようにザグったら、マグネットを入れてネジで固定します。
マグネットは穴があるタイプなので、簡単にねじ止めできます。

f:id:kimparatoru:20211011134935j:plain

マグネットを仕込んだものをボンドで貼り付けて、クランプで固定します。

f:id:kimparatoru:20211011135006j:plain

接着したら、側面に軸用の穴を開けます。最初から大きな穴を開けると、簡単に割れてしまうので、細いドリルで穴を開けてから徐々に大きくしたほうが割れにくいと思います。割れましたが。。

f:id:kimparatoru:20211011135010j:plain

角の部分は、折り畳むときに干渉するので、削って丸くしておきます。

側板を作る

溝を掘る

f:id:kimparatoru:20211011134939j:plain

側板には、柱を滑らせるための溝を掘ります。

f:id:kimparatoru:20211011134942j:plain

テーブルソーで何回もカットして、こんな感じに段差を作ります。

f:id:kimparatoru:20211011134948j:plain

ここも角が出ていると危ないので、ディスクサンダーで面を取っておきます。

軸を取り付けてマグネットを仕込む

f:id:kimparatoru:20211011134951j:plain

側面に軸用の穴を開けます。

f:id:kimparatoru:20211011134954j:plain

軸にはφ8のダボを使うので、φ8の穴を開けます。ホワイトウッドは柔らかいので、割れやすいです。。

f:id:kimparatoru:20211011134957j:plain

側板の片側には、先ほどと同じようにマグネットを仕込みます。

f:id:kimparatoru:20211011135000j:plain

このマグネットが、柱にくっ付きます。

f:id:kimparatoru:20211011135003j:plain

軸のダボを叩き入れます。ダボはボンドで接着しました。

測定器部分の組み立て

f:id:kimparatoru:20211011135015j:plain

両側板の内側に中板を挟み込み、可動部を軸に差し込みながら挟み込んで固定します。組み立ては、ボンドのみで十分です。

f:id:kimparatoru:20211011135035j:plain

中板には可動部の固定用に同じマグネットを仕込みます。最初はワッシャーを取り付けて、そこにマグネットが貼り付くようにしましたが、このマグネットの磁力では保磁力が足りませんでした。。
最初からネオジム磁石を選択しておけばよかったかもしれません。

f:id:kimparatoru:20211011135019j:plain

可動部は、使っているうちに取れないように、角材を貼り付けて補強しました。

柱を作る

歪みをとる

f:id:kimparatoru:20211011135022j:plain

柱にもホワイトウッドの2×4を使います。
少し見にくいですが、かなり歪んでいます。ホワイトウッドはソフトウッドなので、湿気ですぐに歪んでしまいます。あきらめましょう。
色々頑張って補正しようとしましたが、真っ直ぐにはなりませんでした。。

今使っている手押しカンナよりも、もっとテーブルの長い手押しカンナがあれば、、上手く歪みが取れると思います↓

www.delta-mokkoukikai.com

段差をつける

f:id:kimparatoru:20211011135025j:plain

柱の側面には、先ほど作った測定部分を差し込むための段差を作ります。
愛用のトリマー(リョービのMTR-42)で何回かに分けて削っていきます。

柱の高さ調整

f:id:kimparatoru:20211011135027j:plain

柱の高さは、ドアの高さに合わせてカットします。
使用しているシンワ測定の丸ノコガイド定規【エルアングルフィット】は、丸ノコ初心者の方には是非使っていただきたいオススメの木工アイテムです。

商品リンクhttps://amzn.to/3RSrBmS

僕もこの丸ノコガイド定規を、木工をやり始めたときに手に入れたおかげで、DIYがより楽しくなったと思います。

f:id:kimparatoru:20211011135032j:plain

柱に測定器部分を差し込んでみて、スムーズに動くか確認します。ホワイトウッドの柱が歪んでいるので、突っ掛かるところがあるかもしれません。そこは軽く削って補正します。

ワンポイントにダボを入れる

f:id:kimparatoru:20211011135041j:plain

柱には100ピッチで穴を開け、ダボをたたき入れました。ちょっとしたワンポイントになります。

塗装する

f:id:kimparatoru:20211011135038j:plain

今回は、ワトコオイルのミディアムウォールナットで塗っていきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3NY9YAP

f:id:kimparatoru:20211011135044j:plain

先ほどのワンポイントのダボは、塗装するとこんな感じに濃くなって見やすくなります。

設置する

f:id:kimparatoru:20211011135046j:plain

柱にセッティングメジャーを貼り付けます。

商品リンクhttps://amzn.to/3NXpexM

両面テープ付きなので簡単に貼れます。
このセッティングメジャーは金属製なので、柱に貼り付けたこれに測定器がマグネットで張り付くという構造です。なかなかの原始的アイデア!

f:id:kimparatoru:20211011135049j:plain

柱は、壁の下地があるところに木ネジで固定しました。

身長測定器の完成

f:id:kimparatoru:20211011135054j:plain

これで身長測定器の完成です!
折り畳むととてもコンパクトで、上か下に貼り付けておけば邪魔になりません。

f:id:kimparatoru:20211011134914j:plain

子供の身長を測りたい時は、測定部分を開けばあっという間に測れます。
これで子供の成長が少しわかりやすくなりました。

アトリエキンパラでは、普段生活の中であったらいいなと思うモノを作っています。是非これからも暇つぶしにご覧いただければ幸いです。

アトリエキンパラでした。

今回の動画

今回の製作動画をYouTubeチャンネルで公開しています。よろしければそちらも合わせてご覧ください。高評価、チャンネル登録もよろしくお願いします。


www.youtube.com

【DIY】机の上を整理整頓!コンセントも隠せる小物収納BOXを作ってみた

f:id:kimparatoru:20211005145059j:plain

みなさんこんにちは、趣味は日曜大工のアトリエキンパラです。

今回は、友人の製作依頼で、机の上を整理するための小物収納BOXを作りました。
確かに机の上って、いつも何かしら散らかっていますよね。

みなさんの収納BOX作りの参考になれば幸いです。

今回の製作依頼内容

f:id:kimparatoru:20211005144909j:plain

こちらが製作依頼をいただいた友人宅の長机になります。

地域特有?の防災ラジオが置いてあり、ついでにNintendo Switchも置いてあります。そこに小物収納を置いて2つをなんとかしたいそうです。

わかります。

設計してみました

f:id:kimparatoru:20211005144921j:plain

そして今回、僕が考えたのがこちらになります。
友人の希望で、ラジオとゲーム機は全て隠さず、若干見える方が良いそうなのでこのような感じになりました。

f:id:kimparatoru:20211005144924j:plain

あとは、背面のコンセントと底の配線穴をなんとか避けて作ります。

コンセントのアクセスは簡単にフタにしました。

f:id:kimparatoru:20211005144927j:plain

手前右側にスペースができたので、そこの部分は2段の引き出しにします。

この設計を元に製作していきます!

材料の板を作る

f:id:kimparatoru:20211005144930j:plain

今回し要する材料はヒノキです。このままでは幅が足りなかったので、2枚を繋ぎ合わせて少し幅を大きくします。

f:id:kimparatoru:20211005144933j:plain

必要な分だけ繋ぎ合わせたいので、テーブルソーで大まかにサイズを調整します。

f:id:kimparatoru:20211005144942j:plain

板をボンドで繋ぎます。クイックバークランプで締め付けました。

商品リンクhttps://amzn.to/3HdnRHp

f:id:kimparatoru:20211005144945j:plain

このままだと板が曲がってしまうので、端の部分に板と板で挟み込んでクランプします。

f:id:kimparatoru:20211005144948j:plain

ボンドが固まれば板の完成。はみ出して固まったボンドは、ノミを使って削り取ります。

f:id:kimparatoru:20211005144951j:plain

手押しかんなや自動かんなを使って厚みを整えたら、材料の準備は整いました。

カットして組み立て用の溝を掘る

材料のカット

f:id:kimparatoru:20211005144954j:plain

側板や前板などの寸法でそれぞれカットしていきます。長年使っているテーブルソー用のクロスカット治具。そろそろ新しいクロスカット治具を作ろうか模索中です。

f:id:kimparatoru:20211005144958j:plain

今回の組み方は、トリマーで溝を掘って差し込む形で組んでいきます。ネジを使わずボンドだけで組みます。

f:id:kimparatoru:20211005145001j:plain

材料の板厚を12mmにしたので、ストレートビットの12mmを使って溝を掘ります。

オススメのトリマービット

オススメのトリマービット(ストレートビット)を少しご紹介したいと思います。

f:id:kimparatoru:20211005145007j:plain

こちらはホームセンターで購入できる、アースマンストレートビットです。

商品リンクhttps://amzn.to/3HaOmgV

安価で手に入りやすいですが、切れ味が少しイマイチです。

f:id:kimparatoru:20211005145010j:plain

こちらもホームセンターで売っているところには売っている、ARDENのストレートビットです。

商品リンクhttps://amzn.to/3tPStM9

アースマンの物よりも2倍ほどのお値段ですが、その代わりに切れ味抜群です。
一度これを使ってしまうと、またこれを選んでしまいます。

使ってみるとわかりますが、バリの量が全然違います。削っている時の抵抗感も違います。

溝を掘っていく

f:id:kimparatoru:20211005145004j:plain

トリマーテーブルを使って間違い無いように溝を掘っていきます。

f:id:kimparatoru:20211005145013j:plain

ついでに配線穴を開け、手触りが良くなるように角Rをつけます。

f:id:kimparatoru:20211005145016j:plain

掘った溝にはバリがあるので、薄い板にサンドペーパーを巻いてサンディングすると簡単にバリが取れます。

少し微調整する

f:id:kimparatoru:20211005145019j:plain

刃径12mmのストレートビットを使ったつもりですが、幅をノギスで測ってみると11.5mmくらいの幅でした。

デジタルノギス 商品リンクhttps://amzn.to/3tKwJkX

f:id:kimparatoru:20211005145022j:plain

板厚は11.8mm、12mmにしたつもりが、、

f:id:kimparatoru:20211005145025j:plain

ということで差し込む側の板をほんの少しだけ削って、溝に無理なく入るようにしました。

組み立てる

f:id:kimparatoru:20211005145029j:plain

今回の組み立てには、ボンドだけということでクランプやハタガネを使って固定していきます。外からねじ止めしてダボで隠すのもありですが、今回は表面を綺麗に仕上げたかったのでボンドだけにしました。

f:id:kimparatoru:20211005145032j:plain

こんな感じに所々おさえていく感じです。ハタガネを使うことで、狭かったり細かい部分も固定しやすいので、とっても便利だと思います。

前蓋を作る

f:id:kimparatoru:20211005145035j:plain

前蓋は、ふすまや障子と同じ構造にしてみました。マグネットを仕込むことも考えましたが、この形に挑戦してみました。

本体には溝を掘ってあり、蓋の上下を違う形で加工してあります。
正直、設計通りにいかず、少し微調整しながら入る形に加工しました。正面の指抜き穴はΦ20くらいがちょうど良さそうです。

引き出しを作る

f:id:kimparatoru:20211005145037j:plain

本体右側に入れる引き出しも、溝を掘って組み立てます。

f:id:kimparatoru:20211005145041j:plain

これも何度か試行錯誤して、一番良い形にトリマーテーブルをセットします。これなら引き出した時の見た目も綺麗。

f:id:kimparatoru:20211005145044j:plain

使っているうちに外れないように、ボンドをしっかりと塗ってハタガネで締め付けます。ほんとにハタガネは便利。

f:id:kimparatoru:20211005145047j:plain

本体の引き出し奥には背板が無いので、角棒をストッパー代わりに取り付けておきます。この分若干ですが、引き出しの奥行きを調整しています。

塗装する

f:id:kimparatoru:20211005145050j:plain

これで形は完成です。なかなか綺麗に小物収納BOXができました。

f:id:kimparatoru:20211005145053j:plain

今回使用する塗料は、依頼主のお宅の長机の色に合わせて、ワシンペイントの水性ウレタンニスつや消しエボニーにしました。

商品リンクhttps://amzn.to/41T5uB7

いつもはワトコオイルで着色してから水性ウレタンニスでコーティングという流れが多いですが、この塗料は着色とウレタンニス塗装が同時にできる優れものです。

f:id:kimparatoru:20211005145056j:plain

スプレーガンを使って塗装しました。

商品リンクhttps://amzn.to/47wbzVv

初めてこの塗料を使いましたが、かなり扱いやすいです。今回、3度重ね塗りしましたが塗り重ねるたびに綺麗な仕上がりになります。

1度塗りではなかなか深みは出ませんが、徐々に深みがましていく感じです。これはリピートするアイテムだと思います。
塗るポイントとしては、一度塗ったら完全に乾くまで待ち、400番のサンドペーパーで軽くサンディングすると、思った以上にツルツルになります。やってみて。

小物収納BOXの完成

f:id:kimparatoru:20211005145059j:plain

小物収納BOXが完成しました!

今回つや消し塗料を使いましたが、深い色味で若干の光沢感があって、少し高級な感じに仕上がりました。
形もシンプルで、実用性バッチリな収納BOXになりました。

f:id:kimparatoru:20211008111939j:plain

設置したところを友人が撮ってくれました。色も周りに溶け込んでいてちょうどよかっったみたいです。ほんとに良かった。

我が家にも一つ作ろうかな。今回は小物収納BOXを作りました。

アトリエキンパラでした。

動画もあります!


www.youtube.com

今回の製作の様子は、アトリエキンパラのYouTubeチャンネルでご覧いただけます。
ぜひとも高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします!

【DIY】洗濯機横の隙間を生かした収納術!引き出し&ティッシュBOX付き隙間収納家具の作り方 パート2

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は洗濯機横収納の続きをやっていきます。

パート1をご覧になっていない方はこちらからどうぞ↓

www.kimpalife.com

塗装する

f:id:kimparatoru:20210607104220j:plain

天板はワトコオイルのミディアムウォールナットで塗装します。

商品リンクhttps://amzn.to/3O1AOIp

いらないタオルに染み込ませて軽く塗るという方法もありますが、ムラが出たりするのでハケで塗るのが手っ取り早いです。

ハケは頑張って洗えば何度も使えるかもしれませんが、一度使うと硬くなって使いずらくなるので、僕は一番安いものを買って使い捨てにしています。1本90円くらい?

f:id:kimparatoru:20210607104117j:plain

本体と引き出しの前板は白にしました。

ワトコオイルのミディアムウォールナットと白色って相性いいんですよね。

f:id:kimparatoru:20210607104238j:plain

天板が乾いたら、いつもの水性ウレタンニスを塗っておきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3SdpN9o

使うところが洗面台の横なので、必ず水が飛んできます。水性ウレタンニスを塗っておくだけで水を弾いて浸透しなくなり、お手入れがとってもラクになります。絶対に塗ることをオススメします!

引き出しを取り付ける

f:id:kimparatoru:20210607104109j:plain

引き出しを取り付けるときは、本体を横にして5.5mmの合板をスライドレールの横に挟み込みます。そしてネジで固定します。

f:id:kimparatoru:20210607104113j:plain

引き出し側にも取り外したスライドレールを取り付けて、本体と合体すれば引き出しの完成です。

f:id:kimparatoru:20210607104225j:plain

あとは前板をバランスを見ながら取り付けます。f:id:kimparatoru:20210607104230j:plain

ツマミを取り付けたいんですが、付属のネジでは長さが足りなかったので、内側の板厚分をザグリます。

f:id:kimparatoru:20210607104234j:plain

ツマミを取り付けます。このツマミ、かっこいいでしょ。

商品リンクhttps://amzn.to/3TXtSQ9

f:id:kimparatoru:20210608143726j:plain

自分の中で最近一番ハマったアイテムがこのツマミです。

和気産業(WAKI)さんの真鍮つまみで、持った感じの重厚感が本当にしっかりしています。

amazonで安い取手を使う機会が多かったので、この重厚感には感動しました。

これが本当の真鍮つまみなんだな〜と思いました。中までぎっしり真鍮です。

天板を取り付ける

f:id:kimparatoru:20210607104242j:plain

丁番をフタの裏面に当て、鉛筆で枠線を写しとります。

f:id:kimparatoru:20210607104246j:plain

その線に沿ってカッターで切り目を入れます。

f:id:kimparatoru:20210607104250j:plain

丁番の厚み分の出幅でトリマービットをセットして、枠線の内側を削り取ります。

f:id:kimparatoru:20210607104254j:plain

ノミを使って綺麗に整えます。

f:id:kimparatoru:20210607104257j:plain

本体の方も同じ容量で削ります。

f:id:kimparatoru:20210607104302j:plain

丁番を取り付けて、

f:id:kimparatoru:20210607104306j:plain

フタを取り付ければ完成です。

f:id:kimparatoru:20210607104310j:plain

綿棒を入れる小さいフタの方のツマミにはケルダボという棚ダボのパーツを流用しました。こういった小さめのツマミがなかなか売っていないんですよね。。

f:id:kimparatoru:20210607104313j:plain

オスとメスのパーツに分かれていますが、オスの方を下穴を開けたフタに無理やりペンチでねじ込みました。ペンチの先には厚手のティッシュを巻いて、傷がつかないようにしています。

f:id:kimparatoru:20210607104318j:plain

大きな天板は手前だけ下から取り付けました。なぜかというと、奥の方はどうやって取り付けたらいいのか思いつきませんでした。。

f:id:kimparatoru:20210608155043p:plain

小さいL字金具を使って、こんな感じにすればいいんでしょうか。もっと良い方法があると思いますが、また調べておきます。

洗濯機横の隙間収納の完成!

f:id:kimparatoru:20210607161635j:plain

これで洗濯機横の引き出し付き収納家具の完成です。設置するとこんな感じ。自分で作ればピッタリ感は最高です!ミディアムウォールナットとホワイトが爽やかです。

f:id:kimparatoru:20210607104323j:plain

ティッシュもスムーズに取り出せます。少し深めに作ってあるので、ストックをしまうことができます。

f:id:kimparatoru:20210607104338j:plain

綿棒の方もピッタリ入りました。こういうのは意外と売ってないかもしれませんね。

f:id:kimparatoru:20210607104332j:plain

引き出しにはドライヤーを収納。今までドライヤーは棚の上に置いておくだけで、行き場所に困っていたところもあったので、このドライヤー専用収納は嬉しいです。

f:id:kimparatoru:20210607104343j:plain

ゴミ箱は必要最低限のスペースを作っておいたのでバッチリ使えます。ふた付きのゴミ箱は嫌な臭いを抑えられるので必須です。

f:id:kimparatoru:20210607104328j:plain

今回の家具はいかがでしたでしょうか?

洗濯機横の隙間は家によって全然違います。ぜひ、自分の家にピッタリな世界に一つだけの収納家具を作ってみたらいかがでしょうか?

今回の動画

今回の製作動画をご覧になりたい方はこちらからご覧ください。もしよろしければ、高評価とチャンネル登録もぜひお願いします。アトリエキンパラでした。


www.youtube.com

 

こちらも読まれています↓

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

【DIY】洗濯機横の隙間を生かした収納術!引き出し&ティッシュBOX付き隙間収納家具の作り方 パート1

f:id:kimparatoru:20210607155505j:plain

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、洗濯機と洗面台の間のスペースを生かした収納家具を作りました。

ドライヤーが収納できる引き出しに、ティッシュと綿棒がセットできる場所もありの至れり尽くせり隙間収納。みなさんもぜひ空いた隙間に作ってみてください。

今回の動画

動画でご覧になりたい方はこちらからご覧ください。もしよろしければ、高評価とチャンネル登録も是非お願いします。みなさんのDIYの参考になれば幸いです。


www.youtube.com

ビフォーアフター

f:id:kimparatoru:20210607103908j:plain

Before こちらが家具を設置する前です。洗濯機と洗面台の間の空間が勿体無いですよね。足踏み式のゴミ箱はそのまま使いたいと思っています。

f:id:kimparatoru:20210607161635j:plain

After こちらが家具を設置後。なかなかいい感じではないでしょうか?

では早速作っていきます。

材料をカット

f:id:kimparatoru:20210607103911j:plain

まずは材料をカットしていきます。使用したのはいつものラワン合板の15mmです。前回作った簡易パネルソーで簡単にカットしていきます。

 

www.kimpalife.com

 

f:id:kimparatoru:20210607103917j:plain

テーブルソーに乗るサイズのものはテーブルソーでカットします。

f:id:kimparatoru:20210607103920j:plain

こういった収納家具は似たような大きさのパーツになるので、どれが背面なのか側面なのか、わかりやすいように付箋を付けながら作業すると効率がいいと思います。僕は付箋には寸法を記入しています。そうすることでカットするときに間違いをなくすことができます。よく間違えるので。。

f:id:kimparatoru:20210607103925j:plain

細かいパーツもじゃんじゃんカットしていきます。

トリマーで溝を掘る

f:id:kimparatoru:20210607170323p:plain

家具の作り方は人それぞれいろいろなやり方がありますが、今回は先にトリマーで溝を掘り、そこに板をはめ込んで作るやり方で作っていこうと思います。

f:id:kimparatoru:20210607103928j:plain

以前、インスタでプロの木工家の方に質問してみたところ、組み立てやすさや精度アップのために溝を掘る方法で組み立てていたので、今回やってみました。

ちなみに僕のインスタはこちらです↓

https://www.instagram.com/atelier_kimpara/

不定期にアップしていますので、もしよかったらフォローお願いします。

f:id:kimparatoru:20210607103933j:plain

使用するトリマービットは板厚に合わせて15mmストレートビットを使います。

商品リンクhttps://amzn.to/4aWzGzp

愛用しているトリマーはリョービのMTR-42です。

商品リンクhttps://amzn.to/48Rf6P0

引いた線に合わせてジグをセットし、3mmの深さで掘っていきます。

 

www.kimpalife.com

 

f:id:kimparatoru:20210607103937j:plain

掘れたら15mmの合板を入れてみて幅を確認します。これがかなりピッタリ合うんですね、気持ちいい。これなら精度はバッチリです。

組み立て前の下準備

f:id:kimparatoru:20210607103940j:plain

組み立ての時は反対側から木ネジで固定しますが、わかりやすいように溝を掘ったところに下穴を開けます。

f:id:kimparatoru:20210607103945j:plain

ひっくり返してダボあなも開けます。これは6mmのダボでいいと思います。こうすることで木ネジの止める場所は一目瞭然、作業効率が上がります。

f:id:kimparatoru:20210607103949j:plain

あとはオービタルサンダーの240番でサンディングして下準備は完了です。

ランダムオービットサンダ 商品リンクhttps://amzn.to/41XaLrF

組み立てる

f:id:kimparatoru:20210607103953j:plain

組み立ては溝を掘ってあるので非常に簡単。タイトボンドを溝に塗って、

f:id:kimparatoru:20210607103957j:plain

サックっとはめていきます。

f:id:kimparatoru:20210607104001j:plain

この方法の失敗しそうなポイントその1としては、溝の奥まで差し込まないと寸法が狂ってくるところです。しっかりとクランプで圧をかけるのがポイントです。

先ほど開けたダボ穴に下穴を開けます。

f:id:kimparatoru:20210607104005j:plain

そして木ネジで固定していきます。

f:id:kimparatoru:20210607104009j:plain

最後にダボを打ち込んで、

f:id:kimparatoru:20210607104013j:plain

ダボを根本からカット。

f:id:kimparatoru:20210607165243j:plain

これで本体の組み立ては完了です。今回のように棚板がある場合は、トリマーで溝を掘ってから組み立てる方法がやりやすいかもしれませんね。

これからは作るものによってこの方法を取り入れていこうと思います。

失敗しそうなポイントその2としては、棚板の寸法を両サイドの溝の深さ分足してあげないといけないということですね。

じゃないと完成した時の寸法が溝の深さ分足りなくなってしまいます。。

引き出しを作る

f:id:kimparatoru:20210607104017j:plain

引き出しを作っていきます。テーブルソーで刃を5mmだけ出してフェンスを2、3回ずらしながらカットしていきます。

f:id:kimparatoru:20210607172325p:plain

溝の位置については特にいつも決めているわけではありませんが、今回はこんな感じの位置にしてあります。考え方としては、底板には5.5mmの合板を使うので溝の幅は6mm。深さは3mmでは少し足りないと感じたので5mmに設定しました。ここの設定はみなさんどうしているんでしょうね?詳しい方に聞いてみたいところです。

f:id:kimparatoru:20210607104021j:plain

実際に溝に5.5mmの合板を入れてみて入り具合を確認します。少し動く程度。僕はこの設定で不便を感じたことはありません。

f:id:kimparatoru:20210607104026j:plain

引き出しも本体と同様に、今回は溝を掘ってから組み立てる方式にしてみました。やっぱりこの方法は一手間かかりますが、組み立ては楽になりますね。

f:id:kimparatoru:20210607104030j:plain

タイトボンドで接着してネジで固定していきます。

f:id:kimparatoru:20210607104033j:plain

同じ一枚の合板から材料を取ったので、バリが気になります。手の触れるところはしっかりサンディングしておきます。本当は桐かファルカタ材を使えばもう少し柔らかい手触りになります。自分で使うものなのでコストダウン。

木口を隠す

f:id:kimparatoru:20210607173704p:plain

本体の木口に厚さ10mmの角材を貼っていきます。

f:id:kimparatoru:20210607104038j:plain

一本一本材料の寸法を写し撮りながらカットしていきます。しっかり寸法通りカットしているつもりでも本当に微妙に違ったりするので本体に合わせるのがベストだと思います。

f:id:kimparatoru:20210607104047j:plainボンドで貼り付けたらフィニッシュネイラーで固定します。

フィニッシュネイラー 商品リンクhttps://amzn.to/48v13z8

f:id:kimparatoru:20210607104051j:plain

木工用パテで埋めて、乾いたらサンディングして平にしておきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3vySFQw

この一手間で塗装の仕上がりが綺麗に仕上がるので頑張ります。

天板を作る

f:id:kimparatoru:20210607180458p:plain

天板にはヒノキの20mmを使いました。サイズ的に横が350mm、縦が465mmと縦長な感じです。一枚の板を作る上で左右に板を貼り合わせて作るか、前後に貼り合わせて作るか、の2パターンあると思いますが、この場合正面から見たときに木口が見えないようにするのが一般的だと思います。上の画像の右側の方が綺麗に見えると思います。

f:id:kimparatoru:20210607104054j:plain

板の枚数で考えると、縦長の天板は少し枚数が多くなってしまうので手間が増えてしまいます。それに、板の枚数が増える分だけ接合面も増えて反りやすくなってしまいます。

f:id:kimparatoru:20210607213619p:plain

反りを最小限にする方法としては、上の図のように、板の上下を交互にひっくり返しながら張り合わせると良いそうです。

とはいえ実際はホームセンターで購入してくる節が多い材料なので、使いたい面と使いたくない面が出てきてしまいます。木は反るものだと理解することが大事かもしれませんね。

f:id:kimparatoru:20210607104104j:plain

引き出しの前板は集成材の18mmを使いました。

f:id:kimparatoru:20210607104122j:plain

天板が乾いたら、寸法通りにカットします。

フタを作る

f:id:kimparatoru:20210607104125j:plain

天板の後ろの部分はカットして、ティッシュboxのフタと綿棒を入れる部分のフタを作ります。

f:id:kimparatoru:20210607104130j:plain

ティッシュの取り出し口は試行錯誤した結果、160mm×35mmくらい空いていればスムーズに取り出せることがわかりました。

ボール盤に15〜20mmくらいのボアビットをセットし、四隅に穴をあけ、余分なところをジグソーで切り取ります。

ボアビット 商品リンクhttps://amzn.to/3RYwESM

f:id:kimparatoru:20210607104134j:plain

ジグソーだけだとガタガタなので、トリマーテーブルで綺麗に仕上げます。

f:id:kimparatoru:20210607104139j:plain

ついでにボール盤にヤスリをセットして、さらに綺麗にしたら、

f:id:kimparatoru:20210607104143j:plain

 トリマーを使って角を取っておきます。

パート2へ続く↓

 

www.kimpalife.com

 

【DIY】シンプルでおしゃれ!イケア風引き出し収納の作り方

f:id:kimparatoru:20210316110239j:plain

DIY好きのみなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回はIKEAの引き出しユニットに憧れて、イケア風の引き出し収納を作ってみました。サイズは自分の机に合わせて設計したので、少し小さくしましたが、見た目は似てるでしょ?早速作っていきましょう!

今回の動画

今回の製作の様子はYouTubeにアップしてあるので、動画でご覧になりたい方はこちらをご覧ください。そして、もしよろしければ、高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします!


【DIY】IKEA風引き出し収納の作り方/IKEA style drawer DIY

IKEAの引き出しユニットALEX(アレクス)とは?

f:id:kimparatoru:20210316110243j:plain

こちらがIKEAの引き出しユニットのALEX(アレクス)です。

シンプルでおしゃれなPCデスクに使われているのをよく見かけますよね。これを左右に2台置いて、その上に木製の天板を置けばあっという間にシンプルなPCデスクになってしまうというとっても便利な商品なんです。正規品はサイズも大きく、引き出しの一つ一つにスライドレールがついていて動きも良さそうです。

でも一つ1万円、、2つで2万円、、作りから考えて妥当な値段だとは思いますが結構しますよね。

www.ikea.com

イケア風引き出し収納の作り方

材料をカット

f:id:kimparatoru:20210316110247j:plain

今回使った材料は、お馴染みのラワン合板の15mmです。価格はホームセンターで1枚2,750円くらいです。丸のこで大まかに切り出します。

f:id:kimparatoru:20210316110252j:plain

次にテーブルソーで寸法通りにカットしていきます。

ポケットホール治具で下穴を開ける

f:id:kimparatoru:20210316110257j:plain

組み立ては至ってシンプルに、自作のポケットホールジグで下穴を開け、ボンドと木ネジで組み立てます。

www.kimpalife.com

f:id:kimparatoru:20210316110305j:plain

こんな感じにポケットホールを開けていきます。組んだ時に見えないところに開けていくのがポイントです。

ポケットホールジグ 商品リンクhttps://amzn.to/48w7gLd

箱状に組み立てる

f:id:kimparatoru:20210316110309j:plain

ボンドはいつものタイトボンド3を使いました。

f:id:kimparatoru:20210316110313j:plain

木ネジで固定していきます。本当は専用のネジの方が固定力が高いと思いますが、普通の皿ネジでも結構固定されます。

f:id:kimparatoru:20210316141636j:plain

ちなみにこちらが専用のネジです。鍋ビスに似たような頭の形状をしています。

f:id:kimparatoru:20210316110318j:plain

組み立ての時には必ずクランプを忘れずに!皿ビスで組み立てる場合、材料同士が引っ張られずに隙間が開いてしまう可能性が高いので、クランプで固定してからねじ止めすることをオススメします。

f:id:kimparatoru:20210316110322j:plain

クランプで組み立てるときに少しやりずらいなーと思ったら、先にフィニッシュネイラーで仮組みすると作業しやすいと思います。

f:id:kimparatoru:20210316110326j:plain

こんな感じで箱状に組み立てました。

木口を隠す

f:id:kimparatoru:20210316110331j:plain

ラワン合板の木口はそのままでは見栄えが悪いし、塗装ののりも悪いので、板厚と同じ幅の角材を切り出して貼り付けていきます。

f:id:kimparatoru:20210316110336j:plain

長さを決めたら卓上丸のこでカットして、

f:id:kimparatoru:20210316110340j:plain

ボンドとフィニッシュネイラーで木口に貼り付けていきます。木口テープという選択肢もありますが、ホームセンターにはPVC製の塗装がのらないタイプのものしか売っていないので、こういう時に端材の出番!余った端材は勿体無いので細くカットして利用してあげます。

フィニッシュネイラーでついた跡は木工パテで埋めておきます。

商品リンクhttps://amzn.to/48vjkwc

レールを取り付ける

f:id:kimparatoru:20210316110346j:plain

イケアの引き出しは、一つ一つに金属製のスライドレールがついていて引き出しやすい構造になっていますが、これがなかなかのコストアップの要因です。なので今回は角材をレール代わりにして、引き出しの箱の方に一手間加えてスライドさせる構造にします。普通に引き出しとして使う分には何も問題ないので、これによって大幅なコストダウンになります!

レール用の角材にはあらかじめ皿もみをして皿ネジの頭が飛び出さないようにしておきます。この加工をしないと、柔らかい材料の場合は割れる原因になります。

f:id:kimparatoru:20210316110350j:plain

先端はこんな感じになっています。

商品リンクhttps://amzn.to/3Sg2StW

f:id:kimparatoru:20210316144940j:plain

元々は先端がこのように、木工用のドリル?の形状をしたものがセットされていますが、どうも切れ味が悪かったので、鉄鋼用のドリルをセットして使っています。

f:id:kimparatoru:20210316110354j:plain

あらかじめ引き出しの大きさから計算した位置にフィニッシュネイラーで仮組みし、木ネジで固定していきます。

位置決めの時には、スペーサー代わりの板を置いて作業すると等間隔で綺麗に固定できます。

f:id:kimparatoru:20210316110358j:plain

レールの取り付け完了。

引き出しを作る

f:id:kimparatoru:20210316110402j:plain

引き出しを作っていきます。引き出しは深さの浅いものが3個と深いものが2個の計5個の引き出しを作ります。

クロスカットテーブルを延長して同じ長さでいくつもカットできるようにしました。

f:id:kimparatoru:20210316110406j:plain

引き出しの組み立てには、自作のコーナークランプを使って組み立てていきます。精度もそんなに悪くはないと思うし、簡単に組み立てられるので一つ作っておいても良いと思います。

www.kimpalife.com

f:id:kimparatoru:20210316110410j:plain

こんな感じでたくさんの引き出しの枠ができました。(2台分)

f:id:kimparatoru:20210316110414j:plain

底板には5.5mmのラワン合板を使います。

f:id:kimparatoru:20210316110422j:plain

ボンドで底面に貼り付けて、フィニッシュネイラーで固定します。

f:id:kimparatoru:20210316110426j:plain

引き出しの側面には角材の通る溝を掘るので、底からの位置に印をつけます。

f:id:kimparatoru:20210316110431j:plain

トリマーフェンスを印の位置で固定して、15mmのストレートビットで溝を掘っていきます。3mmずつ掘っていくので少し手間はかかりますが、スライドレールの代わりになってコストも抑えられるので頑張る。

f:id:kimparatoru:20210316110435j:plain

できたものを引き出しに入れてみて動きをチェックします。左右のブレは少ない方がいいです。あまりキツすぎると湿気で開かなくなってしまうので、大体1、2mmあればいいと思います。

前板を取り付ける

f:id:kimparatoru:20210316110439j:plain

前板は先に型を作ってトリマーで削って同じものを量産していきます。

最初に薄い合板に、出力した型紙をスプレーのりで貼り付けて、バンドソーでカットします。カットしたものはヤスリで整えます。

カットで失敗してしまうと、失敗した形で量産してしまうので、綺麗に仕上げます。

f:id:kimparatoru:20210316110443j:plain

寸法通りにカットした前板に型を置いて、切り欠く部分を写しとります。

f:id:kimparatoru:20210316110448j:plain

トリマーで削るより先にバンドソーで余分なところをカットしておいた方が、トリマーで削る量が少なくて済みます。

f:id:kimparatoru:20210316110453j:plain

余分なところをカットした前板に、型を両面テープで貼り付けて、コロ付きの目地払いビットで削っていきます。

トリマービットはあまり安いものはオススメできません。少し値段が高いなと思うトリマービットを使ってみるとわかりますが、切れ味がまるで違いますし、刃の痛みやすさも違います。なんといっても削った表面のバリの出具合が全然違います。

f:id:kimparatoru:20210316110458j:plain

前板ができたら、引き出しの前に貼り付けます。この時、下と左右の隙間をバランス良く貼り付けます。ちょうど設定した隙間と曲尺の厚みが同じだったので、曲尺を下にひいて貼り付けました。

f:id:kimparatoru:20210316110503j:plain

ずれないように引き抜いて、内側からネジで固定します。

f:id:kimparatoru:20210316110511j:plain

最後に全体的にサンディングして引き出しの完成です。

商品リンクhttps://amzn.to/3HgIXot

オリジナルカラーで塗装する

f:id:kimparatoru:20210316110507j:plain

完成しました!と言いたいところですが、色を塗って仕上げます。

f:id:kimparatoru:20210316110515j:plain

今回使う色は、工房内の引き出しやマイターソーステーションにも使用したものと同じ、キャンパスブルーと黒を混ぜて作った「紺色」に塗装していきます。

ちょうど奥に見える引き出しと同じ色です。

f:id:kimparatoru:20210316110521j:plain

塗装にはローラーを使います。ムラなく綺麗に塗れるので、DIY初心者にもオススメの塗り方です。塗装作業が嫌いになりたくない方はローラー塗りをオススメします!

イケア風引き出し収納の完成!

f:id:kimparatoru:20210316110526j:plain

塗料が乾いたらイケア風引き出し収納の完成です!2個作っちゃいました。

どうですか、イケアに売っているよく見る引き出しユニットに似てるでしょ?それにしても引き出しがいっぱいあって作るの結構大変でした。。後で調べてみたら、この正規品は今では生産終了品だそうです。ハンドメイド感ありますが、欲しい方が現れたら販売してみようかな、、してみたい。

f:id:kimparatoru:20210316110530j:plain

以前作ったPCデスクの両サイドに設置してみるとこんな感じです。

なかなかいい出来栄え。収まるサイズで設計したので、もちろんサイズはぴったりです!今まで収納が無かったので、机の上に何も置かない状態はスッキリしていいですね。

みなさんも是非、作ってみてください!

アトリエキンパラでした。

こちらも読まれています↓

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

【DIY】作れば気分も明るくなるよ!木製LED照明の作り方

f:id:kimparatoru:20210305115402j:plain

皆さんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は、工房内をもう少し明るくするために、器具一体型LED蛍光灯を使って、木製のLED照明を作っていこうと思います。コンセントに差すだけで使えるタイプなので、家の中でも場所によっては使えるかもしれません。

スイッチ付器具一体型LED蛍光灯とは

f:id:kimparatoru:20210305115204j:plain

今回使用するLEDはこちらの【スイッチ付器具一体型LED蛍光灯】型番RE-BLIS12-60Fです。

商品リンクhttps://amzn.to/48KEJ4N

商品の特徴は、

・全長117cm

・昼光色(色温度6000-6500ケルビン)

・全光束2180ルーメン

・消費電力18W

・配線工事不要のAC電源コード(2m)付き

・本体に電源スイッチ付き

・付属の連結ケーブル(21cm)で最大12台まで連結して使用可能

・PSEマーク付き

という感じです。

f:id:kimparatoru:20210305115212j:plain

本体に付いている電源スイッチとは側面のこの部分。小さなスイッチが付いていて、そこでON/OFFができるようになっています。手が届くような場所に設置するときには、便利だと思います。

実際に点灯してみると凄く明るくて、工房内で使っている蛍光灯よりも明るい感じがします。消費電力も18Wと一般的な40Wの蛍光灯と比べると大体1/2なのでとっても経済的ですね。

f:id:kimparatoru:20210305115221j:plain

今回4本セットを購入しました。1本当りの付属品は、ACプラグ付き電源コード(2m)、連結用電源コード(21cm)、ダイレクト連結用カプラ、取付金具(2ヶ)、取付ネジ(2本)、取扱説明書です。

4本セットを購入すると付属品が4セット入っています。

今回の動画

今回の製作の様子はYouTubeにアップしてありますので、動画でご覧になりたい方はこちらをご覧ください。


【DIY】器具一体型LED蛍光灯を使った木製LED照明の作り方/Wooden LED lighting DIY

材料をカット

f:id:kimparatoru:20210305115226j:plain

まずは天板の部分をテーブルソーでカットしていきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3TWy0A4

今回使用したのが針葉樹合板の12mmです。使うLEDの長さから、1298×231mmの天板にしました。

f:id:kimparatoru:20210305115230j:plain

側板には、ホワイトウッドの1×4材を使います。1298×52mmと243×52mmを2本ずつカットします。

f:id:kimparatoru:20210305115236j:plain

長い材料には組み立てやすいように溝を作ります。

f:id:kimparatoru:20210305150024p:plain

横から見るとこんな感じになります。

タイトボンドとフィニッシュネイラーで組み立てる

f:id:kimparatoru:20210305115240j:plain

溝にタイトボンドを塗って、

f:id:kimparatoru:20210305115244j:plain

カットした天板をのせて、クランプでしっかり押さえたら、フィニッシュネイラーで上から固定します。

商品リンクhttps://amzn.to/3vtVget

溝を作ったことで上から固定ができるので、フィニッシュネイラーの跡が側面に出ずにキレイに仕上がります。

f:id:kimparatoru:20210305115252j:plain

短い方は、今回は妥協しました。。ちなみに、ネジを使わなくてもボンドだけでかなりしっかり固定されます。直接負荷がかかるところでもないので大丈夫です。

反射板を作る

f:id:kimparatoru:20210305154825p:plain

現在設置してある照明器具を見てみると、反射板が付いていました。正確かどうかは分かりませんが白い反射板を付けることで、付いていない時よりも光を60%反射するみたいです。

f:id:kimparatoru:20210305115257j:plain

斜めカット治具で三角形をカットして、

f:id:kimparatoru:20210305115302j:plain

照明の内側に貼り付けます。

f:id:kimparatoru:20210305115306j:plain

5.5mmのベニヤをカットして、

f:id:kimparatoru:20210305115311j:plain

三角形の上に貼り付けます。

f:id:kimparatoru:20210305115315j:plain

こんな感じに反射板が出来ました。

塗装する

f:id:kimparatoru:20210305115318j:plain

照明器具の内側は白で塗装します。塗りたくない場所はマスキングテープを貼っておきます。

f:id:kimparatoru:20210305115324j:plain

外側は落ち着いた色のウォールナット風にします。

今回使用したのは、ダイソーの工作用ニスのウォールナットです。

f:id:kimparatoru:20210305115327j:plain

220mlで本体価格200円は高いのか安いのか分かりませんが、色はとってもいい感じの色でした。もう少し濃くするには2,3回塗るといいと思います。

LEDを固定する

f:id:kimparatoru:20210305115332j:plain

塗料が乾いたら、同梱されている金具を内側にネジで固定します。

f:id:kimparatoru:20210305115338j:plain

LED2本を同梱の連結用ケーブルで繋いで、取り付けた金具に押し込みながら固定します。とっても簡単。

f:id:kimparatoru:20210305115342j:plain

電源コードを出す位置に25Φの穴を開け、電源コードを通します。

f:id:kimparatoru:20210305115346j:plain

吊り下げ用のヒートンをつけたら木製LED照明の完成です。

f:id:kimparatoru:20210305115350j:plain

重さは約4kgでした。

木製LED照明の完成

f:id:kimparatoru:20210305115354j:plain

木製照明が完成したので設置してみました。周りが少し見窄らしいですが気にしないでください。シンプルで結構いい感じじゃないですか?

f:id:kimparatoru:20210305115358j:plain

今までよりも作業環境が明るくなったのは嬉しいですね。頑張って量産して、他の照明器具も同じものに統一しようと思います。

f:id:kimparatoru:20210305115402j:plain

構造的には本当に簡単な作りなので、皆さんもぜひ作ってみてください。手軽に扱えるLED照明はオススメです。

アトリエキンパラでした。

こちらも読まれています↓

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

【DIY】おしゃれリビング家具!収納たっぷりキャビネットの作り方 Part2

f:id:kimparatoru:20210212105910j:plain

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回は前回のキャビネット製作の続きです。引き出しを大小合わせて12個作っていきますよ。

前回の記事を読んでいない方はこちらも合わせてどうぞ↓

www.kimpalife.com

引き出しを作る

f:id:kimparatoru:20210211210231j:plain

今まで使っていたタンスの引き出しを再利用します。ダボとボンドで組み立ててあるので、プラスチックハンマーで叩けば簡単に分解できました。正面板は集成材で背板と底板は合板、側板は桐でした。

f:id:kimparatoru:20210211210239j:plain

分解したものをリサイズしていきます。

f:id:kimparatoru:20210211210244j:plain

材料が足りなかったので、桐に似ている材料のファルカタ集成材を使っていきます。

f:id:kimparatoru:20210211210248j:plain

大小2種類の引き出しの構造はこんな感じです。4方の側板の下から10mmほどのところに6mmの溝を掘り、5.5mmの底板を入れて組んでいきます。

f:id:kimparatoru:20210211210255j:plain

組む前に引き出しを取り付けるところに材料とスライドレールを置いてみて、ちゃんと入るか確認します。あまりキツすぎても引き出しが硬くなってしまうのでこの時点で微調整します。

f:id:kimparatoru:20210211210259j:plain

タイトボンドとフィニッシュネイラーで仮組みし、木ネジで固定します。

タイトボンド 商品リンクhttps://amzn.to/48BeM7t

フィニッシュネイラー 商品リンクhttps://amzn.to/48npChj

引き出しを取り付ける

f:id:kimparatoru:20210211210304j:plain

スライドレールを5.5mmのベニヤの上に置き隙間を開けて設置します。

f:id:kimparatoru:20210211210308j:plain

丁番ドリルで下穴を開けてから固定した方が、ズレる心配がありません。おすすめ。

f:id:kimparatoru:20210211210312j:plain

スライドレールを引き出して、引き出しを水平に取り付けます。

別のやり方としては、ここで先に中心線を測って、スライドレールの手前を抜き取り、引き出しに取り付けてからはめ込むという方法でもやりやすいと思います。

f:id:kimparatoru:20210211210316j:plain

2段目も同じように取り付けていきます。

f:id:kimparatoru:20210211210322j:plain

下の大きな引き出しを取り付けたら、今度は上の小さな引き出しを作って取り付けます。引き出しは多いと時間がかかります。僕の場合。

f:id:kimparatoru:20210211210328j:plain

できた引き出しを入れてみて、スムーズに動くか確認します。少しきついかなと思うところは、ヤスリで微調整します。

引き出しに前板を取り付ける

f:id:kimparatoru:20210211210333j:plain

引き出しの前板には15mmのヒノキの板を使いました。ホームセンターで購入できるヒノキの板の幅では少し足りなかったので、2枚をボンドでつないで大きくしたものを作ります。こういう時、ハタガネがあるとすごく便利です。

商品リンクhttps://amzn.to/49ajmJZ

f:id:kimparatoru:20210211210337j:plain

カットした前板を引き出しに取り付けます。クランプで固定して、内側から4箇所ネジで固定します。

f:id:kimparatoru:20210211210341j:plain

全体的にバランス良く配置して位置決めしてから取り付けるときれいに仕上がると思います。隙間は4,5mmとりましたが、1,2mmでも良かったみたいです。

この隙間について、インスタでフォローさせていただいている木工家の方に質問したところ、1mmくらいで設計しているそうです。湿気が多い設置場所の場合は2mmにしているそうです。確かに木は天候によってソリ方が全然違いますからね。そういったところも考えないといけませんね。勉強になります!ありがとうございます!

ちなみに僕のインスタはこちらです↓

https://www.instagram.com/atelier_kimpara/

木工関連を載せているので、良かったらみてください。

取っ手を作る

f:id:kimparatoru:20210211210345j:plain

取っ手は、購入したものを取り付けても良かったんですが、引き出しの数が多くてコストが上がってしまうので、端材を利用して自作することにしました。

こちらは何度か登場している使わなくなったベッドの脚の部分です。硬くてしっかりした木材なので捨てるのはもったいない、ということで再利用しました。

f:id:kimparatoru:20210211210349j:plain

シンプルに、指の引っかかる部分を作り、

f:id:kimparatoru:20210211210353j:plain

トリマーテーブルで角をとって、

f:id:kimparatoru:20210211210357j:plain

綺麗にサンディングしました。このシンプルさはいいかもしれませんね。今後も使っていこうかと思います。

ワトコオイルで塗装する

f:id:kimparatoru:20210211210401j:plain

全ての材料がそろったらサンディングをしっかりして、表面を整えてから塗装します。

今回注文された色は「濃いめ」ということで、ワトコオイルのダークウォールナットを使用しました。塗る方の木材がヒノキとパインなので、濃くしたい場合は一度塗りでは少し足りないような気がしました。なので3回塗り重ねて徐々に濃くしていきました。

f:id:kimparatoru:20210211210412j:plain

本体も同じようにワトコオイルのダークウォールナットで塗っていきます。

f:id:kimparatoru:20210211210416j:plain

塗装が乾いたら取っ手を取り付けます。塗装もいい感じですよね。「濃いめ」はこのくらいでしょうか?ウォールナットとは深みが全然違いますが、ヒノキとは思えないくらい濃くなりました。

商品リンクhttps://amzn.to/49ajpFF

水性ウレタンニスでコーティングする

f:id:kimparatoru:20210211210421j:plain

本体と引き出しの前板は、水性ウレタンニスでコーティングします。

商品リンクhttps://amzn.to/3RZqwJM

もともとヒノキは柔らかい木なので、これをするとしないとでは大違いです。表面が硬くなり、キズや汚れが付きにくくなります。オススメです。

f:id:kimparatoru:20210211210425j:plain

使用するスプレーガンはアネスト岩田の初心者用スプレーガンです。

商品リンクhttps://amzn.to/3SgzR1n

いつものスプレーガンです。使いやすい。

f:id:kimparatoru:20210211210430j:plain

刷毛塗りと違い均等に塗れるからとっても綺麗に仕上がります。

リビング用キャビネットの完成!

f:id:kimparatoru:20210211210434j:plain

最後に背板の合板を取り付けたらリビング用キャビネットの完成です!

f:id:kimparatoru:20210211210447j:plain

製作に一ヶ月(土、日)かかりました。。やっぱりこれぐらい大きいものを作るとなると時間がかかりますね。でも時間をかけて丁寧に作ったおかげで、自分の思い描いた比較的設計通りの家具が作れました。

f:id:kimparatoru:20210211210439j:plain

引き出しもバランス良くできたので一安心です。取っ手もいい感じ。

f:id:kimparatoru:20210211210443j:plain

これだけ収納力があれば当初のタンスよりも使いやすいと思います。

f:id:kimparatoru:20210211210453j:plain

リビングの一角にこんな感じに収まりました。天板は使っていたものを流用しました。ちょっと奥まった感じがあったので、今は画像と違って茶色の家具と入れ替えて設置してあります。

やっぱり木目を残したオイルステイン塗装をしてあるので、木の温かみがありますよね。落ち着いている家具かと思いきや、前板と取っ手のインパクトも結構あるので、印象に残る家具ができた気がします。頑張って作った甲斐がありました。

みなさんもぜひ、お気に入りの家具を作ってみてください。今回もご覧いただきありがとうございました。

次回もまたみてください!アトリエキンパラでした。

今回の製作の様子

今回の製作の様子はYouTubeにアップしてありますので、良かったらこちらもご覧ください↓


【DIY】リビング用キャビネットの作り方(Part2)/How to make a Living cabinet (Part2)

こちらも読まれています↓

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

【DIY】おしゃれリビング家具!収納たっぷりキャビネットの作り方 Part1

f:id:kimparatoru:20210202114713j:plain

みなさんこんにちは、アトリエキンパラです。

今回はリビングにぴったりなキャビネット収納を作っていきたいと思います。

目次

イメージを描く

f:id:kimparatoru:20210202114548j:plain

現在、古いタンスを収納として使っています。ですがこの古いタンスは引き出しが大きすぎて、小物の収納としては使いにくいんですよね、大きい割に引き出しの数も少ないんで、そこも改善していきたいと思います。

f:id:kimparatoru:20210202114552p:plain

今回作るのがこんな感じのキャビネットになります。天板は今現在タンスの上に置いている集成材の30mm?をそのまま使うので、作るのは天板以外になります。

f:id:kimparatoru:20210202114556p:plain

引き出しは収納しやすいように多めに設計しました。下がスライドレール式の引き出し4つ、上がスライドレール無しの小さな引き出し8つです。

側面を作る

f:id:kimparatoru:20210202114601j:plain

まずは両側面を作っていきます。今回躯体部分に使う材料はヒノキとホワイトウッドです。手押しかんなで平な面を出します。

商品リンクhttps://amzn.to/48IOgsI

f:id:kimparatoru:20210202114605j:plain

自動かんなで厚みを整えていきます。

商品リンクhttps://amzn.to/3RUIptu

f:id:kimparatoru:20210202114609j:plain

テーブルソーで脚の太さにカットします。

f:id:kimparatoru:20210202114612j:plain

脚の先は少し斜めにカットします。自作の斜めカット治具を使って、

f:id:kimparatoru:20210202114616j:plain

こんな感じに斜めにカットします。カットしない時よりも、設置した時に安定感が増すと思います。

www.kimpalife.com

f:id:kimparatoru:20210202114620j:plain

脚の間に横渡しの材料を取り付けて、二つの側面の枠が完成です。組み立てには木ネジを使い、ダボでネジを隠しておきます。

f:id:kimparatoru:20210202114625j:plain

枠の内側にはMDF合板をタイトボンドとフィニッシュネイラーで固定しておきます。

本体を作る

f:id:kimparatoru:20210202114628j:plain

今度は側板どうしをくっつけて家具の本体にします。長い材料にポケットホールを開けます。

商品リンクhttps://amzn.to/3O0MJGk

www.kimpalife.com

f:id:kimparatoru:20210202114633j:plain

直角が出ているかしっかり確認して側面に固定していきます。

f:id:kimparatoru:20210202114636j:plain

前後の上下に計4本の長い材料を取り付ければ、本体枠が完成です。ここで狂ってしまうと後々微妙にずれてきてしまうので、寸法を見ながら慎重に組み立てます。

底板と仕切りを取り付ける

f:id:kimparatoru:20210202114640j:plain

本体枠の底には角材を貼って、

f:id:kimparatoru:20210202114644j:plain

合板をその上に貼り付けて底面にします。

f:id:kimparatoru:20210202114648j:plain

2段目の高さの寸法でカットした合板を側板の空いたスペースに埋め込みます。

f:id:kimparatoru:20210202114652j:plain

中間にも同じ高さの仕切りを固定します。この合板は15mmを2枚重ねて30mmにしてあります。

f:id:kimparatoru:20210202114656j:plain

その上に、2段目の板をのせて固定します。

f:id:kimparatoru:20210202114700j:plain

2段目の仕切りも取り付けます。クランプはものすごく大事です。

f:id:kimparatoru:20210202114704j:plain

前面の木口が見える部分には角材を貼って、見栄えを良くします。

f:id:kimparatoru:20210202114708j:plain

上の段の引き出し用のレールを取り付けます。レールには角材を使いました。

キャビネットの本体枠の完成!

f:id:kimparatoru:20210202114713j:plain

はいこれでキャビネットの本体枠の完成です。ね、簡単じゃないでしょ?笑笑

当たり前ですが、やっぱり所々直角を見ながら組み立てていくのは神経使いますね。当たり前ですけど。でもそのおかげで綺麗なキャビネットの本体枠が完成しました。

次回は引き出しを作っていきます。良かったら次もまたみてください!

アトリエキンパラでした。

今回の製作の様子

今回の製作の様子はYouTubeにもアップしてあるので良かったらそちらもご覧ください。高評価、チャンネル登録、お待ちしています。


【DIY】リビング用キャビネットの作り方(Part1)/How to make a Living cabinet (Part1)

こちらも読まれています↓

www.kimpalife.com

www.kimpalife.com

【スポンサーリンク】

Amazonのアソシエイトとして、アトリエキンパラは適格販売により収入を得ています。